割れた窓ガラスの魅力

1990年代にニューヨークを安全な場所にするためジュリアーニ市長は
「割れた窓ガラス理論」というものを基本にしたそうだ。

たとえ一枚でも割れたガラス窓を放置しておくと、そこから犯罪が増えていく
という考え方がベースになっている。

よく考えてみると、学校や日常生活で、人々がぼんやりと感じていることではあるが
改めて、理論として町の整備や警備にその考え方を徹底させるというのは
勇断だったのかもしれない。

おそらく私たちも、無意識のうちに、割れたガラスを探してることはあるのでは
ないだろうか。

初めて入ったレストラン、学校、病院、会社、などで、感じる印象のうち何割かは
「ガラスが割れていないか」ということに左右される。
もちろん、この場合、ガラスは、店の人の服装であり、言葉遣いであり、動作が
機敏であるかどうか、といった類いのことだ


ただ、やっぱり大事なのは、レストランでは、味であり、学校では教育内容であり
病院では、治療の成果だ。

ニューヨークは安全で清潔な街になったが、魅力は失われたという人もいる。
90年代以降、アメリカから、何かが発信されたことなどあっただろうか?



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