愛車 2

車の店の困ったこと。

「車内のアクセサリー」コーナーには、なぜか、60年代のアメリカの車のイラストがある。
ポニーテールの金髪女性が、芳香剤を持っているポスターなんかもある。
そう、60年代のテイストがまだ、生き残っているのだ!

「車内のアクセサリー」コーナーの近くには、「車のドレスアップ」コーナーがある。

ドレスアップ?

これは、車の外側に、いろいろと工夫をすることらしい。

安いものは、シール。これを貼るだけということもあるが、たいていの場合、タイヤの
ホイールを変えたり、車の後ろのほうに、羽のようなものを付けたり
(空気抵抗によって加速がよくなるとのこと。公道では、多分、意味がない)

凝ってくると、改造して、車の高さを上げたり、下げたりするそうだ。
車の平均的な価格が150万円くらいだが、この「ドレスアップ」に100万円をかける
ひとは少なくないという。

いくつか店を回ったが、どこにいっても、同じなので、これは、日本の車を愛好している人の
平均的な趣味だと考えていいだろう。

車雑誌も退屈

初めて車を買うときに、まったく知識がないので、リサーチと勉強を兼ねて何冊か車雑誌を買った。

本屋には、十種類以上の車雑誌がある。
大きく二つに分かれるようだ。
輸入車中心の車そのものが好きな人のためのものと国産車を中心にした
買う人のためのガイド的な雑誌だ。

前者は、写真もよく、車に関係のないコラムなども多い。
1000円前後。写真も多い。
「日本車は性能はいいが、魅力に欠ける」 というのが一貫した編集方針らしい。
月刊誌が多く、装丁も凝っている。車をワインに例えたりする。

フランス車のエスプリ、イギリス車の品格、イタリア車の官能、なんて紋切り型が
鼻につく。

まあ車の購入ガイドとは言えない。
ハッキリ言うと、役に立たない。

国産車中心の雑誌は、安い。500円程度。カラー写真はわずか。

後者は、いかにして、車を安く買い、改造やドレスアップ(ああ、恥ずかしい言葉!)
を楽しむかというのがテーマのようだ。
読者は、前述のカーショップに通うタイプだろう。

車グッズメーカーの広告が多い。こうなると、悪口はかけませんね。
車は整備して、磨いて、アクセサリーを付けて楽しもうという
広告主の宣伝みたいな特集が続く。

ほとんどの場合、学生が書いたような文で、誤字、脱字が多いのも特徴。
読んでるだけで息苦しくなってくるが、燃費のテストなどがあり、購入のための
データは充実している。

車を買ってからは、雑誌は買っていない。
最近は、若者が車にお金を使わなくなり、雑誌は売れなくなったそうだ。

車周辺のビジネスはどんどんやせ細っていっている。
車は売れなくなっている。



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