家の名前

時に子供が、変わった形の家に名前をつけて呼ぶことがある。
例えば、「三角屋根」とか「オバケ屋敷」などだ、ただ、普通は
家に名前は付いていない。

都会では、マンションという名前の集合住宅に住む人が多い。
最近は、80平方メートルほどで、部屋が3つと、リビングとキッチンがある
ものが人気で、家の代わりに購入する人も多い。

このマンションに住むことになると自分の家に名前が付くということになる。

マンションの名前は、ほとんどがカタカナだ。

英語だけでなく、スペイン語、フランス語を使うこともある。
私の知人は、「メゾン・ド・ロジェ」なんて名前のマンションに住んでました。
部屋はひとつで狭いキッチンとトイレとシャワー室があるだけだったが。

マンションを買うのは大きな決断なので、予算内で希望の条件を満たすことが
できるかが最優先され、名前はほとんど気にする人はいない。

しかし、購入して気づくのだ。自分の住所を書く度に、その変な名前を
書かねばならないということに。

最近、近所で売り出し中のマンションは評判がいい。

大型駅に徒歩で10分以内。デパートには歩いていけるし、買い物には
困らない。大きな道の近くで車の移動も便利だ。

学校、病院も近くにあり、子育てにも向いている、というのもセールスポイント。
キッチンなどの設備も最新式で、概観もおしゃれだ。場所のわりに安くて
人気も上々らしい。

しかし私は、お金があっても、買わないだろう。
子育てに向いているとも、思えない。

そのマンションの名前は、「ネバーランド」というのだ。



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