日本語教材いろいろ 4 その他

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日本語教材いろいろ 4
2018年1月31日初版投稿 約17000字
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

ここは4 その他 編 です。他のページへは以下のリンクからどうぞ。
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この記事のライセンスについて
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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「日本語教材いろいろ」について

「日本語教材いろいろ」について

  • 私達のグループで教師、学習者に評価が高かったものを中心にピックアップしました。
  • 日本語教育の知識がない方々にもなるべくわかるように書きました。
  • タイトルの教科書名や画像などからアマゾンの該当ページに飛びます。アソシエイトプログラム経由です。
  • 印刷版の教材中心です。ウェブ教材などは Nihongo-eななどで調べてください。
  • 日本語の教材の品揃えは日本のアマゾンが最も充実していますが、カテゴリーは外国人向け日本語学習までなのでイマイチ探しにくいです。

4 その他 について

ここはおまけです。電子書籍で買える日本語関連、仕事をするうえで必要なもの、デジタルガジェットなど。まだ建設中です。2018年3月末までにひとまず完成させます。

一部著作権切れで青空文庫でも読めます。 http://www.aozora.gr.jp/

 

kindleストアで買える日本語教材

 

| kindleストア(日) | kindleストア(米) |

 

電子書籍とアクセシビリティ

 

電子書籍化は市場が広がるとか、リスクが高いというようなこと以外にも、アクセシビリティの広がりがあります。電子書籍の標準フォーマットであるePubにはさまざまな可能性があります。ハンディキャップをもった人達に読書の機会を広げる可能性があるだけでなく、図書館や公的サービスで提供されることによって、物理的な移動が難しい人達が自宅にいながらにして書籍を購入し、そのまま読めるようにもなるわけです。海外にはハンディキャプを背負った人達のために電子書籍やオーディオブックをストックするアーカイブがあります。

アマゾンのkindleのフォーマットは、ePubベースのmobiという形式です。ePubではないのですが、音声読み上げにもほぼ対応しています(日本語はまだ弱いですが…)。日本語の教材を電子化してアマゾンで売るだけで、世界中の日本語学習者にとって大きなインパクトを与えることができます。他の言語では良質な教材がどんどんkindle化されています。

国内の電子書籍のストアはkindleの他にいくつかありますが、日本語の教材という性格上、海外で売らなければ意味がないので、海外にもストアがあるアマゾンのkindleに絞って書きます。例えば、スリーエーネットワークは、教材は一部国内ストアには置くけど、アマゾンには置かないという方針のようです。

教材では、日本語能力試験対策の自費出版に近いモノを除くと、教材といえるのは少ないです。出版社別にみたほうがわかりやすいと思います。調査は2018年の1月

 

スリーエーネットワーク

 

kindleストアでヒットしたのは33件、うち日本語教材と言えるのは、初級文型50と小説ミラーさんの2冊と「はじめようシリーズ」の教師用指導書と語彙リストだけしたが、教師向けの本を中心に少しづつ電子化が進んでいました。

学習者向け


その他、改訂版 毎日使えてしっかり身につく はじめよう日本語初級語彙リスト英語訳 English〈デジタル版〉改訂版 毎日使えてしっかり身につく はじめよう日本語初級語彙リスト中国語訳 中文〈デジタル版〉改訂版 毎日使えてしっかり身につく はじめよう日本語初級語彙リスト韓国語訳〈デジタル版〉 などがあり

このシリーズもありました。成り立ちで知る漢字のおもしろ世界 手と足編〈デジタル版〉成り立ちで知る漢字のおもしろ世界 動物・植物編〈デジタル版〉成り立ちで知る漢字のおもしろ世界 自然物編〈デジタル版〉成り立ちで知る漢字のおもしろ世界 人体編〈デジタル版〉成り立ちで知る漢字のおもしろ世界 武器・ことば・祭祀編〈デジタル版〉成り立ちで知る漢字のおもしろ世界 道具・家・まち編〈デジタル版〉漢字で意味が変わるビミョ~な日本語〈デジタル版〉

日本語教師向け

教科書の指導書でいくつかありました。



その他、教師向けの勉強本がちらほら。。。はじめて日本語を教える人のためのなっとく知っとく初級文型50〈デジタル版〉 はじめて日本語を教える人のための なっとく知っとく初級文型50〈デジタル版〉初級日本語学習者のための待遇コミュニケーション教育 -スピーチスタイルに関する「気づき」を中心に-〈デジタル版〉中間言語語用論概論 第二言語学習者の語用論的能力の使用・習得・教育〈デジタル版〉文章を理解するとは 認知の仕組みから読解教育への応用まで〈デジタル版〉日英対訳 外国人をサポートするための生活マニュアル 役立つ情報とトラブル解決法 第3版《デジタル版》

やはり、みん日関連の電子化が待たれます。ゆっくりですが進んでいるので期待したいです。

 

アルク

 

ヒットしたのは367件、雑誌なども含むので意外と少ないです。ほぼ英語の本。日本語教育では、以下の4冊のみ。2年前から増えたのはキクタンの2冊。


👉 上の画像、出てこないことが多いです。改訂版 どんなときどう使う 日本語表現文型500新装版 どんなときどう使う 日本語表現文型辞典です。


 

凡人社

 


 

アスク出版

 

アスク出版は検索してヒットするのは61件ですが、日本語関連も増えていました。



その他、はじめての日本語能力試験N3単語2000 (はじめての日本語能力試験単語)はじめての日本語能力試験N4単語1500 (はじめての日本語能力試験単語)はじめての日本語能力試験N5単語1000 (はじめての日本語能力試験単語)新にほんご500問N1新にほんご500問N3新にほんご500問N4-N5日本語パワードリル N1 文法 (「日本語能力試験」対策)日本語能力試験対策 日本語パワードリル [N1 文字・語彙]日本語パワードリル N2 文法 (「日本語能力試験」対策)日本語能力試験対策 日本語パワードリル [N3 文字・語彙]日本語能力試験対策 日本語パワードリル [N3 文法]など10冊以上の教材がありました。

 

ユニコム

 

このシリーズがあと数冊ありました。

 

その他

 

 

角川

 


その他、Japantimesで検索してもありませんでした。kindleストアの日本語カテゴリーには一般出版社のものはなかったので、2018年1月の時点では、日本の出版社のkindle本は、これ以上はないのではと思われます。

👉 ちなみに、うちはkindle本、いろいろ出してます。日本語の本も

 

仕事周辺の本

 

類書で読みやすそうと思った本を。これはわかりやすかったです。フリーランスを守ってくれるのは法律だけです。

 


労働契約法は無期転換など2012年8月に改正があったのでその前後に書かれたか改訂があった本を。

 

フリーランスとして契約書を交わす立場になったら。基本は労働契約法関連の本でいいんですが、著作契約などになってくるといろいろ基本の理解が必要です。そのへんの契約というものの基本的な考え方を教えてくれる本。契約書の記述の実際は書いてないけれど大事。

 

英語の契約うんぬんに関しては、米には安く代行してくれる小さな個人事務所みたいなものがたくさんあり(特に自費出版関連増えました)例文集のサイトも豊富。日英の翻訳系のデータベースなどもあります。本なら、これがいいと勧められました。

 


類書の中では、広範囲に親切に説明してあると評判の本。ネットに詳しくない人に入門書として渡すには最適だと思います。

 


英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ポルトガル語の簡易辞書付とのこと。

 


多分、メディア史上最もお金と手間をかけた留学生、技能実習生の取材の記録。2017年に話題になりました。残念ながら記事は削除されてしまったので、この本で。

 


 

 

その他、日本語周辺の本

 

安くて(文庫、新書など1000円以下、なるべく2000円以下)読みやすくて(難しくても岩波新書ぐらいまで)最寄りの図書館にも置いてそうな本、というセンでリストアップしました。

 

日本語関連いろいろ 1

 

日本語関連は、いろんな種類があるのですが、ある世代ではよく知られているけども…というような有名な本を中心に。絶版多いです。

「新解さんの謎 (文春文庫)」は、90年代に話題になりました。同著者による対談本「こいつらが日本語をダメにした (ちくま文庫)」も面白いです。日本語必笑講座 (講談社文庫)は90年代後半売れた本です。こちら日本語の乱れ (集英社文庫)も。また、あまり知られてませんが、たのもしき日本語 (角川文庫)は、吉田戦車、川崎ぶらの対談本。絶版になっていますが、手に入るなら軽い機敏な仔猫何匹いるか―土屋耕一回文集 (角川文庫 (5853))も楽しいです。

世の中には「いただいたお電話でお使い立てして恐縮ですが」みたいなクラクラするような決まり文句があり、その辺が苦手な日本語教師は多いような気がします。このオトナ語の謎。 (新潮文庫)は、日本語教師向けのページでも紹介しました。やや古くなりましたが、日本語の教科書には載らないすき間の日本語の宝庫だと思います。最近では、できる大人のモノの言い方大全もかなり売れてるようです。こっちはかなり大まじめな本なので読もうとするとツラいですが、フレーズの資料としては秀逸だと思います。

全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)は、この種の本のはじまりだったような気がします。比較的最近では、あいうえおちゃん (文春文庫)の毒舌、新・四字熟語 (幻冬舎よしもと文庫)も評判になりました。言葉尻とらえ隊 (文春文庫)は、2010年代の新しい表現についての秀逸なエッセイ。

メディアから消える言葉に関して。辞書から消えたことわざ (角川SSC新書)の他に放送禁止歌 (知恵の森文庫)私家版 差別語辞典 (新潮選書)など、タブーとされている語に関する本も。

英語の本には普通の日本語教師が知らない日本語教材の世界があります。日本国内で人気なものはNIHONGO FUN & EASY Survival Japanese Conversation for Beginnersは、人気のサバイバル日本語教科書で、外国人のための英語でわかるはじめての日本語も売れているようです(未読)。2000年に入って、国内の日本語学習者のモチベーションはかなり下がっており、この種の本が急に増えました。あと、Making Out in Japanese (Making Out Books)は日本に滞在する英語圏のノンネイティブの隠れたロングセラーで、ナンパ用日本語会話の手引きです。
ただ、海外で売れてる簡易日本語の本は、また違います。住んでないだけサバイバル要素が不要ということでしょうか。

 

日本語関連いろいろ 2

 

こちらは少しまじめなもの。

にほんごは、安野 光雅、 大岡 信、谷川 俊太郎という人達が試みに作ってみたという小学生用の国語の教科書。
シリーズで楽しく読めてためになるのは岩波書店のそうだったんだ!日本語シリーズがあります。全部は読んでいませんが、読み応えがある本が多いように思います。

方言の日本地図-ことばの旅 (講談社+α新書)も比較的新しい本でkindle版があります。漢字関係だと、漢字と日本人 (文春新書)は、漢字と日本語の歴史を辿りながら漢字の現状についていろいろと書かれています。漢字は白川静さんに学ぶ漢字は楽しい (新潮文庫)白川静さんに学ぶ漢字は怖い (新潮文庫)も。

言語聴覚士の知人がおり、よく使うカードなどみせてもらいました。言葉と脳と心 失語症とは何か は、いろいろと興味深い本でした。失語症に関する本は、いろいろと出ています。〈文法が基礎からわかる〉日本手話のしくみは、ざっと目を通すだけでも面白いです。さらに日本手話で学ぶ 手話言語学の基礎みたいな世界もあるようです。

言葉の海へ (同時代ライブラリー (341))は日本初の近代国語辞典「言海」をつくった大槻文彦の生涯を描いた本です。

 

日本事情周辺

 

大学生の定番的な本になってしまいますが、日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)は講演をテキストにしたものなのでわかりやすかったです。民俗学では抜群に面白くて演劇のシナリオにもなっている忘れられた日本人 (岩波文庫)絵巻物に見る日本庶民生活誌 (中公新書 (605))や、雪国の歴史を描いた北越雪譜 (岩波文庫 黄 226-1)は読み応えがありました。日本の音―世界のなかの日本音楽 (平凡社ライブラリー)も興味がある方には。

かつて日本に来る人達というのは、外国人による日本論の名著―ゴンチャロフからパンゲまで に載ってるような本を読んでから来たようなんですが、60年代後半の表徴の帝国 (ちくま学芸文庫)があり、デイヴ・バリーの日本を笑うを経て「日本に来た本ブーム」は今ちょっと落ち着いています。今は英会話学校などが来日する教師のために作る読本(英会話教師がよく持ってます)みたいなところにリアルな実態があるような気がします。ALTのためのニッポン生活Q&A―日英対照は、そういう意味で興味深い本でした。

👉 日本語に関する本については、こちらに昔作った英語の読書案内があります。

日本事情のテキストに使うには検証が必要ですが日本文明77の鍵 (文春新書)は「出版」「旅行」「銀」など身近な77のテーマで一項目、新書3,4ページでざっくりと解説してくれる読みやすい本。写真が美しい日本を知る105章 (コロナ・ブックス (93))あたりも、昨今のCoolJapanの元ネタになったのではという気がします。日本の食はどう変わってきたか 神の食事から魚肉ソーセージまで (角川選書)はタイトルどおりのわかりやすい本。日本文学史早わかり (講談社文芸文庫)は、独自の視点の読める文学史。1920年代にアフリカ系アメリカ人を中心とする日本ブームというのがあったらしいのですが、作品としてはHAIKU(俳句)―この別世界などがあります。英語でHAIKUには子供が作ったかわいい俳句が。

名前や地名も日本語教師がよく聞かれるトピックです。この種の本は、いろいろありすぎて、どのへんが原典になっているのか、よくわかりません。Wikiなんかのほうが結構バランスがいいのかもしれません。名前の日本史 (文春新書)とか、世界の名前 (岩波新書)。地名だと地名の研究 (講談社学術文庫)日本の地名 (岩波新書)続 日本の地名―動物地名をたずねて (岩波新書)みたいな本があります。

 

路上のいろいろ

 

路上ジャンル(?)は、街でみかけたことなどをよく尋ねられる日本語教師にとっては結構大事です。ちょっと専門的な日本の言語景観や街中のフォント観察本タイポさんぽ―路上の文字観察。建築方面では藤森照信×山口晃 日本建築集中講義建築における「日本的なもの」、東京を作った人達の明治の東京計画 (岩波現代文庫)、ディープな世界のマンホールのふた 日本篇

 

アートなど

 

美術史の本は難解なモノが多いんですがヘンな日本美術史日本美術応援団 (ちくま文庫)は美術館に行ってみようかなという気にさせてくれる本でした。

工芸品関係も日本で教えていると時々尋ねられるジャンルです。あくまで一批評家の視点ですが手仕事の日本 (岩波文庫)は全国津々浦々の工芸品に対する評価が。柳 宗悦氏は、著作権が切れているので、青空文庫にもたくさん著作があります。ほんものの漆器―買い方と使い方 (とんぼの本)は、実用ガイドっぽい本ですが、漆器に関して丁寧でやさしい解説があっておもしろかったです。

👉 手仕事の日本 柳宗悦 は著作権切れで青空文庫でも読めます。http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1520.html

写真の本で安くて授業でも使えそうな、というのを意識すれば昭和 写真家が捉えた時代の一瞬みたいなものがあり、昭和を代表する写真家2人では木村伊兵衛昭和を写す〈1〉戦前と戦後 (ちくま文庫)土門拳の昭和があります。

映画関連本は80年代後半に多く出版されました。今は人気が無く、ちょっと高めの本が多いですが、買えそうな本のタイトルだけずらずらと。日本映画 ぼくの300本 (文春新書)【増補改訂版】映画を穫る ドキュメンタリーの至福を求めて森一生 映画旅監督 小津安二郎 (ちくま学芸文庫)日本映画時評集成2000‐2010

 

教材に使えそうな…

 


マンガは、好きな人は読みますし、何かの推進力になることは確かですが、それと教材として有効かどうかは別かな、という気がします。好きなタイプの漫画が学習向きかはわかりませんし。でも、もしマンガの基本的な読み方(慣れないと難しいもんです)の勉強込みで教材としてと考えるならよつばと! 1 (電撃コミックス)は、いいのではないでしょうか。1巻は主人公親子が新しい町に引っ越してくるところから始まります。5歳の女の子が主人公。日本語の教科書みたいな展開。十以上の言語に翻訳されています。英語タイトルは「YOTSUBA&!」
他にマンガは、興味に応じて、例えば和菓子ならあんどーなつとか、日本酒なら夏子の酒というような紹介のやり方もあると思います。ウンチク系マンガ、すき間狙いでかなり細かいところの作品ありますから、アマゾンのコミックカテゴリーで探したいテーマ、例えば「そば」とか「漆」で検索してみてください。たいてい、それをテーマにしたマンガがあります。

マンガ、の歴史などを教えてくれる評論的な本ですと石子順造呉 智英夏目 房之介というような人達がいますが、日本語学習者の興味は常に新しいものに向かうので歴史に関しては、ピンとこないということがあるようです。

👉 リンクだけですが、マンガに関しては、こちらに昔作った英語の案内があります。

小説は、詳しい方ならコレというものがあると思いますが、これまでに実際にプライベートレッスンで使って評判がよかったものだけをちょっと書きますと、、、キッチン (角川文庫)は中級レベルでも読める貴重な作品だと思います。多言語に翻訳されているのも心強いです。家族の標本 (角川文庫)はひとつ2ページくらいの短編で、上級の学習者に評判がよかったです。

落語、講談は、なかなかクセがあって教材としては厳しいような気がします。これも好きになる人はなるわけですが、好きだからといってなんでもかんでも語学の学習に結びつくとは限らないし、無理に結びつけなくてもいいわけですし。現代落語のCDはあってもスクリプトが手に入りにくい。演者によってアレンジがありますし。ただ柳家小三治トークショー 3 ~玉子かけ御飯は、本になったま・く・ら (講談社文庫) で上のCDの一部が演じた通りにテキスト化されています。現代の話を現代の口調で語ったものです。

 


 

 

デジタル関連・ガジェットなど

 

👉 以降の文章中のアマゾンへのリンクは、原則、キーワードでの検索結果となっています。ほぼ最新の人気機種から表示されると思います。特定の機種へのリンクをはってもすぐに古くなってしまうので。Amazonは、価格コムのトップの店ほどじゃありませんが、ネット上でもかなり安いほうです。少なくともリアル店舗よりは確実に安いはずです。

 


授業で使えそうなモノ

CD音源から直で取り込む

いまのところ、音声ファイルはCD提供が多いですが、海外ではもちろん、国内でもCD再生環境が消えつつあります。パソコンにドライブがない場合、CDから音声ファイルを取り出す方法がないわけですが、これは、CDを音声ファイルにすることに特化したハードなので便利です。説明はこちらに。

スピーカー

音声をスマホやタブレットで持ち運んでて、Bluetooth対応なら、スピーカは充電式のミニスピーカーがいいと思います。これは連続再生が24時間と長く、音も大きいので日本語学校の教室なら十分です。持ち運び用だけでなく教室据え置き用としてもいけると思います。音質もいいです。新しい機種は音楽向けに低音強化とのことなのでこの旧機種のほうがいいのではと思います。カマボコくらいの大きさ。

プロジェクター

モバイルプロジェクター、いくつか見ましたがどれがいいのかは、使い方次第なので、ランキングへのリンクだけ。

レーザーポインター

色覚に問題がある方には緑のものがいいとされています。
https://www.nig.ac.jp/color/gen/#point

5mWは明るすぎるので3mWでよいというレポが。

アマゾンの緑のレーザーポインターでの検索結果

家庭用テレビのモニター化

□ タブレットをテレビに映す

タブレットに映る画面を家庭用テレビに映す方法はいくつかあります。

Googleでの「テレビ タブレット ミラーリング」の検索結果

Miracast対応ならテレビとタブレットでいけますが、ハードによってはダメで、もうひとつ機械が受信機が必要になります。そうなると、5000円くらいのChromecastやAmazon fire stick などをテレビにHDMI端子に差して受信機にして、キャスティングをやるのが一番簡単そうです(ただ、これもたまーに、タブレットとの相性などでできないことがありますので注意。Chrome castならだいたい大丈夫だと思います)。

作ったスライドや動画などをテレビに映すだけなら、Amazonにたくさんある3000円くらいのメディアプレーヤーとして売られているものをテレビに繋げば、たいていの場合、USB端子があるのでUSBメモリや外付けHDD内の動画や画像を映せます。メディアプレーヤーは3000円くらいのものでも繋ぐだけでだいたいOKなので簡単です。ただし、繋ぎたいテレビとメディアプレーヤの端子(HDMI、USB、RCケーブル)を確認してください。最近のメディアプレーヤーはほとんどHDMIなのでテレビ側にHDMI端子があることが条件です。また、一部の特殊な形式の動画などは再生できないこともあります。(AVI形式などはいろいろあるので動かないものもあります)
また、機種によってはリモコンがイマイチで動画やスライドを操作するのが大変ということもあります。でも3000円くらいなのでテレビに繋げそうならダメ元で買ってもいいような気もします。

ハードルは高いですが、万能なのはandroid boxを繋ぐことだと思います。ほとんど中国製ですが、英語の説明があり、日本語も表示はOKです。 だいたい5000~10000円くらい。HDMI,USB,などの端子があるのでテレビに繋いでメディアプレーヤー的な使い方もできますし、外付けHDD内の動画なども再生できます。テレビをモニターにしたAndorid端末になるわけですが、Android端末としてはリモコンがしょぼくて使いにくいです。Bluetooth対応機種ならマウスやミニキーボードなどもありますが。。。

ただ、やはりこのAndroid Boxは、設定などもネットで調べないとわからないし、英語の情報が主です(米では売れてます。日本ではさっぱり)。アップデートすると日本語入力できなくなったりなど、小さなトラブルも多い(実体験)です。AmazonPrimeビデオやNetflixをみる二台目の環境の構築としてなら、悪くないです。事前に検索してみて、やれそうだと思ったらどうぞ。

VR(virtual reality)関係

VRは、万単位でハードを買って、ハードの会社の規格で提供されるものをみる、というものの他に、基本的な原理をおさえただけの汎用性がある安いものもあります。試しにやってみるならこっちです。

まず、ゴーグルを買います。2千円くらい。目が悪い人は度数を調整できるものもありますがそれでも2000円台です。
VR ゴーグル https://amzn.to/2w1Z04p

これにスマホをセットして、YouTubeなどでVR動画を探して見るだけです。ネットでVR動画を探しダウンロードして、スマホに転送して、みることもできます。うまく動かないものもありますが、そこそこ楽しめます。興味がわいたら、本格的なハードを買ってみる、でいいのではないでしょうか。

 

授業動画を撮る

 

日本語教育サクサク 自立編」で紹介した、授業動画で必要なものをあげてみます。

ビデオカメラ

これは、家庭用ムービーでもいいんですが、固定で撮るなら(スキット用に演技してやらず講義動画なら)、一眼の動画機能のほうが高画質と書きました。一眼でもミラーレスでもOKです。一般的には動画方面は、パナソニック、ソニーが優れていると言われてます。

動画だけでいいから4Kでやすいので、ということなら、ソニーのこれが定番みたいです。

マイク

一眼はマイクが弱点です。音はマイクを買ったほうがいいです。


これがよく紹介されているようですが

もう1万出してPCMで音を録ったほうがいいと思います。授業動画は音は大事ですので。

ライティング

屋内なのでユーチューバー御用達の安いビデオライトでいいと思います。左右からあてれば影が消えます。ハードオフで1000円くらいの三脚を買ってつければOKです。

その他いろいろ

□ 学校内で動画やファイルを共有する

オフィスLANでやればいいんですが、家庭用のネット回線で簡単に安くやるなら、NASを使って、HDDを共有するのがいいと思います。NASは、ガワが2万くらい、3TbくらいのHDDを2つ買って2万くらいとして合計4万円です。6TBあれば、高画質(FHD)で6000コマ分くらいの授業の録画動画は入るのではないでしょうか。

ネットで調べて、やれそうなら挑戦してみてください。

□ 椅子

この椅子、語学教室向きだなと思います。

 

タブレット周辺

 

以下は「日本語教育サクサク 自立編」という本で書いた「タブレットの勧め」を一部、改稿して転載します(CCなので改稿、転載自由です)

タブレットには三種類ある


iPad pro


Android系


Win系

タブレットは、iOS,Android,Windowsの三種類のOSがあります。ハードは似たようなものですが、OSで使い方がかなり違うので、だいたいこのうちのひとつのOSを使い続けることになります。最大手はAndroidで、いろんなメーカーが作っています。次はiOSでこれはAppleだけです。iPhoneと同じOSです。最後のWindowsのタブレットはWindowsユーザーなら似てるので使いやすいですが、あまり種類がありません。

コンピューター関係苦手でお金はある、という方は、iOSのAppleのタブレット、iPadがいいと思います。OSの使い勝手というよりも、アプリの管理がしっかりしているので、ウイルス入りのアプリをうっかり開く可能性が低いからです。Windowsのタブレットでもいいかもしれません。ただし、Windowsのタブレットはピンキリなので、高いものを買って下さい。

あまりお金はない、で仕事は教師だ、という人は、Androidのタブレットがいいと思います。最も安く、性能も悪いわけじゃない、学校などで配布されるタブレットは、Androidであることが多いです。Android系タブレットはメーカーによって、いろいろ余計なアプリが入ってて、邪魔だし、Googleストアにあるアプリは怪しげなモノも多く、ちゃんと売れてるものじゃないと入れない方が良いし、といろいろ障害はありますが、パソコン関係苦手で、お金がないならある程度は勉強するしかないんですね。それに、トラブルをかいくぐって使いこなせるようになることでたくましくなれます。がんばりましょう。

以降、Androind系のタブレットを買う前提ですすめます。

👉 私は初代iPad買って、即自炊して日本語の教科書入れて、その後、NEXUS7,iPadmini,kindle fire,yoga tablet,zenPad,kindle Fire HD 8,kindle fireHD 10と、数枚(タブレットの数え方は枚?)使いました。今のところ、自宅ではデスクトップ、外出先で仕事まではしないので、ノートパソコンは不要。しばらくはAndroidの普及機を使い続けるつもりです。

👉 ちなみにスマホは、simフリーの安いのとLINEモバイルの組み合わせです。通話が少ない人はこの組み合わせが一番安いと思います。

タブレットの寿命

PCの寿命は今は5年くらいいけますが、タブレットは進化中ということもあり、短いです。最新のもので、2~3年ぐらい、買った時に入ってたOSのバージョン(小数点より上の桁)がひとつ上がるところまでが目安でしょうか。2つあがると買いかえ時です。

安く済ませるなら、液晶フィルム貼ってカバーしてきれいに使って1年半くらいで中古で売って買い換えるやり方でしょうか。現行機種なら5000円程度になる可能性はあります。型落ち(使ってるメーカーのホームページをみてください。新しい機種が出たら「1世代前の型落ち機種」になってしまいます)だと、きれいに使っても3000円くらいかもしれません。しかし、3年使い倒して、使わなくなったらベッドで動画みてツイッターやる用か、車載用かトイレにでも貼ってYouTube流すか、と思っても、動画がもっさりしたタブレットは結局使いにくいもんです。親戚の子供にあげても喜びませんし、結局売るしかなくなります。安くても売れる間に売って、新しいハードの液晶フィルム代にでもあてましょう。

買う際は、型落ちを安く買うよりも、買いたい時に価格コムで評判のいいものを調べて、機種が決まったら、アマゾンなどで現行機種(できれば半年以内に発売された機種)を買うのが無難だと思います。タブレットは修理できませんし、メモリを増設して性能アップもできません。中古を買うのはリスクが高いです。

画面サイズ、その他

日本語の教科書などの自炊(紙の本をスキャナーでデジタル化すること。あとで説明します)のPDFを読むには、10インチは何の問題もありませんが、7インチはPDFは縦表示だと自炊した日本語の教材がなんとか読める(けどふりがなは無理)横で分割して読めば大丈夫というところです。大きめの図版があると全部は表示されない、やや使いにくいです。

8インチだと、縦でも、文字は小さくなりますけど、なんとか読めます。7と8の差はかなり大きい。これはメーカーによって、縮尺も違うので、実際に店舗で確認したほうがいいと思います。同じインチでもメーカーや型番によって微妙に違います。縦長より横にも膨らんでいるほうが自炊したものは読みやすいです。

まずは10.1インチ、iPadと同じサイズです。かなり古い機種、レノボ yoga tablet2 解像度は1200×1920です。
scansnapで標準画質(モノクロのノーマルかファインくらい)で自炊した日本語の教科書を表示したもの。左からPDFで1ページをそのまま、ちょっと120%暗いに拡大して画面いっぱいにしたもの、2倍くらいに拡大したもの。です。ちょっと画質は悪いですが、写真をクリックして拡大してみてください。

次はASUS zenPad 8.0 。ASUSの8インチはやや縦長です。解像度は800×1280。1ページと2倍。解像度は低いですがyogaの1年後で液晶の解像度以外のスペックが高いので体感ではこっちの方が見やすかったです。

8インチなら自炊PDFを参照する程度ならサイズ的にも及第点。じっくり本を読むのはつらいですが、パッと読む程度なら、解像度は800×1280でも十分という気がします。

👉 正直、本を読むのは、解像度が高くても目にはよくないです。素直にkindle paperwhiteなどの読書用ハードを買うことをお薦めします。

メーカー</strong

Android系で、最もコストパフォーマンスがいいのは、アマゾンのfire系タブレットです。8インチなら1万円以下、10インチでも15000円くらいで、今の相場の半分くらいです。ただし、アマゾンのタブレットは、基本はAndoroidなんですが、独自のいろいろでコーティングされているので、Androidのアプリはそのままでは使えないことが多いです。しかし、このままだと超不便なので、みな、裏技を使って、Androidのアプリを入れて使っています。この裏技をネットで調べて、難しそうやれないかも、と思ったらやめたほうがいいでしょう(特に専門知識も不要でそんなに難しくありませんが)。

Amazonは、プライム会員は、タブレットはほぼ一年中4000円割引です。年に数回セールで割引額が6000円前後になることがあります。プライム会員は年会費が4000円で特典も多いので、いろいろと天秤にかけて、結果会員になって買う人も多いようです。

その他のメーカーなら、日本で買うなら、もうASUSHuaweiの2択でいいと思います。お金があるなら日本のメーカー製を、と言いたいところですが、もう性能は同じですし、サポート体制も変わりませんから、残念ですが割高の日本製を買う理由はありません。レノボは、安いですが、個人的には付属アプリがかなり癖があるので初心者には向かないような気がします

👉 Amazonのタブレットのトップページです。

👉 買ったらすぐに電源を入れてきちんと映るか確認してください。初期不良なら無料で交換してくれます。海外製のタブレットは液晶周辺に初期不良(安定して表示されないなど)が時々あります。

Simフリータブレットに挑戦してみる

タブレットは、基本的にWiFi対応です。自宅では無線LANで接続して使います。学校やホテルなど、wifiがあるところは、パスを聞いて登録すれば使えるようになります。

ただし、WiFiがある場所は限られています。スタバやファストフードなどの無料WiFiは、手続きも面倒ですし、セキュリティもイマイチという噂が絶えません。simフリータブレットのほうが便利です。simフリータブレットとは、通話ができないスマホみたいなもので、電話回線が通じるところならネットに接続できるというものです。WiFiのみの機種より5000円くらい割高です。
で、回線契約も必要になります。回線契約は、店でやると「こいつ詳しくないな」とわかった店員にあれこれと契約させられる悲劇もあるので、自力でやるべきです。いろいろ検索してみて自力でできそうだと思った方は挑戦してみてください。

日本語教材の自炊

日本語の教材は重いです。電子化される可能性も低い。というわけで、自分でデジタル化する方法があります。「自炊」と呼ばれます。2010年前後は、自炊を請け負う店がありましたが、違法性が高いということで、今はありません。日本語の教科書ぐらいならせいぜい50冊くらいでしょうから、自力でやれます。私の場合、これは使う可能性があると思った教材は30冊くらいでした。1週間、全部で20時間もあればすべてデジタル化できます。一度やれば、その後は、教材を持ち運ぶことから一生開放されるのでやる価値はあります。このためだけにタブレットを買ってもいいくらいです。

やり方は、こちらに書きました。
https://webjapanese.com/online/jbooks/sakusakukiso/#i-64

必要なモノはスキャナーだけです。自炊でよく使われる富士通のScanSnapシリーズがネットにも情報が多く無難だと思います。

容量ですが、デフォルトに近い標準的なクオリティで自炊した場合「みんなの日本語」で60~80MBくらい、厚めの総合教科書で100MB行かないくらい。つまり仮に30冊自炊したPDFを入れるなら3GBで済むことになります。ただ、もうちょっと図版や絵、写真がある本を資料として持ち歩きたいとなると、+5GBくらい。10GBあればだいたい入れておきたいものを持ち歩けるというところです。
今は、スマホもタブレットも、たいていの機種でMicroSDカード対応だと思いますので、十分に入ります。

 


 

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