地名

地名は難しい。

ヨーロッパでも、昔の地名のなごりで、やたらに長い地名が残っていることがある。
ひとつの単語が長々と続き、意味を尋ねると「ウイベン村の西の谷が細くなっているところ」
だったりする。

日本の地名が難しいのは、漢字の読み方だ。
まず、「町」の読み方。これは、「**まち」「**ちょう」のふたつの読み方があり
諸説あるが、どの説も例外が多すぎる。ほぼ規則性はないといっていいだろう。

「オカチ町」は、マチで、「キンシ町」は、チョウ、なぜなら、昔からそう呼ぶから。

つい最近、ニュースで有名になった地名は、おそらく日本中の人が読み方を間違ったはずだ。

八ッ場ダム

政権が変わり、このダムの建設を進めるか、辞めるかで揉めている。

「やつば ダム」としか読めないが、実は、これは、やんばダム と読むのだそうだ。
なぜそう読むのかはわからない。

昔の古い地名が「やんば」だったのかもしれないし、本当は「やつば」だけれど
地元の人がなまって「やんば」と呼ぶようになったのかもしれない。
「やんば」という響きは、少々、田舎っぽいところがある。

漢字というのは、読めるようになると、読めない人をバカにしたくなるものらしい。

何年かすると、「これ、やんば って読むんだよ、知らないの?」
なんて昔から知っていたみたいに言う人が出てくるのだ。 
2009年に知ったばかりのくせにね。



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