1998 / 07

 

07/06

東京の駅には、多くの旅行会社のポスターが貼られている。
夏ということもあってか 最近は、東北地方のものが目立ち始めた。
新潟(にいがた)、秋田(あきた)、岩手(いわて)など。
東北だからといって、暑いことに変わりはないのだが、 ポスターの中の東北は涼しげだ。

東京に住む人々は、やはり、北に旅情をそそられるようで、一年を通して、 東北、北海道地方の広告が圧倒的に多い。
都内で私鉄や地下鉄に乗るときにはあまり感じないのだけれども、 JRに乗る時には
「あと10m歩いて、隣のホームからあの電車に乗れば、 あのポスターのところへ」と、つい考えてしまう。

駅のポスターは罪作りだ。

 

1998 / 07

 

07/08

今日、東京にメリルリンチの支社が開かれ、いっせいにニュース番組は昨今の
日本政府の経済政策の転換とともに報じた。否定的というよりも悲壮感
(ひそうかん)さえ漂(ただよ)っていた。

現時点で明らかなことは、おそらく、ほとんどの日本人が「メリルリンチ」 と発音するのを嫌うであろうと言うことだ。

一般的に、長めのカタカナは省略される運命にある 。
運の悪いことに、この会社は、業態(ぎょうたい)がわかりにくい上(証券会社が どんな仕事をしているか、あなたは正確に説明できますか?)
「リルリ」 いう日本人が続けて発音するには難しい語を含んでいる。

「メリリン」あたりが、第一候補だが、すでに学生の間では、きまった 呼び方があるかのもしれない

「メンチ」でないことを祈るばかりだ。

* メンチは「ひき肉」の意味。安く、偽物(にせもの)といったニュアンスもある。

 

1998 / 07

 

07/10

もう夏が来たかのような暑さだ。

「梅雨(つゆ)入り」も「梅雨あけ」は、特に科学的根拠(こんきょ)もなく、「気象庁(きしょうちょう)の発表」という形で 伝えられる。

最近は世界的に天気予報は難しくなっているらしく、長期予報にいたっては、もはや、誰にも信じられてはいないようだ。

数年前から「天気予報士」という国家資格ができ、この資格をもってさえ いれば、予報を商売にできるらしい。もちろん、ただ、資格を取っただけでは、 競馬の
予想屋ほどにしか信用されないに違いない。

この天気予報士の人が海外旅行先などで、同業者に会うと、どんな話しをする のであろうか?
「最近、イタリアも当たらなくなった? やっぱり。やりにくくなったねえ」 なんて話しをしみじみとするのかもしれない。

長話しになりそうですね。

 

1998 / 07

 

07/13

「**日和(びより)」という言葉がある。

**をするには、ちょうどよい、または、それにふさわしい 季節、気温、天気。
といった意味だ。

さて、日本では、昨日は絶好の選挙日和であったと言われている。
といっても 晴れたよい天気ではなかった。一日中曇り。雨が降りそうで降らない といった天気だった。
つまり、あまりに天気がよいと人々は、どこかへ出かけてしまう。 雨だと、選挙のために出かける意欲を削(そが)がれる。 曇りは、ちょうどよいのだ。

選挙の投票率は予想外の高さ(58.8%!) 。
事前の調査では、40%以下ではと言われていたのだ!!

結果はご存じのとおり、自民党の惨敗(ざんぱい)であった。
結果の分析は現時点では、いろんなことが言われているが、よくわからない。
人々はワールドカップ決勝のブラジルのように、パスの出しどころがなく、しかたなく、頼りないFWにロングパスを入れてみた。というところか。

ちなみにベルギーでは、投票は義務となっており、棄権(きけん)すると、罰金
(ばっきん) が待っているそうだ。 ベルギーの人達にとっては、この投票率は不思議だろう。

また、次の総裁候補(そうさい こうほ)と言われている小渕(おぶち)氏はまったくの無名(むめい)。

さて、今日、私は、ベルギーの人と日本語のレッスンをしなければならない。

投票率に関する質問は覚悟しているが、小渕さんに関して、聞かれたら、何と答えれば よいのだろうか? あの人の政治信条(しんじょう)を知っている人など、この日本に存在するのだろうか?

 

1998 / 07

 

07/16

さて、テレビなどの論調では時期首相は「小渕さん」で決まり。というムードである。

気のせいか、アメリカのメディアで「冷めたピザ」と報道されたころから、 国内では逆に「小渕さんもなかなか有能な人だ」という論調が目立つようになってきた。

興味深かったのは、経済人のコメント。一様(いちよう)に
「微妙(びみょう)な時期だからノーコメント」であった。
これは、この人達の影響力の大きさを物語っている。

「冷めたピザ」に対抗できる表現はなんだろうか?
「のびたうどん」「ぬるいラーメン」「ひからびた寿司」などか。

日本の食べ物で国際的に知られているものといえば、寿司、天ぷら、豆腐
(とうふ)などが思い浮かぶ。 しかしいずれも「冷めてもおいしい」ものばかり。やはり食文化では、アメリカよりも、こちらが勝(まさ)っていると 思わざるをえない。
そうそう「出涸(でが)らしのお茶」というのもありますね。

アメリカは訴訟(そしょう)社会なので、訴えられてはかなわない。ここはひとつ分かりにくい表現に 徹っするのもいいかもしれない。

新首相には訪米の際に「いやあ、クリントン夫妻は、それぞれに個性と味わいがあって、まるでうなぎとうめぼしのようですね。」 なんて、さらりと言ってほしい。

*「うなぎとうめぼし」食べ物の中でも特に相性(あいしょう)が悪いものとして知られている。

 

1998 / 07

 

07/17

最近の調査によると、東京の都心の人口が約1100万人なのに対し、猫は110万匹。 「猫、人口の一割占める」という、なんだか、よく分からない見出しとともに紹介 されていた。

さて、私は、新しいアパートを探す時に、「のら猫がたくさんいるところは住みやすい」 という法則を大事にしている。
いろいろと理由を考えてみるが、実のところはっきりとしたこと はわからない。
なんとなく、湿度が高く、落ち着いたところが多いような気がする。

しかし、のら猫が多いということは、それだけ、無責任(むせきにん)な飼い主が多いということで、あまり 歓迎すべきことではない、そもそも、東京でペットを飼うこと自体、 動物愛護(あいご)の 精神から外れていると主張する人もいる。

散歩する場所もなく、空気も悪い。 私のアパートは川の近くにあり、都内では、比較的、恵まれた犬たちが走り回っている。 もちろん、野良猫はたくさんおり、今でも、外に目を向けると、2.3匹は発見できるはずだ。

 

1998 / 07

 

07/20

先日、在留資格(ざいりゅうしかく)がなくても国民健康保険(こくみんけんこうほけん) に加入できるという判決がでた。

この原告(げんこく)は、日本人と結婚していて、5年ほど住んでいる。
判決によると、同じアパートに2年以上過ごしたことが重要だったらしい。
これが「定住(ていじゅう)の意志あり」ということになり、勝訴(しょうそ)に貢献した。

実は、 東京に長く住む外国人も知らないことが多いのだが、東京では、引っ越しというのは、 非常にぜいたくなイベントなのである。

引っ越しをするのにいくらかかるか知ってますか?

家賃の6か月分と言われています。

このうち、1カ月分は、不動産やへ。1カ月分は、最初の月の家賃。2カ月分は、新しい家主(やぬし)へのお礼のお金。2か月分は保証金にあたるものだが、ほとんど返ってくることはない。
少なくとも、私は返ってきた経験はない。

家賃は部屋がひとつで小さなお風呂がついたB&Bのようなところが平均7万円。
つまり、引っ越しするたびに、42万円必要なんですね。

「定住の意志」を問われるまでもなく、 引っ越したくとも、定住せざるを得ない人が多いというのが現状である。

 

1998 / 07

 

07/21

先週の金曜日から日本の学校は夏休みになった。

日本の学校では、ふつう、7月20日 から、8月31日までが夏休みで、約40日間。
しかし、宿題がたくさんある。だいたい、こんなかんじだ。

1) 毎日、日記をつける。
2) 毎日、30分くらいの数学の問題。
3) 読書感想文(どくしょ かんそうぶん)本を5さつ読む。
4)植物か、動物の観察(かんさつ)をして、レポートを書く。
5)絵を一枚、描く。

これをどうやるかで、その後の人生が決まる。

最初の10日間で全部やってしまい、あとの30日をゆっくり過ごす人は、現在、 エリートサラリーマンになっているような気がする。 毎日、少しづつ、やる人は、公務員になるのではないか?
最後の3日間でやる人は、もっとも多いだろう。

まったくやらない大胆(だいたん)な人は、うまくいけば芸術家、悪くすると
政治家というところだろうか。

 

1998 / 07

 

07/22

天気予報によると、「今週は雨が多く、来週から、梅雨明けか」とのことです。

さて、夏休みに入って、国内ニュースは少なくなってきた。 自民党の総裁
(そうさい)選挙のニュースも、盛り上がっているとは いいにくい。
「マーケットがノーと言っているんです!」 なんて、変な論理が飛び交(か)っている。それなら、ビルゲイツでもスカウトして首相にしたら どうか?と言いたくなる。

今年の夏は、父と子が小旅行をする姿をよく見かける。
経費節減(けいひ せつげん)のため、残業も減り、家族と一緒に過ごす時間が
長くなったことから「 父親が家庭に帰ってきた!」 というニュースを聞くようになってから、半年が過ぎた。

中年男性の家庭回帰(かいき)といった現象(げんしょう)なのだろうか? 昨日も電車の中で、両どなりに寝ている子供を挟(はさ)んで若い父親が虚空(こくう)
を見上げていた。

「年末には、景気も上向き」とも囁(ささや)かれている。
そうなると、あの父親も会社へ戻れるのだろうか?

 

1998 / 07

 

07/23

昨日、クローン牛に関するテレビ番組が放映された。
国営放送によるそのドキュメンタリーは30分。クローン牛の開発者(?) である教授へのインタビューから始まった。

その後、関係者へのインタビュー。取材者による「なぜ、わが国がクローン技術の 最先端(さいせんたん)に躍(おど)り出たか」という説明。

それによると、日本では1950年から牛の人口受精(じんこう じゅせい)が始まり
「ブランド牛」の普及(ふきゅう)に貢献した。現在50000人近くの「人口受精士」と いう 資格をもった人間が全国にいるという。
「ブランド牛」の精液(せいえき)はブラックマーケットでは1000倍もの値段で売られ ている。

日本には牛を食べる習慣がほとんどなかった。 農家では、牛は重要な「道具」であり、それを食べることは、考えられなかった。 しかし、天候の不調(ふちょう)などで、食料がなくなったとき、仕方なく食べることも あったようだ。
その反面、16世紀の権力者であった豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)はビーフシチュー が好きであったという話も伝わっている。

いずれにしても、およそ、100年前までは、一般的には、とり肉を除いては、肉食は 「野蛮(やばん)なこと」であった。 しかし、明治以降、徐々に、肉食は、ぜいたく品となった。戦後の一時期は、 月に何度、牛肉を食べるのかがその家の裕福度(ゆうふくど)を計るバロメーターとなっ た。

このような背景が「ブランド牛」を育てる素地(そじ)となった。主要な食材でなかったことが、牛肉にある種のステイタスを与えることで、 ぜいたく品としての地位を確保しつづけるという戦略(せんりゃく)を可能にした。
現在でも一番安いものが100g 150円程度であるのに対し、「ブランド牛」は 100g 10000円のものもある。

そのドキュメンタリーは全編その「経済効果」に関するコメントで埋めつくされた。 現在、日本全国に8カ所の研究所があり、今年中に2.30頭のクローン牛が生まれるそうだ。

「ドリー」とはその誕生の経緯(けいい)がまったく違うのだ。
こんな露骨(ろこつ)なことをしていて許されるのだろうか? と思うが、
この流れは 「ガイアツ(外圧)」でもない限り止まらないと思う。

私は「野蛮(やばん)な行為(こうい)」だと思う が。

 

1998 / 07

 

07/24

今日は、朝から雨。しかし、来週には梅雨明けだそうだ。 梅雨があける時期は
夏休みの始まりと重なることもあって、この時期はいまだにわくわくする。
しかし、 通勤の電車などに子供が増え、「大人になってしまった」ことを実感する時期でもある。

ともかく、何かが始まるというのは、いいものだ。

かつては、夏になると、「あなたは山派(は)、海派?」ということがよく言われた。 山が好きか?海が好きか? ということだが、これは、父親の趣味によって、子供の運命 は決まる。
私の家は「山派」だった。

ここ10年は、「海外派」と「国内派」に変わった。
父親が夏休み(8月中旬)になると、 子供はパスポートをとり、グアムとか、アメリカに出かける。 私が子供のころは、そういう子供は少なかった。何人かいたが、みな遠慮して、クラスの 友人 には黙っていたものだ。

今年は不況の影響で国内旅行が増えるに違いない。

 

1998 / 07

 

07/24

小渕さんをどう呼ぶか?

小渕さんをどう呼ぶかというのは、難しい。
といってもあだ名を付けようというので はない。あだ名というのは、その人物に愛情がないと成功しない。

外国の記者の小渕さんへのコメントを聞いていて、「obuchi-san」と「さん」 と
付けたのは、見た限りでは、アメリカとロシアの記者だけだった。
あとは、Mr.Obuchiであった。この「さん」というのは、便利で、男性も女性も
独身者(どくしんしゃ)も既婚者(きこんしゃ)も同じ「さん」で大丈夫だ。

しかし、普通「さん付(ず)けで呼ぶ」というのは、日本の組織の中では、どちらかとい うと、 「リラックスしよう」という意志の現れである。 普通は「**部長」または「部長」と役職名(やくしょくめい)が最も大事と考えられている。
しかし、普段は「**さん」でもかまわないし、日本の記者の例からも、アメリカと ロシアの記者は間違ったわけではない。

ただ、自民党(じみんとう)の総裁(そうさい)になることが決まったあとでは、「小渕新総裁」と呼ぶのが正しい。
新しい役職が決まった時は、なるべく早く、その役職名を付けて呼ぶのが、 よいマナーとされるからだ。まだ、首相になったわけではないので、「新総裁」。
橋本さんは、「元総裁」で「現総理(そうり)」だ。

では、役職が変わる場合、必ず新しい役職名を使うべきか?
もし、前の役職より 価値の下がるものはどうか?というのは難しい。 現在は、日本の組織では、役職名が下がることはほとんどない。
例えば、課長が係長になることはなく、「部長補佐代理(ぶちょうほさだいり)」などというよくわからない 役職名がつくことになる。待遇(たいぐう)、仕事内容など、すべてにおいて価値は下がるの だが、役職の名前は上がっている。

しかし、すぐに「部長補佐代理!」などと大声で呼ばないほうがいいと思う。
本人もがっかりしていることがあるからだ。
1週間くらいは、馴れてもらわないといけない。

ややこしいね。

 

1998 / 07

 

07/29

今日も東京は快晴(かいせい)。暑くなりそうだ。

先日、和歌山県で小さな町のイベントで作られたカレーライスを食べた4人が
死亡し、カレーからは、青酸(せいさん)カリが、検出(けんしゅつ)された。 ここ、2.3日はずっとトップニュースだ。

新聞やその他のメディアは、オウム事件や神戸の少年殺人事件などのメディアに
よる 冤罪(えんざい)の 教訓 (きょうくん) もあってか、報道姿勢はいつになく
慎重 (しんちょう)だ。
少なくとも、大きなメディアでは、興味本位(きょうみほんい)の犯人探しはやっていな いようだ。

先日行われた参議院選挙(さんぎいん せんきょ)でも、投票率や結果の予測(よそく) が まったく外れ、メディアに対する信頼感も薄れているように思う。

金融ビックバンで、いろいろな外国の会社が日本へ来ているが、もし、今、BBCが
日本に 来たら あっという間にシェアを獲得(かくとく)するのではないだろうか?

 

1998 / 07

 

07/30

ムーディーズという名前を最近、ほとんどの日本人はこれまで知らなかった。
格付(かくづ)けをしてくれる会社らしい、これは、うれしい。 なぜなら、「格」こそは、日本人の一大関心であるからだ。 しかも、A、aaaなどと、非常に分かりやすい。

先日、「日本」を格下げすると発表があった。 ムーディーズというのは、単なる
民間企業だが、これは昨今のアメリカの唯一の 政策的な失敗かもしれない。
戦後の日本の脅威的な経済成長のある部分は「12歳」と一人の人間に格付けされた ところから始まっているのだ。
その後、高度成長期の日本人の住居を「うさぎ小屋」と発言した外国人による格付けで、多くの日本人は再び発奮(はっぷん) したはずである。

広告にも「わが社はAAランクの格付けを得ております」という文句が目立ち始めた。
日本のおじさんたちに新たな目標を与えてしまった失政に何人のアメリカ人が気付いているだろうか。
いや、おじさんたちだけではない。 若い男性も「結婚する人の会社は、最低Bは
ないとねえ」と若い女性に「格付け」される日も近い。

 

1998 / 07

 

07/31

東京に住む外国人の多くは、大使館員でもビジネスマンでもなく、英語の教師だ。

その多くは、夏にアジア旅行を楽しむことが多い。人気があるのは、タイ、ベトナム、フィリピンなど。 日本を旅行する人は以外と少ない。日本では、東京から北海道に旅行するのと、アジアへ旅行するのとでは、 必要な費用はほとんど同じだからだ。

例えば、東京から京都までの新幹線の交通費は往復約4万円。ホテルは一泊1万円。三泊四日で3万円。 食事代などを考えると10万円だ。ホテルを安くしても、最低6000円は必要なので、8万円は必要だ。

では、ベトナムへ旅行するといくらかかるか? 東京からベトナムまで往復の飛行機代が、約5-7万円。ホテルは一泊1000-10000円でいろいろある。
食事代はもっと安いので、1週間滞在しても、10万円で大丈夫だ。
おまけに英語が通じる。 もちろん、他のアジアの国もほとんど条件は同じだ。
私が英語教師ならベトナムへ行くだろう。

本当は、彼等には、休みには、日本各地を旅行してほしいと思う。
ほとんどの人は、京都と、日光(にっこう)、箱根(はこね)、北海道で終わりなので、いつも残念に思っている。
沖縄(おきなわ)や、金沢(かなざわ)、四国(しこく)、東北など、外国人が
あまり行かないところも非常に面白いのだ。

手作りの道具や、家具など、いいものは、地方にある。 「アラ! ガイジンさん!」と驚かれるかもしれないが、きっと親切にいろいろと教えてくれるはずだ。

 

1998 / 07

 

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