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11/02
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先日、サッカー雑誌を読んでいると、「韓国の選手に上半身裸(はだか) の写真を拒否(きょひ)された。まだ、日本の取材陣(しゅざいじん) を警戒(けいかい)しているようだ」という記事を目にした。 これは、私の知る限り、記者の誤(あやま)りで、韓国や中国では、人前で裸になることは、ほとんどない。 それは、マナーに反することなのだ。 日本の新聞や、雑誌の情報は、韓国にはすぐに伝わる。 彼が拒否したのは、当然なのだ。 一般的に、日本の人は、韓国や、中国に対して、親近感(しんきんかん)を 感じているが、このように「似た文化を持つ」という先入観から誤解が生じる ことも多い。 現在、日本でプレーしている韓国人のスポーツ選手は、一流の選手ばかりで 皆、すばらしい。やはり、サッカーで、韓国に追い付くのは、あと10年 くらいかかるような気がする。 |
1998 / 11 |
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11/04
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「日本から見える外国」は、いくつあるでしょうか? 答えは、3つ。台湾(たいわん)は与那国島(よなぐにじま)から。 もちろん、昔は、国境(こっきょう)は、あいまいだったので、自由に貿易 (ぼうえき)が行われていた。鎖国(さこく)をしていた江戸時代でも 実は、ひんぱんに行き来(いきき)があったようだ。 そこで、自分の国から、最も多くの外国を見ることができる国は、どこかな、 と考えた。 少し考えて、ばかばかしくなった。答えは、おそらくイギリスなんですね。 イギリスには、イギリス領というものが、まだ世界各地にあるのでした。 |
1998 / 11 |
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11/05
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少し前までは、だれもが毎日使う言葉で、今でも使う人は、少なくないもの のひとつに、「ごめんください」がある。 代表的な日本語の教科書には、載っていない。 小さな商店(しょうてん)などに入る時、 また、店に入ったが、店主(てんしゅ)がいないときなどに使う。 また、電話を切る時のあいさつにも、使う。これは、女性に多いようだ。 都会では、小さな店は少なくなった。使う機会は少ない。たまたま、 小さな店で、店主がいない時などは、「すいません」という人が多いように 思う。 1950年代のドラマや、映画などでは、「ごめんください」「ごめんよ」 「くださいな」「くださあい」など、いろんなバリエーションが聞かれる。 先日、70才ぐらいのおばあさんと話した。何かの拍子(ひょうし)に「ごめんください」は、教えないということに話題が及ぶと、 「じゃあ、ガイジンさんは、なんていうのかねえ。」 と心配していた。 |
1998 / 11 |
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11/07
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銭湯(せんとう)の中で聞いた話。一人は80才くらい。もうひとりは 70才くらい。近所の顔みしりらしい。 おじいさん80「おや、見なかったねえ、元気?」 このあと、二人の話しは、近所の友人が亡くなった話になり、その後、 70才のおじいさんは、孫(まご)の話しを始めた。 両者とも元気そうだった。お風呂からあがって、二人は、ビールを おいしそうに飲んでいた。最近の銭湯には、ビールを飲むスペースも あるのだ。 *男性で、自分のことを「あたし」というのは、老人に多い。 東京では、よく聞くことがある。 |
1998 / 11 |
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11/09
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11月に入り、ずいぶん寒くなってきたが、日中はシャツ一枚でもなんとか 過ごせる陽気だ。 季節の変わり目は、暑かったり寒かったりするせいか、かぜをひく人が多い。 かぜには、各国いろいろな民間療法(みんかん りょうほう)があるが、 日本で最も有名なものは、卵酒(たまござけ)かもしれない。 これは、作り方も地方によって違うが、主な材料は、卵と日本酒、それに砂糖 (さとう)だ。 日本酒を少しあたためて、それに溶いた卵と砂糖を入れる。 かつては、子供から大人まで、これを飲んだ時期があった。 昔、外国人にこれを話したところ、「かぜをひいた時にお酒を!」と 驚いていた。 しかし、こういう民間療法というのは、どこの国にもあるものだ。 ヨーロッパのある国では、水風呂に入るそうだ。 |
1998 / 11 |
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11/10
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日本には、たくさんの島がある。 戦後しばらくは、水や電気、通信などは 不便な時期が続いたが、現在は、どこへ行っても大丈夫だ。 子供が一人でもいれば、小さな学校が作られ、教師が派遣(はけん)される。 先日、ある島出身の友人と釣りにいった。彼は信じられないくらいうまく、 実は大学生の時に、東京の大きな大会で優勝したそうである。 しかし、そのことを話す彼は、恥ずかしそうだった。私達は、「すごいねえ」 といったが、彼は、なおも、恥ずかしそうだ。 その夜、彼が話したところによると、先日、島に帰った時、島の友人に釣り大会 のことを話すと、友人は、笑って、「おまえが優勝なら、おれは、オリンピック に出られるよ」と言ったそうである。怒った友人は、「じゃあ勝負しよう」と 言ってしまった。 翌日、彼の同級生10人でやったつり大会で、彼は10位だった。 「東京のやつらは、釣りをしらないのじゃないか」 とまた、笑われたそうである。 |
1998 / 11 |
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11/11
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商品券(しょうひんけん)政策(せいさく)というものが実現しそうだ。 これは、15才以下の子供と、65才以上の所得(しょとく)の少ない人に 2万円程度の商品券を政府が配るというもの。期限は半年。 いろいろな批判(ひはん)があるが、中でも心配されているのは、偽造 (ぎぞう)だ。この商品券は、全国の商店街などほとんどの店で使えるように
なりそうなので、当然、本物かどうか見分けることは難しい。 ちなみに、最初は、日本に住む外国人にも配るという案だったが、いつもまにか 消えてしまった。日本語のレッスンに使ってもらえると思ったのに、残念だ。 |
1998 / 11 |
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11/12
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今日、亡くなった淀川長治さんをどう説明したらよいだろうか? 1909年 神戸生まれ。3才のころから両親に連れられ映画館へ。 11才のころ、すでに一人で映画館に通うようになっていた。 その後、映画雑誌の編集者となり、編集長に。 1930年代から40年代にかけて、多くの映画人に会っている。 ちなみに戦前は、開戦の前日まで、「Mr.Smith goes to Washington」などが上映 されていたそうである。 戦後、アメリカ兵が東京に溢れる。 「あなたは、アメリカのどこの生まれですか」 「シカゴだ」 「あなたたちは天使だ」 兵士はドッと笑う。 「泥だらけの顔の」 兵士は爆笑。すぐにジェームスキャグニーのまねをしてみせた。 戦後の混乱の中、"民主主義教育"のために多くのアメリカ映画が上映された。 戦後、ハリウッドを訪問した時には、最初の飛行機でクラレンスブラウン監督 と乗り合わせる。「Singing in the Rain」に出演する前のデヴイレイノルズと二人で「主題歌(しゅだいか)を歌ったこともあるそうだ。 ジョンフォード、フランクキャプラ、アドルフズーカー(パラマウント映画の創始者) などの大物の他にも、数々の名優(特に脇役が好きだった)、名監督にもインタビューしている。 その後、自費で、映画の会をつくり、雑誌の編集、テレビの映画の解説のかたわら 多くの映画好きの人のために映画の「伝道活動」をはじめる。 シェルタリングスカイに心酔(しんすい)した氏は、宣伝部長を自称(じしょう)し、日本全国を 回った。当時85才。 多くの本もでている。おすすめは、 「映画千夜一夜」「淀川長治 自伝」 これらの本を読みながら、淀川さんの語り口を思い出すことができる我々は幸せである。 同時に、淀川さんに見られることのない、これから作られる映画達の不幸を思う。 |
1998 / 11 |
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11/13
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11日のコラムにも書いたとおり商品券が来年、配られるそうだ。 おばさんA「うちの息子なんか、さっそくおじいさんに予約してたわよ ちゃっかりしてるでしょ」
結構、うれしそうだった。さて、おじさん達は おじさんA「あんなもん、だめだよ。結局さ、ほら、デパートの商品券みたい なもんだろ。1000円の券なんて、すぐなくなっちゃうよ。」
今のところ、65才以上の人、すべてに配られるかどうか、わからない。 |
1998 / 11 |
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11/16
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先日、ホームページを作るソフトを買った。 今まで使っていたものより価格は半分で、機能は、倍。 5000円程度のこのソフトは、1年前なら、6.7万円で、売られていたレベル コンピューター業界は 白黒がはっきりしている。このソフトを超えるものも、すぐに、発売される だろう。
現在、日本国内で、本当に力のあるソフトを作っているのは、日本語の入力 ソフトを作っているメーカーを除くと、あまり見当たらない。 そういったコンピューターも「国産」として売っているわけだ。もっとも、 昨今、電化製品(でんかせいひん)は、「**国製」というのは、無意味になりつつ あるようだ |
1998 / 11 |
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11/17
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東京でコンピュータを買うなら、秋葉原(あきはばら)と新宿の西口。 値段はほとんど変わらない。ただ、秋葉原のほうが、種類が多いようだ。 例えば、秋葉原では、英語のOSがインストールされたコンピュータが、ほぼ 外国と同じ値段で買える。モニター、モデム付きで、12万円程度。 日本ではプロバイダは、加入(かにゅう)が、3000円。接続(せつぞく)は 一ヶ月で3000円くらい。 5.6年前、ビデオの値段は、10万円程だった。少し高かったが、日本に住む 外国人のアパートには、収入の多寡(たか)にかかわらず、必ずあった。 韓国人は韓国人用の。タイ人には、タイ人用のビデオ店があり、貴重な情報源 となっていた。 現在、東京に住む平均的な収入の外国人にとって、次に欲しいものは、ケーブル テレビ(BBCやCNNなどが見たい)か、インターネットの接続機器だ。 両者を合わせたWebTVという選択肢(せんたくし)もあるが、これは、まだ 宣伝不足。外国語のサポートも少ない。 とにかく、あと、2年もすれば、日本に住む外国人のほとんどがインターネット に接続するようになるだろう。 |
1998 / 11 |
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11/18
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「星に願いを」はディズニーの名曲で、いろいろな演奏(えんそう)がある。 ジャズでは、ルイアームストロング、ソニーロリンズなど、 サービス精神旺盛(せいしんおうせい)なミュージシャンはよく演奏 している。しかし、ジャズミュージシャンにとっては、コード進行に面白み がなく、やりにくい曲だ。 日本の芸術では、なぜか、星がモチーフになることは少ない。和歌(わか)や 俳句、日本画でも、星が描かれたものを、見ることは、まれだ。 「星に願いをかける」という考えは、あったのだろうか? 今夜の獅子座(ししざ)の流星群(りゅうせいぐん)は、日本からは、東の空に見える。 東アジアでは、ちょうど夜なので、はっきり見える。 いろいろな場所で、いろいろな願いが聞かれるだろう。 今回、この流星群を見た人は、生涯(しょうがい)、これを超えるものを見ることは難しいそうだ。 景気の回復など野暮(やぼ)な願いではなく、愛する人の健康でも祈りましょう。 そろそろ、はじまるので、行ってきます。 |
1998 / 11 |
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11/19
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Windows95の発売後、インターネットブームとなったが、1年ほどで終わって しまった。企業でも、インターネットは商売にならないと、次々と、手を引いた。
「儲からなければやらない」こういうことは、この国では徹底している。 企業の情報開示(じょうほうかいじ)などは、まったく進んでいない。 環境への取り組みも「儲けにつながらない」ので、やらない。 では、大学はどうか? 日本の大学のウエブサイトは、退屈なサイトのお手本(てほん)のような ものだ。論文はリストがあればよいほうで、論文そのものは、読むことは できない。 有用な情報はいっさいなく、代わりに、関係者の趣味などがだらだらと書いて あったりする。 国内では有名な大学でも、英語版は2年も工事中だ。 友人の外国人に、「なぜ?」と聞かれるたびに、答えに窮(きゅう)してしまう。 せめて、学部に一人、ウエブ担当を雇えば、問題は解決するのだが、まあ、 やらないでしょうね。 大学のウエブサイトが充実しないと、インターネットなど、なんの役にも 立たないと言われても、仕方のないところだろう。 電子取り引きや、ビデオ技術などより、まず、テキスト情報の充実が大事だ。 インターネットが真価(しんか)を発揮するのは、こういうことだと思っている。 例えば、 ルーマニアの魚屋のおじさんが、ふとしたことで、東洋の絵を手にする。 絵には、変なサインが入っている。彼は、気に入って、リビングに飾る。 最初は、単なる、東洋趣味に過ぎなかったが、年月を経て、彼の人生には、 欠かせないものとなり、画家に対する興味が生まれる。 ある日、たまたま、家に来た、友人が、「それは、ウキヨエというものだ。日本の絵だよ」 さあ、彼は、インターネットで、浮世絵について、調べる。 しかし、今、日本の大学には、浮世絵に関する情報は、限り無くゼロに近い。
現在の日本の大学のウエブサイトで役に立つのは、大学への地図ぐらい だろうか? そう、彼等は、身内(みうち)のために、作っているのに過ぎないのだ。 大学に備品(びひん)のセールスに行く時には、役に立つと思う。 |
1998 / 11 |
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11/20
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先日の流星群(りゅうせいぐん)の見物には、深夜にもかかわらず、 多くの人が集まった。私のアパートから、歩いて10分のところにある河川敷にも 100人以上の人がいた。高校生のグループや、家族連れ、カップルなど。 カップルは、、、 男「星を見るのは、何年ぶりかなあ」 高校生は、 女の子1「あっ、でたでた、すごい、私4っ目」 家族連れは 妻「どこにあるか、わからないよ、寒いし、帰ろう」 この後、小声(こごえ)で、ケンカが始まった。 私は、携帯電話(けいたいでんわ)の高校生も、この喧嘩(けんか)も
うるさかったので、帰ることにした。 |
1998 / 11 |
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11/23
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日本でプロサッカーが始まったのは、5年前だが、今年は、不況(ふきょう)の影響もあって、次々と企業は チームを手放しはじめた。 テレビの視聴率(しちょうりつ)も落ち、放映権(ほうえいけん)も売れなく なった。リーグのスポンサーも撤退(てったい)しはじめた。 日本のプロサッカーリーグ(Jリーグと呼ぶ)の基本的な考え方は、地方の 自治体 日本では、大人がスポーツを無料で楽しむことは不可能に近い。 例えば、東京では、公営のテニスコートは、平日の昼間に抽選(ちゅうせん) が行われる。大人は、当然、行けない。 また、土日のコートの予約は、よほど運がよくないと、難しい。 しかも、これらのコートは、シャワーなどがない土のコートで、 あまり快適(かいてき)とはいえない。 当然、公営のサッカーグラウンドを予約しようなどという人は、ほとんどいない。 競争は、激しいし、予約できても、2時間程度だ。 では、私営(しえい)のテニスコートはどうか? 私のアパートの近くのテニスコートは、1時間一人4000円である。。。。 したがって、私営のサッカーグランドなどは、存在しない。採算があわないからだ。 都心には、企業のグランドや、室内スポーツ施設があるが、これは、一般に 開放されていない。あくまでも、社員のために使われる。 Jリーグの試みは、日本で、スポーツを楽しみたい人々が、気軽に楽しめる 施設(しせつ)を作る最後の選択肢だ。現在、地方自治体(ちほうじちたい)
も赤字(あかじ)に苦しみ、次々と、土地を手放している。 5年前は、この企画に、賛同し、揃って「これからは、豊かさを実感できる 環境作りをお手伝いしたい」などと言っていた企業も、手のひらを返したように 「赤字続きで、宣伝にもならない」と、批判をくり返すようになった。 中にはライバルチームへチームを売る企業なども現れた。 この種のことは、はじめたからには、責任がともなう。 私は、不況(ふきょう)の中、チームの維持を決めた、各スポンサーの 商品は、無理をしてでも、買おうと思う。 そして、チームを、備品のようにライバルチームに売り飛ばした全日空(ANA) には、乗らないことに決めた。 しかも、この会社は、最近、整備体制(せいびたいせい)の不備で、国から史上初の勧告(かんこく)を、受けている。 つまり、「安全」と「社会への還元(かんげん)」をまっさきに「削減 (さくげん)」したわけだ。 しかし、その後、チームの売却(ばいきゃく)を決めた全日空の株価(かぶか) は上がった。 市場(しじょう)は、会社の品格(ひんかく)は判断できないのだ。 |
1998 / 11 |
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11/24
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東北や北海道では、雪が降るようになった。 日本の電話は、3分10円。夜11時から朝8時までは、一ヶ月1800程度を払えば 使い放題(ほうだい)だ。 したがって、インターネットのユーザーは、その時間帯に集中する。特に11時 から深夜の2時までは、渋滞(じゅうたい)が激しい。 日本は、ISDNの普及度(ふきゅうど)が高く、コストも安い。 初期投資(しょきとうし)に3万円程度、あとは、月々2000円程度の出費だ。 結局、インターネットに接続する費用は、一ヶ月3000円から5000円でしょうか? あなたの国と較べると、高いですか? |
1998 / 11 |
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11/25
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日本の場合、不景気(ふけいき)の対策(たいさく)の最初に考えられるのは、 公共事業(こうきょうじぎょう)だ。 これは、100年間、ひょっとすると、もっと昔から、変わらないやり方だ。 道路(どうろ)や、橋(はし)の整備(せいび)。河川(かせん)の整備など が行われ、地方の雇用(こよう)が増える。建設業界が、活気(かっき)を 取り戻し、不動産事業も、資金を運用できるようになり、住宅事情にも、 好影響(こうえいきょう)がでる。 しかし、今回は、そうならない。なぜなら、建設各社は、この需要(じゅよう) を、見越(みこ)して、淘汰(とうた)を先延(さきの)ばしにしてきたからだ。 現在、日本には、多くの建設会社があり、ゼネコンと呼ばれている。 雇用が減り、主要な産業を公共事業に頼る地方は、ともかく、仕事が欲しい。 そこで、大規模な河川事業やダム建設が行われる。これらは、道路や橋の工事 に較べると、桁違(けたちが)いに、大きな収入となるからだ。倒産すべき会社を公的なお金で守ることは、「緩慢(かんまん)な死」を先延ばしにするだけであることは明らかだ。 また、言うまでもなく、理由もなく行われる河川事業が環境にもたらす影響は深刻だ。 ちなみに、日本には、多くの川があり、都市には、代表的な川がかならずある。 現在、30才以上の人は、子供の頃、その川の上流(じょうりゅう)や中流 (ちゅうりゅう)で、遊んだ記憶があるはずだ。 しかし、その記憶は、30才以下の人々とは、もはや共有できない。 日本の川は、今や、子供には、単に危険な場所でしかない。 |
1998 / 11 |
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11/26
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寒くなってくると、「そろそろ、鍋(なべ)でもやりますか」と友人から 電話がかかってくる。 鍋とは、ちょっと大きめの鍋に肉や魚、野菜などを入れ、煮ながら食べる 料理。 ひとつの鍋のまわりを何人かで囲んで食べる。 材料は、なんでもいい。肉でも魚でも、野菜といっしょに水か出汁(だし)で煮ればいい。
それぞれ、小皿に大根(だいこん)をおろしたものに、ポン酢しょうゆなどを 入れ、食べる。 たいてい、4.5人で食べることになるので、必ず一人は、 「その肉、もう食べられるよ!」 「そろそろ、野菜を入れた方がいい」 などと言う人がいる。こういう人を「鍋奉行(ぶぎょう)」とか「鍋将軍(なべしょうぐん)」という。 私のやり方は、鍋に水を入れて、骨付きのとり肉を入れ、水から煮る。 しばらくして野菜、豆腐などを入れる。それだけ。
とりの骨からスープが出るので、大根おろしと、ポン酢しょうゆだけで食べる。 冬に首脳会談(しゅのうかいだん)を行う時には、フランス料理などではなく、 鍋でやればいいのに、と思う。 「あ、金さん、そこ、肉、もういいですよ」 なんて会議はなかなかいいと思いませんか? |
1998 / 11 |
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11/27
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日本、特に東京の物価は高い。マクドナルドのハンバーガーは、 今、ひとつ130円。(2000年には65円になった)ちょうど、1ドルぐらいだ。 マクドナルドのアルバイトは、1時間750円。 イギリス人「日本はなんでも高いねえ」 これは、説明が難しい。 アメリカ人「レストランのステーキなんかは、おいしいけど、高いよね」 日本の物価の高さは、実際に生活してみるとよくわかる。 |
1998 / 11 |
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11/30
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先日、クリントン大統領が来日し、あるテレビ局で、視聴者(しちょうしゃ) との対話(たいわ)が行われた。 大坂の女性が、例の女性問題について、「わたしなら許さないが、奥さんは 許してくれましたか」と聞いたことが話題になった。
面白かったのは、質問者が最初に自分のことを述べるところ。 「Sonyの**です。」 「三井物産(みついぶっさん)の**です。」 と、自己紹介する人がいたので、何か、会社のことでも質問するのかと 思うと、まったく違う質問をしていたことだ。 これは、日本では一般的な自己紹介のやり方で、まず、最初の自分が所属する 会社、団体、グループの名前。それから、名前。の順番で、
「**の**」となる。 困るのは、ガールフレンドの家に電話する時。 「もしもし、山田と申しますが」と言うと、かなり高い確率(かくりつ)で 「はい、どちらの山田さんですか?」 などと家族の人に聞かれることだ。 どこかに所属していないとガールフレンドの家にも電話ができないのだ。 |
1998 / 11 |
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