愚かなルール

一般の企業で野球をしていた選手が、メジャーリーグに行くと表明した。
すると、日本のプロ野球機構は、メジャーリーグに行くことは、黙認するが
日本に帰ってきたら、数年の間は、プロ野球では雇わないというルールを作った。

数年のブランクは、プロスポーツ選手にとっては、致命的だ。
彼は、今後、日本で野球をすることは、実質的にできなくなった。

13年前に、野茂(のも)という日本のプロ野球選手がアメリカに行った時も同じだった。
そのとき、彼は、日本の野球関係者から「日本に帰ってきても、雇うチームはないからな」
と言われたそうである。この「脅し」が、13年の時を経て、ルール化されたわけである。

日本のプロ野球組織は、おそらく、現在、最も時代遅れの組織のひとつだが、ここ数年の
迷走ぶりを見ていると、もはや変化する余力は残っていないと考えるのが自然だろう。

まあ、何かが衰退したり、崩壊したりするときは、たいてい陰惨な経過を辿るものだけれど
野球に限らず、ここ数年、こんなことばかり見せつけられているような気がする。

やっと20世紀が終わり始めたのかもしれませんね。



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