そよそよ


ほんの2、3週間前、やっと芽吹いてきたと思ったら
すっかり新緑の美しい季節になりました。

この頃を「風薫る」季節とも言います。
新緑のいい香りが、風で運ばれてくる様子を
表しているそうです。

そう言われてみると、なんだかさわやかな香りが
してくると思いませんか?
そよそよ1と風に乗って、フレッシュな香りがただよってくるような・・・・

日々、あわただしく過ごしていると、そういった言葉を
忘れがちですが、ちょっと思い出してみると、なんだか
豊かな気持ちで過ごせるので、お得な気分です。


  1. 風が静かにふく様子を表します。 []

うろうろ


最近、東京には次々と、新しいビルが建てられています。

ショッピングモールのようなところだったり
ホテルだったり、マンションだったりと、用途は色々ですが、
共通しているのは、金持ちっぽいと言うことでしょうか。
そして、妙に、おしゃれっぽいと言うことです。
(実際に行ってみたわけではないので、あくまでも私のイメージですが)

金持ちでも、おしゃれでもない私は、そういうところに行っても
結局うろうろ1するだけなんですが
とりあえず、行ってみるのは好きだったのです。

でも、最近、ほんとうにあちこちにできるし、特に
ブランド物が好きというわけでもないし、行列に並ぶのは
嫌いだし・・・と、さまざまな理由があって、ここ2、3年の間に
できたところには行っていません。

いつか、金持ち、かつ、おしゃれになったら行ってみようと
思っています。
(そんな日は来るのでしょうか?)


  1. 目的無く、さまよう様子を表します。 []

ぐんぐん


新緑の美しい季節になりました。

この時期のことを、木の芽時(きのめどき)とも
言うそうです。
ちょっと変な気分になる人が多くて、犯罪が増える
時期なんだそうです。

そういえば、この時期になると、祖父母や両親に
「木の芽時だから、気をつけなさいね」とよく言われたものです。

私は別に、変な気分になるなんてことは無いけれど
確かに、なんとなく、新たな気分で頑張ろう!みたいな
気分になることはありますよ。

その辺に生えている草や、木の芽がぐんぐん1のびていくのを
見ていると、私も頑張ろうという気にさせられるのです。

どちらにせよ、自然現象に左右されていることには
かわりなく、それもこれも、人間も自然界の一部ってことなんだな
なんていうことを感じる、木の芽時なのでした。


 

  1. 力強く、進み方がめざましい様子を表します。 []

のろのろ


4月も2週目に入って、都内には新社会人と思われる人の姿が
目立つようになりました。

2,3ヶ月もすると、誰が新入りなんだかわからなくなるんだけど
この時期だけは特別。

新入りさんたちは、スーツや靴が、妙に新しいから
あ、この人は新入りさんね、と言うのがすぐに分かります。

他には、エスカレーターの降り口で、いきなり立ち止まっちゃうとか
学生みたいに、仲間で固まって、のろのろ1歩くとか、
社会人になってしばらくすると、しなくなるようなことを
するので、結構目立つのです。
それに、急いでいるときには、邪魔っ!と思うことも多いので、
余計に目に付くのです。

今は、そんな厳しい目で見てしまう私も、数年前には
同じような様子だったんだろうな。

そのとき迷惑をかけた皆さん、今謝ります。
すみませんでした。


  1. 動きが遅く、鈍い様子を表します。 []

うるうる



東京は、桜が満開になりました。

桜が咲くまでは、今年はいつ満開になるんだろうとか
今年もあそこの桜はきれいに咲くのかなとか、ただ
待ち遠しくて、楽しみでしかないんだけど、満開の
桜を見ると、なぜか色々なことを思い出して、
ちょっと悲しい気持ちになるのです。

私は、満開の桜の季節に、祖母と犬を亡くしています。

祖母も、犬も、いわゆる老衰で、しかも、桜の花に
見送られるように亡くなったのは、ある意味幸せな
人生(犬生?)だったねと、言われたものです。

昔々の、偉いお坊さんも、できれば桜の季節に死にたいなと
歌に残したくらいですから、まあ、なくなる時期としては
いい時期なのかもしれません。

とは言え、残された私としては、できることなら
まだあと何年でも生きていて欲しかったわけですよ。
別に、桜の季節に逝かなくても、この先何年でも
生きていてくれた方がよっぽどもいいじゃないと思うわけですよ。

そんなことを思うと、うるうる1してきちゃうんですね。

今年も、また、美しくもちょっとさびしい季節がやってきました。


  1. 水分を含んだ状態を表します。 「うるうるする」と言う場合は、たいてい、涙が出そうになる状態のことを表します。 []