バカ殿

日本で有名なコメディアンの十八番(おはこ)に「バカ殿様(とのさま)」という
コントがある。
顔を白く塗った殿様が、次々におかしなことをするというもので、人気がある。

これには、モデルがある。

江戸時代、日本は、徳川(とくがわ)家が、治めていたが、強大な軍隊を持っていた
わけではなかった。

徳川家は、地方をいくつかに分け、その土地を治める大名を置いた。
大名は、徳川家に従順なものには、広い土地と、大きな権力を与え
それほどでもない大名には監視を厳しくした。

嫌疑をかけられた大名は、すぐに首をはねられ、土地は奪われた。
地方の大名には、徳川家を快く思わない者もたくさんいたが、表向きは忠誠を誓った。


加賀(かが、今の石川県あたり)の前田利常(まえだとしつね)もその1人で徳川家に忠誠を示すために
崩れた服装で、鼻毛を伸ばし、毎日、宴会続きで無能な人間のふりをしたそうだ。

しかし、本当は、かなり有能な人物で、徳川家に対する謀反(むほん)の計画も密かに
進めていたのではと言われている。

作り話かもしれないが、なかなか面白い。

ミサイルが発射されてから、今に至るまで日本の総理は、ほとんど日本にいない。
時々、プレスリーの格好をしたり、らくだに乗ってはしゃいだり、というニュースが伝わってくる。
今日は、サミットに参加するため、ロシアに到着したようだ。

きっと、裏では、戦略を練り、今後、国連をどう動かしていくか、サミットでどう
影響力を行使していくか、考えているはずである。

そう、彼は、バカ殿を演じているだけなのだ。

と、思いたい。

そうで、あってほしい。

そうであることを祈りたい。。。


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