うるうる



東京は、桜が満開になりました。

桜が咲くまでは、今年はいつ満開になるんだろうとか
今年もあそこの桜はきれいに咲くのかなとか、ただ
待ち遠しくて、楽しみでしかないんだけど、満開の
桜を見ると、なぜか色々なことを思い出して、
ちょっと悲しい気持ちになるのです。

私は、満開の桜の季節に、祖母と犬を亡くしています。

祖母も、犬も、いわゆる老衰で、しかも、桜の花に
見送られるように亡くなったのは、ある意味幸せな
人生(犬生?)だったねと、言われたものです。

昔々の、偉いお坊さんも、できれば桜の季節に死にたいなと
歌に残したくらいですから、まあ、なくなる時期としては
いい時期なのかもしれません。

とは言え、残された私としては、できることなら
まだあと何年でも生きていて欲しかったわけですよ。
別に、桜の季節に逝かなくても、この先何年でも
生きていてくれた方がよっぽどもいいじゃないと思うわけですよ。

そんなことを思うと、うるうる1してきちゃうんですね。

今年も、また、美しくもちょっとさびしい季節がやってきました。


  1. 水分を含んだ状態を表します。 「うるうるする」と言う場合は、たいてい、涙が出そうになる状態のことを表します。 []

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