好きでしょう?

「あなたは、**なんか好きでしょう?」と人に言うのは、勇気が要る。

というより、私は、こんなことを人に向って言う勇気はない。

食べ物なら、まだ、言いやすい。

「あなたは、なまこ、なんかが好きなタイプですね」というのは、たとえ違っていても
その場は治まりそうな気がする。

しかし、音楽や映画なんかは、難しい。

下手な作家なんかを挙げると、「オレはあんなヤツが好きだと思われているのか」なんて
怒る人がいそうだ。

私は人にこういうことは言ったことはないが、言われたことはある。

20代後半、30代前半、30代後半に3人の性別も国籍も職業もバラバラの人達にまったく
違う場所で「あなたは、二ールサイモンなんか好きそうね」と言われたのだ。

映画でしか、彼の作品には接したことはない。
嫌いじゃない。むしろ好きかもしれない。

そういう意味では、3人の指摘は間違ってはいないけど「好きでしょう」と言われると
いろいろと考えてしまうものだ。

面白いけれど、少々、シニカルで嫌味なヤツと思われているのではないか、という
気になってくる。

二ールサイモンさんには、申し訳ないけれど。


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