犯罪と音楽

大物音楽プロデューサーが詐欺(さぎ)で逮捕された。
所属していた音楽会社は、彼が演奏家として発売していたCDは発売中止。
過去の曲のダウンロード販売も中止にしたそうだ。

しかし、音楽に罪はない。

犯罪歴がある人が関わった音楽を売らないことになったら、少なくとも
私が聞いている音楽のほとんどは、発売禁止になってしまうかもしれない。
ルイ・アームストロングがコルネットに出会ったのは、少年院だったし
チャーリー・パーカーが今、生きていたら、入国できない国がいくつもあるはずだ。

それに、楽曲が売れれば、被害者に返済する足しにはなるのではないだろうか。
私は、逮捕された人物の音楽には興味はないが、発売を止める理由がまったくわからない。

なにより、こういう態度には、音楽でメシを食う人間の心意気というものが
感じられない。

まあ、こんなことを書いても、音楽を愛する人が音楽の仕事をしている
わけではない。心意気でメシは食えない。

大人になるということは、こういうことを受け入れるということかもしれないが
すでに中年になってしまった私は、未だに、なじめないのだ。



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