ごっこ

ごっこ、というのは、子供のあそびのことで、例えば
お医者さんごっこ、といえば、子供が何人かで医者と
看護婦と患者の役割を決めて遊ぶやりかただ。

どこの国にもある子供の遊びかもしれないが、国によって種類が
違うかもしれませんね。

私が子供のころにやったのは、ウルトラマンごっこ。
ウルトラマンというのは、スーパーマンのように宇宙からやってきて
普段は、人間として生活しているが、ピンチになると
恐竜のように大きい姿に変身する正義のヒーローだ。

まず、公園の砂場で、家やビルを作り、そこを踏み荒らす
怪獣(かいじゅう)が現れる。

そこに、ウルトラマンが現れ、怪獣をやっつける。

「ままごと」というのは、この「ごっこ」の一種で、こんどは母親と父親
になって、「家族ごっこ」をする、というものだ。
たいていは、家に父親が帰ってくるところから始まり、食卓を囲んで
夕食を共にする遊び。

そう、「ごっこ」は、多少のイマジネーションが必要なのだ。

しかし、この「ままごと」は、最近の子供は、あまりやらなくなった。

離婚率も高くなり、夕方に帰ってくるお父さんも減り、お母さんも仕事を
持っていることがあるので、どこの家庭にも共通するシーンはないのかも
しれません。

私の家の近所の子供達は、サッカーか、カードゲームか、携帯用のテレビ
ゲームをしている。

これは、今、おそらく、日本全国の子供が同じだと考えていいだろう。

昔は、隣の町にいくと、違う遊びをやっていることも多かったが今はどこの
子供も似たような遊びをしている。

つい先日、「愛国心」をテーマにした討論をテレビでやっていて、若い世代に
思いのほか、愛国心を大事にするべきだという意見が多いというレポートを
していた。

その、和食を愛し、和風の古い家具をマンションに置き、休日は着物で出かけ
たりする反面、外国人に対しては差別的な態度をとる日本の若者のレポートを見ていて
どうも、腑に落ちないところがあった。

もしかすると、あれは一種の「日本人ごっこ」みたいなものかもしれませんね。


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