好みの問題

ロイターによると、タデ科の植物イタドリの害に困ったイギリスは
日本からタデをエサにしている虫を輸入することに決めたそうです。

やっぱりこれで思い浮かぶのは
「蓼(たで)食う虫もすきずき」ということわざですね。
すでにイギリスでも紹介されているかもしれません。

あんなタデみたいなモノでも好きな虫がいるくらいだから
人の好みというものは、一概には言えないものだよ
という意味です。

これで思い出した10年前くらいの、ある日の日本人男性と、イギリス人女性の会話(実話)

■ どうも、最近、日本に来る男の英語教師の傾向があるんだよ。
□ ああ、私、それ、知ってる!
■ まあ、はっきり言うと、あんまりもてそうにないタイプっていうのか。。。
□ そうでしょ! そうなのよ!
■ この前ね、用事があって、あるアメリカ人男性のアパートに行ったらね
  一人で、キッチンの床に座って、ニンジンを生でガリガリ食べててね。
□ Oh,,,
■ 好きなんですか?って聞いたら、ヘヘヘ、って笑っててね。
  料理をしたことないから、って言ってたんだよ。
□ ああ、ダメな男。。。
■ その人、こう言っちゃ悪いけど、モテそうな要素がまったくない。
□ ああ、目に浮かぶわ。
■ でもね、レンタルDVDショップなんかで、よくナンパされるらしいんだよ。
□ そうなのよ。。。
■ 「英語の勉強したいんです」って言われた!こんなこと初めてだ!って、興奮してた。
□ ガイジンアドバンテージね。
■ そう、そのガイジンアドバンテージはね、もう彼の国ではもういろんな伝説があるらしい。
□ もうね、ビックリするようなヒドイ男が、ビックリするようなきれいで知的な
  日本人女性と結婚しているケースが、腐るほどあるわよ。
■ どこかに、日本人の男がモテモテの国はないかな、、、
□ 。。。ゴメン、ないかも。。。



野菜の味

30代後半の男女の会話

□ 最近、野菜の味が気になるんだよ。
■ ああ、歳とると、野菜食べたくなるね。何故か。
□ そうそう。体が欲している、というカンジね。
■ 私も、サラダだけじゃ満足できなくなってきたな。
□ 茹でたり、煮付けたりね。
■ そうそう。
□ そこでね。美味しい野菜とそうじゃないのの差が
大きいことに気が付いた。
■ ああ、でも、高いんだよね。
□ スーパーではね。でも、農協(のうきょう)の直売所
  (ちょくばいしょ)で買うとね、安くて美味しいんだよ。
■ ああ、そうか。
□ 意外とね。都会でもあるの。それが。
■ へえ。
□ 特に、朝がいいみたい。
■ なるほど。
□ 美味しいだけじゃなくて、日持ちするんだよ。
■ ああ、そうか。新鮮だから。
□ そう。畑からとったばかりで、冷凍したりしてないと
  倍以上、長持ちするよ。
■ そうか。スーパーでは、まだ若い野菜を大量に
  仕入れて、後で人工的に育てたりするらしいからね。
□ そうそう。結局、安上がりで、美味しい。


音楽好きの中年男性の会話

音楽好きの中年男性の会話

□ あんまり暑くならないね。
■ そうだな。「今年は猛暑(もうしょ)」って言うわりにね。
□ そう、覚悟してたから、ちょっと拍子抜け。
■ でも、晴れると、暑いよ。都心は。
□ まあね。
■ 今年は、海行く予定ある?
□ 海! 海なんていかないよ。子供もいないし。
■ そうか、年取ると、子供がいないと季節の行事に
  疎(うと)くなるんだよね。
□ そうそう、子供がいるとさ、プール行ったり、虫を
  取ったりするけどね。スイカ食ったりさ。
■ でもスイカは食べるでしょ?
□ いや、オレ、スイカ嫌いなんだよ。
■ へえ、珍しいね。
□ 嫌いなんだけど、人が食べるのを見るのは
  好きなんだよ。夏らしくていいじゃない?
■ なるほどね。
□ 妻もスイカ嫌いだから、もう15年くらいスイカを
  見てないような気がする。
■ 観賞用に買えば?
□ 見るだけ?
■ そう。それを見ながら、ハンコックの「ウォーター
  メロンマン」を聞く。
□ ああ、いいねえ。

「ウォーターメロンマン」は、ジャズピアニストの
ハービーハンコックの名曲。


接写(せっしゃ)

□ デジカメ買ったんだよ。
■ へえ、いいね。
□ 3年ぶりだからね。もう劇的に性能がよくなってた。
■ 前に持ってたやつは、どんなの?
□ 200万画素(がそ)でね。これで十分と思ってたけど。
■ やっぱり、新しいほうがよかった?
□ うん。全然、違った。
■ そんなに違うものかな。
□ あのね。よく写真コンテストなんかで、花とか虫の接写(せっしゃ)の写真が
  あるでしょ?
■ うん。
□ あれ、撮る気持ちがわかった。
■ へえ。
□ つまりね。自分の目で見るより見えるわけ。
■ え、どういうこと?
□ 普段は、虫とか花に近づいて見ないでしょ?
■ そうだねえ。
□ それが見える喜び。
■ なるほどね。
□ でもね。他人が取った接写(せっしゃ)の写真には興味がないんだ。虫でも、花でも
■ どうして?
□ やっぱり、自分が見たものが、拡大されてないといけないの。
■ ああ、つまり、自分が見たものじゃないと感動はないのね。
□ そうそう。だから、コンテストの写真は、あまり理解できない。未だにね。
■ よく写ると、撮りたいものが増えるってことね。
□ まあ、そうだね。自分の鼻の穴を撮ってみたりして。


梅雨

20代男性の会話。

□ 雨の日が増えてきたね。
■ ああ、もう梅雨?
□ いや、来週らしいよ。
■ ああ、もうそんな季節か。イヤだなあ。
□ 梅雨、嫌いなの?
■ 好きな人はいないでしょ。
□ え! そんなことないと思うよ。
■ じゃあ、お前、好きなの?
□ 実は好きなんだよ。
■ えーっ! どうして? うっとおしいだけでしょ。
□ 傘があるでしょ。
■ でも、出かけられないし。
□ いや、車で出かけてね、公園の駐車場で本読んだりするのがいいんだよ。
■ 雨の日に?
□ そうそう。駐車場は空いているしね。
■ 変わった趣味だなあ。
□ そう?
■ ジメジメしてるのもいいの?
□ ジメジメじゃなくて、「しっとり」してるんだよ。
■ そうか。そういう人もいるのか。