2002 / 01

 

01/09

60年代、70年代のサラリーマンを描いた本などを読むと 正月、最初の出勤日は、女性は着物、男性も和服姿が多く、午前中はお得意先へのあいさつ。
午後は、社内でお酒を 飲んだりしたこともあったそうだ。

その後、新年会にくり出すことになる。
つまり最初の出勤日は、実質的には、あいさつだけというかんじだ。

今年の仕事始めは7日だった企業が多かったが、都心では着物姿の人は 少なく、正月気分などは、みじんも無かった。 グローバリゼーションの影響でクリスマスが仕事にならなくなるのとは 対照的に、正月は、あまりゆっくりできないということのようだ。

 

2002 / 01

 

01/10

携帯電話の会社は2.3社あるが、比較が難しい。

まず、携帯電話とPHSという2種類がある。
PHSのほうは、使える範囲が狭い、つながりにくい、という欠点が あるが携帯電話より安く、インターネットなどデータの通信に 関しては速度が早い。

携帯電話は、料金の高さが問題で、一ヶ月1万円の出費は覚悟しなければ ならない。 携帯電話は、最近は、電話よりもメール用に使うという人が増えている。
電車の中では、メールのチェックをするために携帯電話の小さなモニターを覗いている若い人がたくさんいる。

大学生の半数以上が携帯電話を所有しているという調査結果もあり、普及は、一段落したという見方も多い。

 

2002 / 01

 

01/11

女性と男性の会話共に30代後半。

「ねえCDを買う時にさ」
「うん」
「昔持ってたのを買うのって、抵抗ない?」
「昔レコードで持ってたのね」
「そう、若い子は分らないだろうけど」
「ああ、そうか、彼らは最初からCDだからね」
「そう、私、いまだにレコード100枚くらいあるのよ」
「プレーヤーは」
「いちおある。時々聞くし」
「そうか、俺は、ボーナスで一度に買い替えたよ」
「え、何枚?」
「100枚くらい」
「すごーい」
「でも、買った後、むなしかったなあ」
「そうね」
「レコードを置くスペースがないし、針もないしね」
「買い替えるしかないのよ」

私もレコードを100枚くらい持っている。
同じ悩みを持った人は 世界中にいるのではないだろうか。

 

2002 / 01

 

01/15

昨日は成人の日の振替(ふりかえ)休日。

最近は休日のルールが変わって、私もいつ休みなのかは カレンダーを見るまでわからない。

日本における成人は20才。市役所などで成人を招いて式典(しきてん)を 行うことになっている。 市長のスピーチがあり、有名人を招いて講演を行ったりする。 記念品も配られる。
ほとんどの女性が和服を着て出席する。
和服を着たのは、この時と結婚式の時だけ という女性が今では多数派だろうと思われる。

ここ何年かは、この式典が荒れるということが問題となっている。 酒を飲んで暴れたり、スピーチの最中に踊り始めたり、会場の外で バイクで大騒ぎをするといったことらしい。

一般的に言って、日本では20才というのは、約半数が大学か専門学校に 通っている。
仕事は少なく、残りの半数のうち、仕事を持っているのは 25%ぐらいではないだろうか。

20才の人間の70%が仕事をしていないということを考えると やはり日本は豊かなのだなと思いますね。

 

2002 / 01

 

01/16

今年の1月は、日中は15度前後であたたかい冬のようだ。

正月は映画会社にとっても大事な月だが、今年はあまり人が 入ってないようだ。
年々、映画人気は下がる一方だ。

正月は、何となく仕事をする雰囲気ではないようなところがある。

年末は忙しく、3月も、企業の決算の月でもあるので忙しい。
1月、2月は、いまひとつ存在感が薄い。

元々、秋に収穫した米で正月を過し、春までは、稲作(いなさく) 以外の仕事で生活を続けた農家の生活のリズムと重なるものが あるようだ。

 

2002 / 01

 

01/17

日本で一年で起きる交通事故は約90万件。 そのうち死者は9000人だそうである。

ここ数年は死亡事故は減っている。車の安全性能が高まったことが 原因だそうで、そのかわりに、重傷者が増え、後遺症(こういしょう)に 悩まされる人数が増えているということだ。

今日、すぐ近くで車が人にぶつかった。ちょうど坂を降りたところで スピードが出ていたため止まれなかったようだ。 5分ほどで救急車が来た。大きなけがではなかったようだ。

特に日本では法律上、歩行者が保護されることが多く、ほとんどは 運転者の責任となるそうだ。 車は必需品(ひつじゅひん)ではなく、ぜいたく品と考えられている。

 

2002 / 01

 

01/18

交通事故の現場で。中年の男性のドライバーが年配の女性に ぶつかった。

「だ、だいじょうぶですか?」
「ああ、いたい、いたい」
「すぐ救急車呼びますから」

携帯電話で電話している。

「ああ、うん、腰がいたいのよ」
「ちょっと毛布を敷きますから、ここに横になってください」
「すぐに来るそうですから」
「ああ、そう、あ、そこ痛いからゆっくり動かして」
「はい」

ここで近所の家から中年の女性が出てくる

「救急車、呼びました」
「あ、はい、大丈夫です。すみません、あと毛布があれば、、」
「あ、持ってくるわね。ちょっと待ってて」

男性は電話で保険会社に電話している様子

「ええ、そうです。今救急車呼びました。いえ、そんなに重症では ないと思います。意識はありますから。は、ああ、はいはい、警察に も電話ですね。じゃあ、後でかけなおします」

最近は、事故の時、まず保険会社に電話するというのが一般的のようだ 外国の保険会社などは、こういうサービスを売り物にしているところも 多い。

 

 

2002 / 01

 

01/22

東京でアフガニスタンに関する会議が行われている。

アフガニスタン代表のハミド氏は、ハンサムでおしゃれ、スピーチも うまいということで、ニュースの画面にはよく現れる。

日本政府は5億ドルほどの援助(えんじょ)を決めたそうだ。 先進国と呼ばれる国の中でも不景気(ふけいき)で、先行きの見えない中 この額は、たいへんなものだと感じられる。

私は、納税者(のうぜいしゃ)の一人として、このお金がアフガニスタンの 長期的な発展のために使われることを願うしかない。

実は、テロ事件以前からアフガニスタンへは、日本から多くのボランティア やNGOが行っていたということは、あまり知られていない。
特にここ何年かのアフガニスタンの窮状(きゅうじょう)に関して 書かれた書籍(しょせき)も多い。
ハミド氏が、かつてのキング牧師のように、力強く、夢を自国民に 語れる人物であることを祈りたい。

 

2002 / 01

 

01/23

かつて日本のサッカーリーグで活躍したエムボマというカメルーンの 選手が去年、カメルーンチームのフォワードとして来日した。
彼は、チームメートをさっそく、街に案内して、うどんをごちそうした そうだ。

日本には、そばやが多い。そば屋にはうどんもある。関西では、うどん屋に そばがあるということが多い。

外国人には、うどんのほうが圧倒的に人気がある。どちらも出汁(だし) は魚を使うことが多いが、麺(めん)は、うどんが一般的な 小麦(こむぎ)から作られ、癖(くせ)がないのに対して、そばは そばの実(buckweat)から作られるので、慣れが必要だ。

しかし現在では、小麦粉もそば粉も輸入に頼ることが多いそうだ。

うどんの本場(ほんば)は、四国の徳島。そばは、長野、とよく 言われるが、今では、いろんな地方で個性を競っている。

 

2002 / 01

 

01/25

40代の男性二人。

「あのさあ、『切れない電球は作れる』って話があるじゃない」
「え、どういうこと?」
「電球の球(たま)って、しばらくすると切れるでしょ」
「うん」
「あれ、今の技術では、切れないのを作ることができるんだって」
「ああ、なるほど」
「確実に売れるから普通の電球の2倍くらいの値段で出せるらしい」
「ああ、2倍ね。10倍くらいで売ればいいのに」
「いや、ああいう消耗品は、会社にとってすごく大きいんだよ」
「ああ、売り上げは小さくてもね」
「そう、安定してるから、無くなると痛い。だから切れない電球は売らない」
「そうか、そうなると、なんだか、いろんなものが信用できなくなるね」
「そう、電球と同じようなものがあるんじゃないかと思うんだよ」
「例えば?」
「パンクしないタイヤ」
「ああ、でも高いかも」
「いや、実は、自転車では可能なんだって」
「ああ、そうかもね」
「でも、自転車屋は、パンク修理が無くなると死活(しかつ)問題だろ」
「ああ」
「で、猛烈(もうれつ)な反対で売らなくなったって噂を聞いたよ」
「へえ、じゃあ、まだまだあるな」
「そうコンピューター関係なんてあやしいよ」
「ああ、プリンターのインクとかね」

 

2002 / 01

 

01/29

相撲(すもう)の人気が落ちているらしい。

ほんの5年ほど前までは、たいへんな人気だったのだが、そのころの スターだった、貴(たか)の花に衰えがあり、ライバル達も怪我 (けが)が多く、横綱(よこづな)が揃うことが少なくなってきた。

力士(りきし)は、朝ごはんを食べなかったり、無理に大食いを したりして身体を作る。江戸時代からほとんど変わっていない 土俵(どひょう)のサイズは、現代の日本人の体格には狭いので 体重が多いほうが有利という傾向に拍車(はくしゃ)がかかっている。

怪我はほとんどが下半身で、無理をして増やした体重を支え切れなかった ことからくるようだ。

 

2002 / 01

 

01/30

映画というのは不思議なもので、その作品に感動したとか テーマがどうだったということよりも、小さな、変なことを 覚えているということがある。

例えば、食べることに関して。。。

『暴力脱獄(ぼうりょくだつごく Cool Hand Luke .1967)』で
囚人が 「知ってるか?外にはアンチョビっていうソースが あるんだ、これがすごくうまいんだ」というセリフ。

『我が道を行くGoing my way .1944』で
老神父が弟子のビング クロスビーにウイスキーを注ぐ時に、一度、2つのグラスに注いだ後 多いほうのグラスから少ないほうに少し戻して同じ量にするところ。

『レベッカ .1940』で
女性の主人公がステーキを食べるところ。 すごくきれいな食べ方だった。

『ベルリン・天使の詩Der Himmel Uber Berlin .1987』で
主人公が 路上でコーヒーを飲むところ。おいしそうだった。

それにしても、映画の日本のタイトルは、分りにくいですね。

 

2002 / 01

 

01/31

日本でこれほどオリンピックが盛り上がらないのは久しぶりだ。

元々、冬期(とうき)のオリンピックは人気が低いが、今回は 金メダルをとれそうな選手が少ないうえに、新しいスターも 探しにくいようである。

不思議と自国で行われるオリンピックには、よい選手が揃う。 したがって、その次の大会では、年齢的に難しくなるようだ。

放送局は、高い放映料のせいか、前回同様に盛り上げようと必死だが やはりスターの不在は大きいようで、各局とも焦点の当て方が 定まらず、苦労している。

レポーターは、ソルトレイクを訪れ、塩をなめて、「しょっぱい!」 などと叫んではいるが、紹介されるのは、長野で活躍した選手ばかりで、例えば外国人選手の紹介はほとんどない。

実は、冬のスポーツは元々、日本では人気がない。アイスホッケーですら ニュースになることはほとんどない。 仕方なく、前回は、金メダル、金メダルと、はしゃいだせいで、今回は どうしたらよいのか、わからなくなってしまった。 というのが正直なところなのではないだろうか。

 

2002 / 01

 

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