ゴミ

日本でゴミを捨てるのは、難しい。

現在、ゴミは、10種類程度に分けて出すのが普通だ。
週のうち3,4日は、ゴミを出せることになっている。

しかし、このゴミの考え方は、自治体ごとに違う。

「燃えるゴミ」(「燃やせるゴミ」と書くところもある)の中に、プラスティックが
含まれるかどうか、またよくスーパーなどでよく使われる発泡スチロールが
含まれるかどうかは、違う。

ゴミの収集の方法が変わるのは、だいたい10万から50万単位。

市、や区という単位だ。

粗大ゴミの考え方も大きく違う、有料のところもあれば無料のところもある。

近くの自治体が安い場合は、当然、そこまで持っていく人もいる。

なぜ、このように、細かい規模で、ゴミの収集の方法が違うのかは、その自治体の
財政状況(ざいせいじょうきょう)が大きく関わっている。

簡単に言うと、性能のいい焼却施設を作れるところは、比較的
ゴミの分け方が緩やかで、楽という傾向があるようだ。


韓国ブーム

今年は、何と言っても韓国ブームがすごかった。

11月現在で、韓国の連続ドラマを何本も見ることができるし、本屋に行けば
韓国スターの写真集が飛ぶように売れている。

中でも人気のある男性スターが来日しており、成田空港は、「ビートルズ以来の」
人であふれたそうだ。

韓国ドラマの視聴者のほとんどは、40代から上の女性で、60歳以上の女性にも
大変な人気だ。

実は、若い女性や、男性には、韓国ドラマはほとんど見られていない。

韓国ブームといっても、そのファンは偏っていて、日本中が大騒ぎというわけでは
ないが、40代から60代の女性というのは、お金を持っている。

「儲かっているらしい」とか
「韓国ドラマなんて、昔の日本のドラマと同じじゃないか」

と男性は、やっかみ半分で冷ややかに見つめている。


図書館のセール

町では、クリスマスの飾りの準備が始まって、小さなツリーが売られている。

新潟(にいがた)で起こった地震はようやく余震(よしん)も収ったが、まだ家に
帰れない人が多数いる。
これから雪が降り始めると、生活環境は苛酷になっていくがなんとか仮設住宅
(かせつじゅうたく)の提供は間に合いそうだとのこと。

本格的な冬の前だったことが不幸中の幸いだった。

毎年、この季節になると、古本のセールが行われたり図書館が整理のために、蔵書の
一部を無料で配る催しをやったりする。

特に図書館の無料フェアは、図書館に通っている人しか知らないので、結構、よい本が
無料で手に入る貴重な機会だ。

子供の本に人気があり、若い母親が子供と一緒に絵本などを選んでいる。
持って帰る量に制限はないので、車で大量に持ち帰る人もいる。

辞書や地図などは、人気で、すぐになくなるが、小説や全集の一部などは、いつまでも
残っている。

夏目漱石も、アリストテレスも、無料だというのに、午後になっても、残っていた。


大統領選挙

アメリカ大統領選挙は、もちろん日本でも報道されているが
さほど盛り上がらなかった。

ケリー候補の路線がいまひとつ、はっきりせず、もし選挙に勝ったとしても
路線はそれほど変わらないのではないかという意見が多数を占めていたことと
ブッシュ氏の優勢は最初から明らかだったことが理由かもしれない。

先週は、新潟の地震のニュースが大きく取り上げられていて国際ニュースは影が薄かった。

日本のポップス歌手などによく見られる現象だが、人気が出始めて、一年ほどすると
あっという間に新鮮さが失われ、ずるずると飽きられてしまうということがある。

昔に比べると、皆が「飽きっぽく」なっていることは確実だが、もうひとつの理由に
自分のフアンに対してパフォーマンスをするようになることがある。

安定してコンサート会場を満員にし、CDを売り続けるためには最も効率のよいやり方
だからだろうか。
最初から3年か4年しか人気は続かないとわかっているなら下手に冒険はしないほうが
よいという大人の判断ともいえる。

人気が出始めのころは、不特定多数に向けて作品を作り、メッセージを伝えようとする
情熱があり、たいへんなエネルギーが必要だが、自分でも気が付かないうちに
「楽」をするようになる。

一旦、人気が出て、自分の支持者が見えてくると、今度はその人々を喜ばすために
作品を作ることになる。一番安全な方法は、自分の作品をなぞることだ。

もちろん、ここから少しずつ崩壊は始まっていくことは、承知の上だ。
もしかすると本人は気が付いていないのかもしれないが。

ブッシュ氏も、ケリー氏も、もちろん、小泉氏も、今や、自分の支持者にむけてしか
メッセージを発する力しかないのかもしれないが、どこかで頭のいい人が
まあ、2,3回選挙に勝てればいいのだと考えているのかもしれない。


便利なゲーテ

□ 「ゲーテ曰(いわ)く」って、言えば、たいていのことは言えるんだって。
■ 何、それ?
□ ゲーテって、いろんな言葉を残しているから、ゲーテが言ったことにすれば
  何を言っても、尤もらしく聞こえるってこと。
■ へえ、面白いね。
□ そう、何でもいいのよ。ゲーテ曰く「足の小指はぶつけるだけで役に立たない。
■ ははは。日本だったら、誰だろうね。ゲーテに値いするのは。
□ それがなかなかいないんだよね。
■ 孔子(こうし)がいいんじゃない。中国だけど。
□ ああ、論語は、いろいろあるもんね。
■ みんな知っているけど、きちんと読んだ人は少ないでしょ。
□ ああ、それは、大事なポイントかもね。
■ 「男の子は子供に過ぎないが、女の子はすでに女である」論語より。
  って、言うと、ああ、論語にそんなことが書いてあったよような気がしてくるね。