2003 / 12

 

12/02

12月からテレビのデジタル放送が始まった。

デジタルの高い解像度(かいぞうど)に対応したテレビは高い。
あと7.8年は、今のテレビでも見られるが、そのうち買い換えないと いけないそうだ。

双方向(そうほうこう)というのもセールスポイントになっていて テレビの中の出演者のプロフィールとか、商品の説明、将来は 商品の購入まで出来るようになるそうだ。

テレビドラマも様変わりしそうだ。 もちろん、これまでもそうだったが、出演者のアクセサリー、洋服 部屋の家具など、これからはすべてが宣伝の直接の媒体(ばいたい)となる。

登場人物の携帯電話は、常に最新型で、車は、将来販売予定のものを 市場調査を兼ねて「出演」させる。

連続ドラマなどは、視聴率が落ちてくると、途中から、商品の説明で 埋め尽くされることになるかもしれない。

「犯人に逃げられた!」
「ボス、このGPS付き携帯なら追跡(ついせき)できます!」

なんてね。

 

2003 / 12

 

12/03

寒くなってくると、家の中で過ごすことが多くなる。
本を読んだり、テレビを見たり、音楽を聴いたり。

実は12月は、ゲーム会社にとって勝負の月だ。

子供達は、誰もが、冬休みに、こたつに入りながらやるゲームを 一本か二本は買おうと計画している。
クリスマスのプレゼントは、ゲームソフトということも多い。

大手のゲーム会社は、勝負のソフトを12月に発売する。
少し早めに発売して、ゲーム雑誌の評価を固唾(かたず)をのんで 見守ることになる。 名前だけで売れるソフトは、2つか3つぐらいで、後は、この雑誌の 評価で、売れ行きが左右されることも少なくないからだ。

 

2003 / 12

 

12/04

河豚(ふぐ)は、冬によく食べられる、不思議と外国人に人気のある魚だ。

その理由も 歯ごたえがしっかりしていて、肉を食べている感触に近いから。
とか
白身なので、あっさりしていて食べやすいから。
とか
ポン酢で食べるので、味にアクセントがあって、印象に残るから。
などといろいろな説がある。

河豚で最も一般的な食べ方は、やはり刺身で、薄く切る。
(あ!この薄いというのも人気のポイントかもしれませんね)
それを大きな絵皿に並べて、下の絵柄が見えるように盛りつける。

河豚の鍋料理も人気がある。
有名な河豚料理店でコースを頼むと この鍋と刺身、最後に鍋のスープで雑炊となる。
東京では一人1万円から3万円ぐらい。
高級料理だ。

 

2003 / 12

 

12/05

冬に部屋でゆっくりと音楽を聴くのはいいものだ。

私はジャズしか知りませんが、冬向きのCDをご紹介。
どちらかというと、静かな演奏が多いものを。

定番ですが、ピアノのビルエバンス。
ベースのスコットラファロと一緒にやっている時代のライブ盤。 「Waltz for Debby」を聴いたことがなければ、これが入っている ものを買ってください。

「デュークエリントンとジョンコルトレーン」は、いつ聴いても 素晴らしいんですが、シャキッと寒い夜、しかも深夜に聞くと 自分だけでなく、周りの空気も澄んでくるような気がします。

ジョンコルトレーンなら、初期の「Lush life」
丁寧に静かに吹く コルトレーンもいいもんです。
表題の「Lush life」では、トランペットのソロが始まる時にいつも その音の瑞々しさにハッとさせられます。

最後に、アートペッパーの「Winter moon」。
何か、こう、寂しい演奏ですが、やはり素晴らしいですねえ。

今日は、これを聴いていて、コラムを書く気がしなくなったんですよ。

 

2003 / 12

 

12/09

年末の楽しみのひとつに、商店街の福引(ふくび)き、がある。

12月になると、商店街では、福引き券が、買った金額に応じて配られる。
近所の例で言うと、300円で一枚。
5枚で一回、福引きができる。

福引き所は、たいてい商店街の真ん中に作られていて、木製の ラグビーボールのような形をしたものが白いテーブルの上に 置いてある。
その福引き機の取っ手を回すと、中からマウスのボールくらいの玉が ひとつ出てくる。 この玉の色によって、賞品が決まる。

一番いい特等(とくとう)は、ペア温泉旅行や有名温泉の宿泊券など。
2等でテレビ、3等で自転車、「はずれ」は、ティッシュなど。

子供のころは、これが毎年楽しみだった。

小学生のころに「2等」を当てたことがある。
しかし、私の地元の商店街は小さく、2等の賞品は「お酒一本」 であった。

 

2003 / 12

 

12/10

石油ストーブを見る機会はめっきり少なくなった。

今は、都会では、どこにいっても、エアコンだ。
ガソリンスタンドでは 灯油(とうゆ)も売っているが、売り上げは落ちるばかりだそうだ。

石油ストーブが原因の火事も度々起きることから、高齢者や子供が いる家庭では、避けることが多い。 また、マンションやアパートでは、石油ストーブの使用が禁じられている こともある。

しかし、石油ストーブは、上にやかんを載せてお湯を沸かすことも できるし、その蒸気で、空気が乾燥しないという利点もある。

お茶用のお湯が常にあるというのも寒い時期には合理的だ。 
灯油(とうゆ)の匂いも悪くないと思う。

 

2003 / 12

 

12/11

正月の料理である「おせち」の予約が始まっている。

おせちは、最近は買って済ます家庭が増えてきた。
デパートなどで売れる価格帯は2万円から3万円。 正月の三日間だけの食事代と考えると高いが、自分で作っても この時期は材料代がかかるので、結局は作るより安いと感じる人が多いようだ。

やはりおせち料理を食べないと正月と気がしないという人は多い。

高級料亭のおせちは、毎年、あっという間に売り切れてしまう。
手作りなので、元々量が少ないこともあるが、3.4人用のおせちで 30万円、などというものが、すぐに予約終了となってしまう。

 

2003 / 12

 

12/12

□師走(しわす)っていうのは、どうして?
■ ああ、そうねえ。
□ 教師が忙しい時期だから?
■ いや、そうじゃなくて、教師のように、チマチマ動かない人でさえ忙しいということじゃない?
□ ああ、なるほど。
■ 実際は、教師は12月ってヒマなんじゃないの。
□ まあ、ヒマというほどじゃないけど、サラリーマンよりはヒマだろうね。
■ 受験は?
□ ああ、そうだな。3年生の担任なんかは、忙しいんだろうけど。
■ でも、いまどき、受験は学校は関係ないか。塾だよね。
□ 進路の相談なんかは、あるんじゃない?
■ それも、最近は、塾のデータでしょ。
□ そうだねえ。

 

2003 / 12

 

12/16

年末になると、電気屋やスーパーには、蛍光灯(けいこうとう)の 売り場が特別に作られる。

日本人は、蛍光灯の白い、強い明かりを好み、一般的な家庭の部屋の ほとんどが蛍光灯になっている。
電球より経済的だし、日本の文字を読むためには、電球の明るさでは 不十分だと考える人が多い。

この蛍光灯は、一年に一度、年末に取り替える。
使う度合いにもよるが 1年で少し暗くなる。そのまま2年ぐらいは大丈夫なのだが、年末に 蛍光灯を変えるのが恒例となっていることもあるようだ。

ひとつの電灯は、天使の輪ぐらいの(?)丸い蛍光灯を二つ 使っていることがほとんどで、一部屋でふたつということになる。

平均的な家庭で5.6部屋分。合計10本程度。 一万円で少しおつりがくる程度の出費となる。

 

2003 / 12

 

12/17

「ぶっちゃける」というのは、「本心をうち明ける」という意味。
英語だと「to put it bluntly 」となるそうだ。

今年は、これが流行った。

「ぶっちゃけ、〜」「ぶっちゃけさあ、〜」 というように文の最初に使ったり
「〜、ぶっちゃけ」と、語尾に 付けたりして、本音や事実をストレートに言う時に使う。

「ぶっちゃけた話、小泉さんって、外国にあまり興味はないんだよね」
「パーティー行かないのは、山田が嫌いだからでしょ?ぶっちゃけ」

こういうストレートな表現は、「率直である」と受け止められることも あれば、「露骨だ」と嫌われることもある。

今年もっとも、「ぶっちゃけた」発言をした人は、防衛庁 (ぼうえいちょう)の長官(ちょうかん)で、彼は、イラクに派兵 (はへい)する理由として、一環して、「派兵しないと、石油の  分け前がもらえない」ということを言っていた。

これは、率直なのか、露骨なのか、判断の分かれるところだ。

 

2003 / 12

 

 

Copyright @ Web Japanese
All rights reserved.

No reproduction or republication without written permission.