そわそわ

日本は、新聞は、買うものではなく、取るものだ。

つまり、朝と夕方に家に配達してくる契約をするのが一般的。
一ヶ月の契約が4000円程度だ。週末から日曜は、この新聞に広告チラシが挟まってくる。
主なものは、近所のスーパー、車の販売店、家やマンションの広告。
郊外に引っ越したせいか工場の契約社員や大型スーパーのパートの募集広告も
混じるようになった。

このチラシの量が去年あたりから増えてきた。
週末は、新聞より厚い。
特に最近は、求人募集のチラシが劇的に増えた。

それで気がついたのだが、窓から見える工場の煙突から煙が出る日が多い。
去年は、土日は、出ていなかったのだが、今年は、休みの日も出ている。
これらの工場は、マンションなどにすえつけてあるシステムキッチンとか
テレビの液晶画面を作っているそうだ。

大型店舗も次々と作られている。

景気は確実によくなっているようだ。

ニューヨークの市場は、高値を更新し、銀行の利益も順調に伸びている。
どの経済アナリストも、「今回は、バブルのような浮ついた景気ではない」などと
口を揃える。
喜ぶべきことなのかもしれないが、15年前のバブル景気を、うんざりしながら眺めていた
身としては、暗い予感ばかりが頭をかけめぐる。

最近は、経済評論家よりも、証券会社のアナリストがテレビで分析をすることが多いが
ここのところ、なんとなく落ち着きが無いような気がする。

選挙でも、利益誘導タイプと言われる政治家が勝つパターンが増えてきた。
どん底までに落ち込んだ地方経済の担い手達は、公共事業や大型店舗工場を誘致する話で
イチコロだ。

今、日本は、なんとなく皆、ソワソワしているのだ。


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