2003 / 08

 

08/05

7月の下旬は、鰻(うなぎ)。

鰻も脂分が多く、カロリーが高い。 これで暑い夏を乗り切るという習慣は、江戸時代から続いたものだ。

夏の魚と言えば、関西では、鱧(はも)。 ちょっとした料理屋で食べると、数万円もする。 骨の扱いが難しく、料理が難しいそうだ。

冬になると、河豚(ふぐ)だとか、鰹(かつお)は、5月だとか、いや 10月が美味しいとか、季節によって、旬(しゅん)の魚に関する 話題は尽きない。

サバや鮭などは、今や、一年中スーパーに並んでいて、季節とは 関係なく味わうことができる。

旬というのは、日本の近海で漁をしていた頃の話で、今や日本でも 国内産の魚は少数派だ。
あと10年もすると、「今の季節は、ペルーの鯛が美味しいんだよ」 といったように、食卓の話題も国際的になるかもしれない。

 

2003 / 08

 

08/07

鯖(さば)は、安くて美味しい。
脂がのったものは、格別だ。

最近は、ノルウェー産のものがスーパーに並んでいる。
たしかに脂がのっているが、ちょっと多いような気もする。
後味が今ひとつよくない。

あるテレビ番組で、ノルウェーの漁師が自宅で食べる方法として ぶつ切りにした鯖を酢を入れた水で煮て、食べていた。
さっそくマネをした。
これが美味しいんですね。

煮ることによって、脂が抜け、さっぱりとした いい味になる。 これに、ネギを刻んだ酢醤油を加えるとまた、ひと味 違った趣がある。

ノルウェーの方もお試しください。

 

2003 / 08

 

08/08

今、日本のスーパーに並んでいる鯖は、ほとんどが冷凍物だ。
ノルウェー産はもとより、日本産も同じことだ。

鯖は、腐りやすい魚として、知られている。 取ったそばから、どんどん腐り始める。そこで、昔の魚屋は、鯖 に関しては、取れた日をごまかすことが多かった。

「サバを読む」というのは、年齢を偽って言うという意味だが ほとんどは、若く、言うことが多い。
女性に多いが、男性も時々、サバを読むことがある。

これは、若く見せたいという理由の他に、年上だとわかると 相手が遠慮して、話してくれないので 少し若く自分の歳を言うということがあるそうだ。

 

2003 / 08

 

08/12

夏休みになって町に子供を見かけることが多くなった。

小さな兄妹が、仲良く手をつないで歩いているのはいい風景だ。
お兄さんが妹の服に付いた泥を払っていたりするのも微笑ましい。
夏服の女の子や下着姿の男の子がトコトコ歩いているのはかわいいですね。

虫かごを持っていたりすると、東京に「かっこいい」昆虫はいるのかなと 心配してしまう。

若いお父さんと遊んでいる子供をよく見かける。

これは夏休みだから多いということもあるが、私が子供の時より圧倒的に 多いと思う。私も私の友達も父親と遊んだ記憶はほとんどないはずだ。

近代化で日本はいろんなものを失ったと言われるが、親子の時間は 確実に増えた。
これはやはりいいことですね。

 

2003 / 08

 

08/13

ボブホープが亡くなった。

このところ、キャサリンヘップバーンとかグレゴリーペックとか ハリウッド黄金時代の俳優が立て続けに亡くなっている。

いづれも高齢で、天寿(てんじゅ)を全うしたといえるけれども 残念だ。

ビングクロスビーとのシリーズでは、始めて「楽屋オチ」というのを知った。

牢屋に入ったら、ビングクロスビーと居合わせた。
ホープは、これまでのいきさつを細々とクロスビーに話す。
「何でそんなに細かく話すんだ?」
「だって、途中から映画を見るヤツだっているだろ!」

これには、笑った。

ビリーホリデイのライブで、一人の観客が差別的な野次を飛ばした。
たまたま、聞きにきていたボブホープは、猛然とステージに上がり その男をあらゆる話術を駆使して罵倒(ばとう)した。
男は、逃げ出したそうだ。

アカデミー賞の授賞式は、ボブホープが見られるだけで贅沢な 気分になったものだった。

 

2003 / 08

 

08/14

中高年(ちゅうこうねん)と言うと、50歳から70歳の人を指すようだ。

中高年になると、そろそろ身体に変調をきたしたりと、どうしても 元気がなくなることになる。
その、高齢に伴うさまざまな症状をおもしろ可笑しく話すコメディアンが 人気となっている。

彼は、まず、バスに目をつけた。中高年になってくると、子供も独立し 時間ができる。そういった女性に人気なのがバスツアー。
各社しのぎをけずり、最近は、日帰りで5000円。
昼食付きという格安の ツアーもたくさんある。
お客のほとんどは50.60代の女性。
中には、夫が定年退職し、夫婦連れも いるそうだ。

このバスで時間が出来た時に流してくださいと、自作のテープを 配った戦略があたり、たちまち人気者となった。

 

2003 / 08

 

08/26

中高年をターゲットにした商売は、たくさんある。

将来、世界でも類を見ない高齢化社会を向かえるという計算もあるが なんといっても、今、日本でお金を持っているのは、中高年であるからだ。

50代、60代の受け取る年金は、高い。
家のローンも終わり、使える お金が残っている。

高齢者向けの保険、 健康食品、健康器具から、新興宗教にいたるまで 中高年にいかにアピールするかを競っている。

コメディアンの綾小路(あやのこうじ)きみまろ は、狙いがよかった。 どちらかというと、中高年を揶揄(やゆ)する、自虐的なジョークが 受けに受けている。

 

2003 / 08

 

08/28

一気にお茶の間の人気者となった綾小路(あやのこうじ)きみまろ氏 がテレビに登場するようになって、いろいろなスキャンダルが 明らかになった。

しかし、いずれも、たわいのないもので、カツラであるとか 彼のジョークは、過去に作られた川柳(せんりゅう)を盗んだもので あるとかだ。

特に川柳を出版している会社の抗議は大人げないものだった。

彼は、コメディアンとして、いかに面白く話せるかという、いわば 話芸(わげい)の人だ。
出典(しゅってん)が川柳であろうと、ジョーク集の本であろうと 彼の技術で、芸になったのだ。

まあ、川柳が趣味です。なんて人に限って、頭が固く、つまらない人が 多いという定説は、ここでも証明されたようだ。

 

2003 / 08

 

08/29

 

□ 最近、キャンプにこり始めてさ。
■ ああ、アウトドアブームだからねえ
□ コールマンのテントとか、今、安いのね
■ああ、そうだね
□ オレ、子供のころ、キャンプ道具のカタログ見るのが好きでね
■ へえ
□ そのこと、コールマンなんて、プロの登山家が使うものだった
■そうなの?
□ そう。あこがれたねえ
■ 今は、安物ってイメージだけど
□ それでびっくりした。
■でも、元々、一般用のアウトドアメーカーでしょ
□ そうらしいんだよ。でも、昔は、崇拝(すうはい)してたよ。
■ ふうん。何か、そういうこと、他のことでもありそうだね。
□ そう、「外車」とかね。
■そうそう。

 

2003 / 08

 

 

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