Japanese Proficiency Test (J)
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日本語の試験について
代表的なものは、日本語能力試験とビジネス日本語能力試験、これに実用日本語テストが続きます。
日本語能力試験は、国際交流基金が行っているテストでビジネス日本語能力試験は、日本貿易振興会(JETRO)が行っているテストです。 実用日本語検定は、日本語検定協会が主催です。
詳しくは上記のURLからリンクがあります。参照してください。規模が大きいのは日本語能力試験です。
ここではおおまかな説明をします。
日本語能力試験
現在、世界で最も普及している日本語能力をはかる試験です。1984年から行われています。30カ国、70都市以上の場所で行われています。毎年10万人程度の受験者がいます。
国内では、年に一回(12月上旬)に日本で行われます。受験料は5000円前後。申し込みの締めきりは、通常9月上旬です。
1級
高度の文法、漢字(2000字程度)語彙(10000語程度)を習得し、社会生活をする上で必要であるとともに、大学における学習、研究の基礎としても役立つような、総合的な日本語能力(日本語を900時間程度学習したレベル)
→ 補足
2級に比べると語彙力を問われることが多い。読解は、やや情緒的な文章でも読みこなす能力が求められる。1級合格は、日本の大学受験するために必要なため、日本語学校には、合格のためのノウハウが豊富にある。欧米人は漢字の学習が苦にならない人のみが合格できる。
2級
やや高度の文法、漢字(1000字程度)語彙(6000語程度)を習得し、一般的なことがらについて、会話ができ、読み書きできる能力(日本語を600時間程度学習し、中級日本語コースを修了したレベル)
熟語的な知識を問われる。読解は、論理的な文章をしっかり読める。複文(主語、述語の組み合わせが2つ以上ある文)を自由に作れる。3級に比べると読解能力に比重が置かれている。
3級
基本的な文法、漢字(300字程度)語彙(1500語程度)を習得し、日常生活に役立つ会話ができ、簡単な文章が読み書きできる能力(日本語を300時間程度学習し、初級日本語コースを修了したレベル)
基本的な文法が理解できている。単文(主語と述語の組み合わせがひとつの文)が自由に作れる。中学校レベルの英語力とほぼ同じ程度と御考え下さい。
試験は、すべてマークシートで、英検のように会話の試験はありません。したがって、1級合格者でも、よどみなく話せるというわけではありません。漢 字圏(中国、韓国など)の学習者に有利な部分もあります(やむをえないところですが)ので、欧米の学習者で2級合格者は、そうとうにやる気のある人だと 思って間違いないでしょう。
また、ほとんど日本人と変わらぬ聞き取りの能力、会話力があるのに、ひらがな、かたかなが読めないため、4級も合格しない人というのも(ごく少数ですが)存在します。
日本語学校では通常、1日3時間、週5日程度勉強します。一ヶ月60時間、三ヶ月で180時間ですが、集中的にやるので、三ヶ月で3級レベルまではいきます。半年で2級、1年で1級まで行く生徒はめずらしくありません。
プライベートレッスンでは、例えば週に2時間で半年の学習時間が50時間程度です。日本語学校のように日本語づけの生活をするわけではなく、仕事の 合間となるので、どうしても効率は下がります。宿題なども含めてまじめにやっていただければ、週2時間で半年で3級合格までいくことも可能です。
ビジネス日本語能力試験
JETRO(日本貿易振興会)というところがやっているテスト。1996年から始まる。日本語能力試験が学生を対象としており、読解に比重が置かれ ていて会話能力がやや置き去りにされている。その部分をフォローして実際に会話能力が求められる社会人を対象としたテスト。ビジネスの場面での日本語によ る問題解決能力を問われることが多い。日本の大手企業が後援していて、政府もバックアップしている。6月ごろに一次試験が行われる。
試験の概要
特にビジネス場面を中心とした1-3級にわけられた聴解を含むペーパーテストを行う。1級合格者は、2次試験を受けることができる。2次試験は会話の試験。面接官にいろいろと質問される。その結果は、6段階で評価される。詳細は、まだ、調査不足です。
実用日本語検定
1991年から行われているテストで、主に国内で実施され、日本で生活していく能力を測る意味合いが強いものです。受験者数も少ないようです。年5回行われ、試験の料金も安く(2000円前後)テスト時間も少ないため気軽に自分の能力を測れるところが利点です。
試験は、2種類あり、初級終了段階までのレベルと、それ以上のレベル。得点によって、現在のレベルを判定します。「実用」をうたっているので、聞き取り能力が重視されています。
これからの能力試験
まだ、うわさの段階ですが、今後、日本語能力試験は、TOEFLのような点数方式になるそうです。つまり今後も会話能力のチェックは行われないよう です。ビジネス日本語能力試験は、いかんせん歴史が浅く、どうなるかはわかりませんが、テストそのものの質は高く、これからの日本語学習者のニーズにあっ たものであるため、受験者数が増えていけば、将来は、こちらが、社会人の日本語能力に関してはスタンダードになるかもしれません。実用日本語検定は、問題 数も少なく、学習者の能力を正確に判定するには役不足な部分もありますが、学習のペースメーカーとしては、悪くありません。
4級
初歩的な文法、漢字(100字程度)語彙(800語程度)を習得し、簡単な会話ができ、平易な文、叉は短い文章が読み書きできる能力(日本語を150時間程度学習し、初級日本語コース前半を修了したレベル)
ひらがな、かたかな、ごく初歩的な漢字(月、日など)、数え方がわかるが、日常会話はおぼつかない。しかし、日本語は、他の言語と比べてこの初歩部 分がめんどう(例えば、数え方の単位が、「枚、個」などと無数にあり、かつ、読み方が例えば、一本、二本が-pon -honと変わるというと皆、面喰らいます)なので、ここをクリアしたということは、ひとまず、心構えの上でも学習する準備はできたと考えられる。


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