デジタルのあれこれ

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デジタルのあれこれ

基本的なことの確認

  • 明朝体(欧米書体ではセリフ)とゴシック体(欧米書体ではサンセリフ)があり、それぞれ明朝は長い文章に向いていてkindleなどでは明朝がデフォルト。ゴシックは短めでデザインの中でよく使われ、パソコンのデフォルトもゴシック系が多い、という区別がある。
  • 日本語は筆書き的な教科書体という書体があり教育現場で使われているが、日本語教育ではゴシック体支持が多い模様。
  • 文字の横幅が同じの等幅フォントと違うプロポーショナルフォントがある。
  • 日本語のフォントには英語が含まれているが英語のフォントはその限りではない。
  • 昔はハードによって日本語フォントがなく表示できない場合があったが、今は(メジャーな)パソコンやスマホなどではほぼ大丈夫。
  • 2010年代に入って、フォント製作ソフトは高機能で使いやすく一万円程度と安くなったのでフリーフォントが増えた。
  • フォントのライセンスは結構複雑。OS附属でもライセンスはOSの会社にはないこともある。

フォントは明朝、ゴシック、教科書体という区別の他に、可読性を高めたUD(ユニバーサルデザイン)フォントもあり、Windows10では標準フォントになっています(ただしライセンスはいろいろ微妙)。

フォントはソフトをインストールするとおまけでアレコレとインストールされることが多いので、Adobe系のフォントはいつのまにかいろいろ入ってることになる。ただ自分でダウンロードしてインストール(ファイルを右クリックして「インストール」を選ぶだけですが)するのが必要なものもある。

書体とフォント
http://tsutawarudesign.com/universal2.html

フォントのライセンスは難しいです。特にOS付属のフォントはMSゴシックなどOSの会社が作ったものは、基本的に商用利用までOKなようですが(というか問題になった例がないということですが)、OS付属だけど、ライセンスはフォント会社にあるものがあります。これは、一般的な文書に使ったり、プリントを配布くらいまではいいようですが、商用はグレーです。Windows10の游系フォントやモリサワのUD系フォントは、どう調べても商用可とは確認できませんでした。

Windows,Office標準フォント(日本語)の商用利用は可能?:インストール先、保存場所から著作権を調べてみました。

👉 「教育目的ならば」「商用でなければ」という但し書きが、日本語教育ではどうなのか?に関しては著作権を参照してください。

むしろOSとは関係ないフォントのほうがわかりやすいという側面はあります。IPA系やGoogleのNOTOは商用も含めてフリーなので気が楽ですし、Adobeのフォントもライセンスが明確です。

個人制作のフォントは、それぞれライセンスが書いてあるので、それに従えばよいが、フォント制作会社のもの、ソフトやOSの標準フォントなどはわかりにくいことが多いので注意が必要。

フォント会社のフォントはいろいろな値段やパッケージがあり、ライセンスも値段に応じて違うことが多いので、購入時に確認が必要。アプリのフォントなどはほとんどの場合商用も含めて購入とともに使えることが多いが要確認。ハッキリしないのはOS標準のフォント。

一般の人が目にするフォントでは、OSの標準のフォントやOSに入っているフォント、MSフォントなどがあります。その他、国が作ったIPAフォント、GoogleとAdobeのNotoや源の角系フォントなどが有名です。障がいを持った人が見やすいのではないかと言われているUDフォントも増えてきています。

👉 IPAフォントは、国が作っているフリーのフォントです。

「きさりこ」問題

一般的によく見られるフォントは何か?は結構難しい問題です。日本語教育でよく「離れているか、くっついているか」で話題になる「きさ」などで考えてみます。ちなみに、ゴシック体のひらがなでは、「さきふり」や「こおふ」などに特徴が出ることが多く、明朝体は「な」「の」「か」「た」「を」など丸みのところで特徴が出ると言われています。

上のサンプルにはありませんが、MacOSやiOSで使われるヒラギノ系のフォントは、メイリオと同じく「きさ」はくっついています。パソコン上でウェブをみる人はこっちが多数だと考えがちですが、モバイル上では逆です。

モニター上

モニター上で見るものでは、OSの標準フォントが、ブラウザーやSNSのアプリなどでも使われることを考えると、OSの標準フォントが一番強いと考えるのが妥当です。

そして、今はパソコンよりも、おそらくスマホなどモバイルOSの標準フォントが多いはずです。となると、モバイルOSシェアトップのAndroidの標準日本語フォントであるNoto Sans (ゴシック系)がトップシェア、いうことになります。Notoは、あらゆる文書で使われるようになっており、将来的にもこのNotoのゴシックが増えそうです。ちなみにNoto Sans JP は、「き」「さ」は離れてます。

👉 OSのシェアは、モバイルOSを入れると、Androidがトップシェアです。パソコンとスマホでは、ウェブ閲覧はだいたい7割以上がスマホ。モバイル上だけでも、世界では8割がAndoidですが、日本では五分五分。ただし日本に来る留学生のシェアは圧倒的にAndroidだと思いますので、日本語学習者にとって日本語をみるモニター上のシェアはAndroidが圧倒的と考えるのが妥当です。

印刷

プリントアウトされるかどうかは別として印刷もありだと、ワードやパワポの文書は、かつてはMS明朝などが多かったですが、ゴシック系が増えており、これもOSの標準フォントの影響を受けます。作成はOSでもWindowsやMacOSです。となるとメイリオやヒラギノの影響が強いといえそうです。

モニター上か紙かで考えると、今はモニター上で見るケースのほうが多そうです。となるとゴシック系有利で、OSのシェアだとやはりAndroidが最も多い。

一般的な書籍では明朝体ですが、ここ20年くらいの新しい明朝体は見やすく改造されたものが多く、多種多少ですが、一般的に「くせが少ないもの」になりつつあるような気がします。UDフォントの影響も強いです。「出版社名 フォント」などで検索すると出てきます。ちなみに、kindleの日本語フォントは、明朝が2つ、ゴシックが1つで、「き」「さ」はくっつくタイプです。

UD系

UDフォントは教育現場で増えています。Windowsなどでも、標準で入るようになってきました(ただしOSのフォントのライセンスは微妙なので商用などで使う際は要注意です)。ゴシックは「き」「さ」は離れるタイプが多く、明朝系、教科書体の影響が大きいものは半々ぐらいという印象です。つまり全体として離れたほうが読みやすいとされているような気がします。

今後のシェア

モニター上のシェアに、印刷系も影響されますから、ゴシック寄りになっていきそうな気がしますが、明朝系もかなり見やすくなり、ゴシックっぽいものも出てきているように思います。

スマホなどモバイルOS上で見る比率もあがる、教育系ではUD系が増えるということを考えると、パソコンのOSの標準フォントも、Notoの影響を受けるかもしれません。日本語教育で話題になるひらがな問題でいうと、現在も多数派の「離す系」が増えるのではという気がします。 教材のフォントもこの影響を受けそうです。

ただ、デザイナーはApple好き、ヒラギノ好きが多いので、デザイン方面ではどうなるかはわかりません。

学習者はゴシック系が多い?

2022年、コロナの入国関連で、自分で作った主張を書いたパネルの写真を掲載するのが流行りましたが、その時のタグ #educationisnottourism で出てくる写真のパネルの日本語のほとんどはゴシック(おそらくMSゴシック)で、手書きもゴシック風のものがほとんどで、「きさりこ」は離れていて、トメハネはほぼありませんでした。

👉 アピール文だからゴシック系を選んだということかもしれませんが。

一般的なフォント

OS標準フォントのサンプルはここでみることができる。 全標準フォント一覧 / フォントシミュレーター - Dekasu.net
http://dekasu.net/fonts/

源ノ角ゴシックとヒラギノ角ゴシックを比較してみた | FONTDASU.COM
https://fontdasu.com/164

OS系

Windowsは、メイリオ

-「き」「さ」は繋がっている。 -「こ」は繋がっていない。

メイリオ フォントコレクション2 書体 (メイリオ、Meiryo UI)

Font library - Typography | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/ja-jp/typography/font-list/?FID=323

Androidは、現在はNoto

  • 「き」「さ」は繋がっていない。
  • 「こ」は繋がっていない。

Android 6.0 Marshmallowからは、モトヤフォント → Noto Sans CJK

Noto Sans Japanese - Google Fonts
https://fonts.google.com/noto/specimen/Noto+Sans+JP

ほとんどの日本語学習者は、このフォントを通じて日本語に出会い、その後もこのフォントで見続けることになるので、インスト-ルして、どんなソフトが確かめてみてください。

👉 JCKというのは(日本中国韓国の頭文字です)

マックOSの標準はヒラギノ

  • 「き」「さ」は繋がっている。
  • 「こ」は繋がっていない。

ヒラギノの情報サイトには、ヒラギノフォント|SCREENなどがある。

ヒラギノフォントとMac OS Xのバージョン相関表|ヒラギノサポート
https://www.screen.co.jp/ga_product/sento/support/otf_ver_hiragino.html

iOSはヒラギノ

  • 「き」「さ」は繋がっている。
  • 「こ」は繋がっていない。

ヒラギノ角ゴシック、ヒラギノ丸ゴ ProN、ヒラギノ明朝 ProN

サンプル:ヒラギノ角ゴ W3 | 書体見本 | モリサワのフォント | 株式会社モリサワ

iPhoneの標準(デフォルト)のフォントをご紹介! | Aprico

その他

以下のフォントはフリーで高品質なもの。明朝、ゴシック体があり、海外の学習者などにも案内すべき基本的なもの。

IPA font 

:政府系の団体によるもの。 https://moji.or.jp/ipafont/

IPAmincho

IPAゴシック

NOTO font

 
:GoogleとAdobeによって開発されたフォント。いろんな兄妹フォントがある。 https://www.google.com/get/noto/

NOTO sansCJK

NOTOserifCJK

NOTOフォントはgoogleが公開しているものとAdobeが公開しているものでは名前が違うことがある。そのへんはウィキペディア参照。 https://ja.wikipedia.org/wiki/Noto

Adobe 手書き風フォント:そのうち日本語も追加されそう
https://fonts.adobe.com/fonts/adobe-handwriting

説明のブログ
https://theblog.adobe.com/fonts-with-a-personal-touch/

IBM/plex · Git Hub
インストールは次のITmediaの記事が参考になります。
https://github.com/IBM/plex/releases/tag/v5.2.1

IBMのオープンソース日本語フォント「IBM Plex Sans JP」の実力をデザイナーが検証してみた ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2107/30/news171.html#utm_term=share_sp

UDフォントが読書障害を持つ人に読みやすいかどうかは、ハッキリとしたエビデンスはない。そういう「傾向があるようだが例外もある」というところまで。UDフォントは教育現場では新しい大きな選択肢だが、現場では検証しながら、注意しながら使っていくものであると思われる。「UDフォントにすればすべて解決」「なぜUDフォントを採用しないのか!」みたいなことではない、ことに注意。

活字・写植・フォントのデザインの歴史 - 書体設計士・橋本和夫に聞く(49) UDフォントの誕生–UDゴシック、UD丸ゴシック | マイナビニュース

https://news.mynavi.jp/article/font-history-49/

UDフォント開発の歴史と今後の展開(スライド)

http://www.hi-ho.ne.jp/y-komachi/committees/vma/confs/vma42/vma42-3.pdf

イワタ UD フォントの開発経緯

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nig/53/3/53_180/_pdf

学校で使うフォントは読みやすい“だけではいけない理由” モリサワに聞く「フォントのユニバーサルデザイン」(2) - ねとらぼ

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1905/20/news099.html

2022年の3月にMORISAWA BIZ UDゴシックとMORISAWA BIZ UD明朝がオープンソースになりました。

https://webjapanese.com/dokuhon/files/morisawaUDgo.png,434x215

https://webjapanese.com/dokuhon/files/morisawaUDmin.png,434x215

フォントが大好物な人に朗報🎉 MORISAWA BIZ UDゴシックとUD明朝がオープンソースになったぞ!! | コリス https://coliss.com/articles/build-websites/operation/work/googlefonts-morisawa-biz-ud-gothic-and-mincho.html

UDフォント・ユニバーサルデザインフォントまとめ – フォントブログ
https://blog.petitboys.com/archives/udfont.html

UD書体の比較研究報告 | UD書体 | モリサワのフォント | 株式会社モリサワ
https://www.morisawa.co.jp/fonts/udfont/study/ 

UDデジタル教科書体 筆順フォント
https://www.morisawa.co.jp/about/news/6427

👉 ただし、UDフォントの優位性がきちんと証明されたかどうかはこれだけでは判断できないと思われます。

カスタマイズ可能なフォントのこと。日本語教育的なカスタマイズもできることから、今後、バリアブルフォントをどう使いこなすかは重要になってきそう。

使えなくなる?

グラフィックなどの素材サイトでもフォントの項目はあるが、フォントに限っては専用のアーカイブや紹介サイトのほうがサンプルも豊富で便利。

Coliss
:フォントの最新情報の発信が多い。
https://coliss.com/

Photoshopvip
:フリーのもの中心のアーカイブ
http://photoshopvip.net/freebies/font

Adobeのフォントに関するまとめ記事
朗報! Adobe Fontsの日本語フォントがついに600種類超えに、使用できる日本語書体一覧のPDF 2022年最新版 | コリス
https://coliss.com/articles/build-websites/operation/work/adobe-fonts-pdf-202210.html

モジザイ - 日本語フリーフォントを簡単検索!
https://www.mojizai.com/

窓の杜のフォント一覧
https://forest.watch.impress.co.jp/library/nav/genre/offc/print_font.html

街中でみかける看板などで使われているフォント的なもの(同じものではないことがほとんど)

交通道路ゴシックJA
http://www.hogera.com/pcb/font/catalog/

日本人は丸ゴシックがお好き? 標識や看板に同じ書体が使われるワケ
https://www.mag2.com/p/news/18554

【フリーフォント】しょかきうたげ
居酒屋風フォント
https://booth.pm/ja/items/1492419

IPA記号

同名の日本の組織やフォントとは別。IPA発音記号を表示できるフォント。
Charis SIL
https://software.sil.org/charis/

手書き系

手書き系フォントは、草書や楷書の他にも、いろんなものがフリーであるので、たまに手書きでプリント類を作ってみるのもよいのではと思います。

全児童フォント
http://tanukifont.com/zenjido/

その他、手書き フォントで検索するとイロイロ出てきます。

今はフォント制作ソフトが安くなったので、文字を書くセンスがあれば、なんとか作れます。 https://deepglyph.app

修正

以下のご指摘(12)を受け、古い記述を削除しました。

この記事( 初級教科書で使われている書体について(学友会日本語ほか) )によると

新日本語の基礎教科書体
国際交流基金の「日本語初歩」本文が教科書体、文の型と練習部が明朝体
文化初級日本語教科書体
学研の「Japanese For Today」本文が教科書体、読解部が明朝体
The Japan Times の「Modern Japanese」教科書体
Japanese For Everyone教科書体
東京外国語大学附属日本語学校の「初級日本語」教科書体
国際学友会日本語学校の「日本語」明朝体のみ
The Japan Times「Basic Functional Japanese」明朝体のみ
光村図書出版/人民教育出版「標準日本語」明朝体のみ



以下、独自に調べたものですが、みん日は教科書体。「まるごと」「いろどり」は明朝体、ゴシック体、手書きフォント、丸ゴシック体が混在だが、ゴシックが軸。

では、どのフォントを使うべきか?

いろんな要素があり一概には言えない。

  • モニター上と印刷上
  • 横組みと縦組み
  • 短文と長文
  • 世代別で実際に触れる文字が違う

世代別とは「デジタルネイティブ」的なことではなく、今やスマホなどでは世代問わずゴシックをみている比率が高いですが、紙はかなり違う。若い世代は紙の文字は圧倒的に教科書なので教科書体。読書好きは明朝が圧倒的(kindleでも明朝が選択される)。

さらに明朝、ゴシック、教科書体などでも、フォントによって大きな違いがあり、評判が悪いMS明朝を見続けているWindwsユーザーと比べると、明朝もゴシックも評価の高いOSAKA→ヒラギノを見続けているアップルユーザーには、明朝への抵抗感は少ない。ただし、Windwsでもメイリオの評価は高い。Windowsでも古参ユーザーとVista以降のユーザーとでは、かなりフォントに対する考え方は違う。

基本的なことは以下のサイトに。

書体の使い分け

https://tsutawarudesign.com/yomiyasuku1.html

日本語教育におけるフォントにまつわる誤った理解とファクト

  • デジタル時代だからゴシックが主流になる!と言う人が時々いるが、冷静にみれば、明朝、教科書体の「手書きを模した系のフォント」は圧倒的に主流であり、デジタル上でもkindleではゴシック、明朝の選択肢があり長文は明朝が選択されることが多い。
  • 論文では明朝体が推奨されることがほとんど。つまりPDF文書でも長文は明朝が圧倒的多数。
  • 一部のデジタル古参の人達の明朝アレルギーは、90年代の、ワードなどで(バランスが悪い)MS明朝をデフォルトで使ったり、それをそのままサイト制作に持ち込んだりという印象が元になっており、明朝かゴシックかというより、フォント独自の問題であることがほとんど。ヒラギノなど読みやすい明朝体であれば、問題ない。
  • 等幅かプロポーショナルか?のほうが、文字学習においては重要だが議論がない。等幅は視認性が高いと言えそうだが、リアリティならプロポーショナル。
  • デザインの現場では、タイトルやメインの文字でゴシック系は意外と使われない。街中で見る文字も、店舗の中のメニューなどもゴシック系は超少数派。これは海外でアルファベットがサンセリフ(ゴシック的なもの)になりがちな傾向とは違う。
  • 「トメハネハライは学校でも厳しくみない方針」になったが、完全には移行していない。現実社会でみかける文字もトメハネハライがあるものが多数。
  • 児童の日本語教育ではやはり教科書が読めることが優先されるので教科書体ベースとなるのはやむを得ない。地域の教室などで使われる可能性が高い(=シェアが高い)みん日系の教材などが無難な教科書体ベースになるのは妥当ともいえる。おそらくみん日も今後、文科省の方針に準拠する形で徐々にUD教科書体に移行していくのでは。
  • 大学の教科書、書籍、資料、論文は、いずれも明朝なので、明朝が読めることをゴール設定にするのも自然なこと、という気がします。
  • 逆にゴシックベースの教材は子ども向きではなく汎用性が低いとも言える。

👉 「もうこれからはぜんぶゴシックでいいでしょ」という人は、おそらく紙の本や論文をあまり読まない人であることが多い。

デジタルと紙媒体では違う。

  • 長文は明朝というルールは今後も揺らがない可能性が高い。つまりすべての書籍の主流は今後も明朝。
  • 教科書は当然、教科書体。つまり子どもの日本語教育ではやはり教科書体に準じたフォントを使ったほうがいい。

デジタル上

  • OSの標準で採用されるフォントの影響が強く、日本語も大きく影響されている。Windowsのメイリオは等幅のゴシック系フォント。

ゴシック体がメイリオになるまで | メイリオ | コンセプト | フォントブランド【TYPE C4】

https://www.type-c4.com/concept/meiryo_and_me.html

横と縦でも違う

印刷した際のバランスとの違い。デジタル上では横書きでバランスがいいことが重視されがちで、縦書きにするとダメなフォントも多かったが、最近は改善されつつある。当然、フォントによって対応力も違う。

完全にデジタル化されればフォントの問題は解決するか?

そもそも、kindleのように端末でユーザーがフォントを選べるようになれば、ほぼ解決するように思えるが、実際は、kindleなどでも、ゴシックか明朝かの2択しかないことになってしまう。つまり、電子化でフォントの選択肢が少ないことは、これから教育現場では大きな問題になってくる。そのうち、kindleもUD教科書体などを入れてくる可能性はあるとは思いますが、そのフォントがベストかどうかは未知数。つまり電子化は「作り手のレイアウトやフォントの工夫」が機能しない場所でもあります。

いずれにしても「教科書のフォントはどれにすべきか?」という問題は、あくまで過渡期の議論ですが、電子化されたらされたで、フォントの選択肢が少ないというまた新たな大問題が生まれるわけです。

基金は「いろどり」で、ePUbではなく、音声付きPDFみたいな中途半端な超過渡期的なフォーマットを選んだのは、フォントにこだわりがあったのかもしれませんが、これもいずれはePubへの移行すべきもので、入門編にあるような「いろんな文字種、フォント」の紹介は、電子書籍上では、画像でやるしかなくなりそうです。

外国語の文字を借用した顔文字の影響

日本で多様な語が使われているように、日本語も海外で使われている。その影響の例。

カタカナの「ツ」及び「ノ」のフォントの変更を元に戻すか、若しくは設定で変更できるようにして欲しい。 – Discord

入力、変換に関しては、意外とまとまった記事がなく論文も少ない。Wikipediaの記述が充実している。どういう入力方法が主流となるかは、原則スピードだと言われているが、ひらがな入力とローマ字入力では、スピードではひらがな入力だと言われたが、覚えるキーが少ないローマ字入力が優勢となった。

2020年の時点で「最近の大学生はキーボード入力ができない」ということが起きており、困ったものだという文脈で語られたり、フリックだけだと高度な職業につけないなどと言われるが、ソフトウェアキーボードが主流になりつつある今、新しい多様な入力方法が出てくる可能性があり、キーボード入力は過去のものになる可能性もあります。

日本語入力システム-Wikipedia

日本語入力システムの一覧 - Wikipedia

キー配列 - Wikipedia

手書き文字認識 - Wikipedia

入力方法

ローマ字入力のほうが覚えるキーが少ないことから普及が進んだ。ひらがな入力は富士通のワープロで使われていた親指シフトがある。

Wikipedia おやゆびシフト

キーをみないでタイプすることをタッチタイピングと呼ぶ。かつてはブラインドタッチという呼び方があったが、ブラインドという名前に問題ありとして使われなくなった。

キーボード配列

日本でローマ字入力に使われるものは英語圏で一般的なQWERTY配列(クワーティはいれつ)。この配列を前提にしたローマ字入力をQWERTY入力と呼ぶこともある。

フリック入力

日本語教育的には、ひらがなで入力するという点もキーボード入力との大きな違いです。ソフトウェアキーボードなので、IMEが対応していれば、iPhoneだけでなく、いろんなOSで利用できます。GoogleのIMEやATOKなどほとんどのIMEが対応しています。

人差し指だけの入力が多いようですが、親指だけという人もおり、早打ちの動画はYoutubeにたくさんありますが、競技的な世界になると両手で入力となるようです。フリックは片手で入力できるというのも大きなメリットのひとつです。

GODAN

Googleが提案しているモバイル端末での入力方式です。あまり普及していませんが、ローマ字入力的なものなので、キーボード入力との相性はよさそうです。

GODAN入力とはなんですか?
https://support.google.com/ime/japanese/answer/2700298?hl=ja

スマホとタブレットの普及でソフトウェアキーボードが主流となり、特にモバイルOS用のIMEによって独自の変換方法が開発されているが、フリック入力以外はなかなか定着しない。手書きと音声入力は実用レベルで普及するかどうかは未知数。

手書き入力

手書き入力はゲームや電子辞書の時代(90年代)から普及しはじめ、スマホの普及でIMEに標準装備されるようになった。手書きによる漢字検索も可能になったことは日本語教育のおいて大きな変化といえる。Google入力に実装されている手書き入力の精度は高い。

音声入力

音声入力はOSやサービス単位で対応、非対応が決まる。ハードにマイクがあることが条件。

今はいろんなソフトに音声入力機能があります。パソコンにマイクがあれば、誰でもすぐに試せるものとしてはGoogle翻訳があります。
https://translate.google.co.jp/

Googleの新アプリが凄すぎる。リアルタイム文字変換の精度がエグい
https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/google-livetranscribe

Otter Voice Meeting Notes - Otter.ai
:メディア関係者が原稿おこしで使っているという有料アプリ。 https://otter.ai/

Otterの紹介記事 (西田 宗千佳) | ブルーバックス | 講談社(1/5)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66759

Live Transcribe 「音声文字変換」 聴覚に障害のある人のためのアプリ。音声で入力してテキスト化される一定期間で消えるのでコピペして保存する。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.audio.hearing.visualization.accessibility.scribe&hl=ja

👉 Google ドキュメントと Google スライド、Evernoteでも音声入力ができます。

Cloud Speech-to-Text - 音声認識  |  Cloud Speech-to-Text API  |  Google Cloud
https://cloud.google.com/speech-to-text/?hl 

文字の配列や入力方法によってミスの種類も違ってくるので、入力方法は類推できることがある。また予測変換による間違いも。

海外のアマゾンなどで日本語入りのキーボードは安く売られている。

アルファベット系の言語の人にとってはローマ字入力のほうが移行は簡単なようだが、ほとんどの場合、日本語学習においてローマ字は補助的な意味しかなく、かなが軸になっていることを考えるとひらがな入力とという選択肢もある。また、フリックはひらがな入力なので日本語学習と親和性が高いとも言えるかもしれない。

80年代のワープロ時代は変換性能がハードを選択に大きく影響することもあり開発競争となっていた。パソコンの時代となってジャストシステムのATOKがプロユースとして知られることになったが、2000年代には各社の変換性能があがり、あまり話題にならなくなった。

90年代以降、IMEの辞書ファイルは個人製作でいろんな種類のものが作られ、多くはフリーで配布されたが、現在はIMEの会社がファイルとして配布することが多い。

2010年代に入り、各社、クラウド上に辞書などのデータを保存して他のOS上でも同じ環境で使えるような機能を実装しはじめた。これによって入力情報(ほぼすべての個人情報が含まれる)を勝手に取得し利用しているのではないかという疑惑があがり、実際にそういうことも起きたが現在は、情報の取得はされていない(ということになっている)。

予測変換とは「その文字でよく使われる単語を先回りして候補を示してくれる」というもので、モバイル環境では利用する人が多いことで知られています。この予測変換による誤変換は、タイプミスによるものとは違います。

日本語学習者の入門用として考えた時に考慮すべきポイントは?

+対応OSが多い:Widows,MacOS,iOS,Android,Linuxまでカバーしていれば、学習者は慣れたIMEで利用できて便利 +価格が無料:Google入力、Shimeji

となるとGoogle入力が第1候補?WindowsIMEは慣れても他のOSに対応していないので最初からGoogle入力のほうがいいかもしれない。教える際もインターフェイスや設定などが同じほうが便利という点も。

MicrosoftIME

  • 会社:Microsoft
  • 価格:Windowsの付属ソフト。単独での販売はない。
  • 対応OS:Widows
  • 入力方法:QWERTY配列、フリック

Microsoft日本語IMEの使い方・設定方法
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4462244/microsoft-ime

日本語入力にも大幅なテコ入れ? 「May 2020 Update」に導入された入力関連の改善 - 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/shseri/win10may2020/1250197.html

MacOS入力

  • 会社:Apple
  • 価格:MacOSの付属ソフト。単独での販売はない。
  • 対応OS:MacOS、iOS
  • 入力方法:QWERTY配列、フリック、GODAN

Mac用日本語入力プログラムユーザガイド - Apple サポート
https://support.apple.com/ja-jp/guide/japanese-input-method/welcome/mac

macOS 10.15 Catalinaの日本語入力
https://applech2.com/archives/20190604-macos-10-15-catalina-improved-japanese-ime.html

  • 会社:Google
  • 価格:無料
  • 対応OS:Widows,MacOS,iOS,Android,Linux(名称はMozc)
  • 入力方法:QWERTY配列、フリック、GODAN、手書き

Google 日本語入力 – Google
https://www.google.co.jp/ime/

ATOK

  • 会社:ジャストシステム
  • 価格:8000円前後。月額300円からの課金制も。+一太郎で15000円なので自動ふりがな+簡易校正機能ソフトとしてパッケージで買う方法も。
  • 対応OS:Widows,MacOS,iOS,Android,Linux
  • 入力方法:QWERTY配列、フリック

ATOK.com | ジャストシステム
https://atok.com/index.html

2019年前後話題になった記事。ATOKは単文節変換が弱点?
さよならATOK、こんにちはGoogle日本語入力♪ - ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/korekori/1188611.html

👉 一太郎2022からATOKは永続版でなく、1年版のサブスクになった

Shimeji

  • 会社:バイドゥ株式会社(百度)
  • 価格:無料
  • 対応OS:iOS,Android
  • 入力方法:QWERTY配列、フリック、GODAN

Baidu IME - 日本語入力
http://ime.baidu.jp/type/

初期(2013年ごろ)に入力情報が開発会社に送信されているということが明らかになり問題となったが、その後、送信は無くなった模様。

「Baidu IME」「Simeji」が変換文字列を無断で送信、NISCが省庁に注意喚起 -INTERNET Watch Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/629165.html

Baidu IMEとSimejiの情報送信問題についてまとめてみた。 - piyolog
https://piyolog.hatenadiary.jp/entry/20131226/1388077755

Linuxの入力環境

OSの種類によっていろんなIMEがあり、性能は他のOS付属のIMEと遜色ない性能。Google入力(名称はMozc)もある。

その他

日本語教育において、入力と変換をどう導入すべきことなのかという議論はほとんど見当たらない。

初級段階での導入が検討されるべきだと思われますが、いつがよいのか議論が必要。キーボード入力をローマ字入力で、ということなら、学習者がアルファベット圏かどうか、教科書でローマ字をどう扱っているかに左右されそう。

動詞と一緒に説?

ほとんどのかな主体の初級教材では、ローマ字を使うとしても最初にひらがな、カタカナをやって、あいさつなどがあり名詞文など単純な文があり、初級前半の後半(4分の1)くらいで動詞が始まるまでには教材のローマ字表記も消え始めるという順番になっている。

動詞の活用は(教え方によっては)もう一度ローマ字に戻るタイミングでもあるので、ここでキーボードでの入力(ローマ字入力)と関連づけてやる方法もある?

2020年においては、キーボードでローマ字入力をすることができる、というのが最重要とされるが、モバイル環境ではフリックなど他の入力方法でないと難しい事情もあり(タブレットのソフトウェアキーボードの場合、7インチだと手が大きい人は厳しい)、フリック入力も導入する必要があるかもしれない。

👉 ただし、アルファベット圏はともかく、日本語の入力において、英語の入力に最適化されたQWERTY配列で、ローマ字で入力する現在の方法が見直される時がくる可能性は高いと思われる。それはソフトウェアキーボードの時代になって加速されるのではないか?

教え方としての日本語入力と変換の理解は、日本語ネイティブへのものとどこが違うのか?

👉 アジアなど2バイト文字の学習者の入力環境の調査と研究も必要。

これは、よく「もう手で書く機会は少ないから漢字は書けなくてもいい」「入力ベースでやれば『選べればいい』はず」と、現実の生活において必要かどうかで漢字学習における手書きの要不要が決まるような語られ方がされるが、漢字学習の必要性や、文字学習以外に波及する影響など考えるべきことは多く、それほど単純な問題ではない。

手書きの意義には、いろんな要素があり、総合的にどうなのかは、まだハッキリしない。「漢字は手で覚えろ!」と強要することは問題だが、ではその他に覚える方法として、どういう選択肢があるのか、あまり整理されていない。

「意味がわかればいい漢字」と「形もしっかり覚えておくべき漢字」「読める漢字」「書けなければならない漢字」などの区別があるとして、そういう分類を試みた人は少なく、実際にそういう分け方で十分であったのかという検証は、あまり見当たらず、なにをもって十分と定義しているのかもハッキリしない。語学学習は、ある段階で大丈夫であっても、その先の段階で問題となったり、先の段階に進む障害となったりすこともあるので、長期的な検証も必要。

今のところ、日本語ネイティブのほとんどは、文字は手で書いて覚えた人達で、それは現代の若い世代でも同じ。最初から入力ベースで日本語を学習したというケースは、ほとんどいない。


以下、いろいろと考える要素として、ずらずらと列挙してみてみた。

手で書くということ

日本語教育の世界には、手書きの学習をやるべきかどうかは、手書きの機会があるかどうかだけが判断材料になると考える教師もいる。そしてその結論は、どういう手書きの場面があるかという教師の想像力で決まってしまう。日本で生活していると手書きが必要な場面はここ数十年で減っている。そこで、「書く必要があるのは自分の名前と住所くらいだ」「いや、意外とブルーカーラーの職場では残っている」という議論になる。

書く(入力する)機会は減っているか?

手書きか入力かを横において、書く機会は減っているのか?も、あまり議論されない。言うまでもなく増えている。ネットは基本読み書きの世界なので、ここ数十年の会話重視路線で、読み書きの能力が相対的に下がるのは、ネット時代と逆行しているとも言える。

LINEやSlackなど、プライベートも仕事も、読み書きで済ます比率はコロナもあり、飛躍的に増えている。話す聞くよりも読み書きのほうが重要になっていると言ってもいい。この意味では、漢字を読み、入力する機会も飛躍的に増えていると言える。「入力できればいい」というのは、相対的に読み書きの重要性が低い時代での考え方であって、読み書きが重要になってきた2020年代は、また新たに考え直す必要があるとも言える。

👉 手書きだけに絞っても近年、宅急便のサインなどはタブレットに名前を書く式が増えている。名前ぐらいだとはいえ字を書く機会は以前より増えたとも言える。近年、キーボード入力はフリックにとって変わられる可能性があり、その先、どんな入力方法が流行るのかはわからない。手書き入力が主流になる可能性は0ではない。

書けるようになることと、効率的に覚える方法として書くこと

しかし、考えてみればわかるように、漢字がかけるようになることと、漢字を書くことが漢字の学習に役立つかどうかは別の問題。

漢字は日本語学習に必要か

漢字を書けるかどうかは横に置いて、漢字の形と意味を覚えることは日本語学習にとってどのくらい重要なのかも、あまり検証がない。「まったく書けないけどペラペラ」という学習者はネット時代以前から多数おり、生活に支障はほとんどない。ただし、日本で生活することが長くなると、いろいろと不便が出てくることになる。家族をもつと、文字を読み、書かざるを得なくなり、特に子どもを育てることがきっかけで、読み書きから勉強しなおすというケースは多い。

「数年滞在して帰国する人には漢字の学習は負担が大きい」と言われてきたが、2020年代以降は、特定技能で永住への道が開けたり、国内での就職を促進したりと、国の政策は、どちらかというと、日本で長期滞在する人が増えるような方向でもある。

漢字の形を記憶することに関して手で書いて覚えることは役に立つという検証結果は多く、この「覚える」には書き方を覚えるだけでなく、意味や読みも含まれる。形には、意味の物語があり、読みを示唆する情報もある。

さらに、ひとつの字だけではなく、偏や旁などのパーツの形を知ることによって多くの漢字のカテゴライズや意味の理解にも役に立つ。日本語は漢字の組み合わせでできた名詞が多く、この名詞が動詞になったり、形容詞になったりと語としての生産性も高い。漢字の知識は日本語の語彙の構築にかなり重要な役割を果たしていると考える日本語教育関係者は多いと思われる。

どうやって書くか

手書きで覚えたとしても、現実の場面では入力することが多い可能性は高い。つまり書く方法として、どちらを想定するかという問題もある。入力前提ならば、読みさえ正確に覚えていれば大丈夫と言われるが、逆にいうと、入力には音を確実に覚えておかねばならないという制約があるということになる。音声入力も同じ。手書きは形を覚えていれば「書ける」。

手書き入力も精度が上がっている

「書けなくても入力して変換候補から選べればいい」と言われるが、どんな変換候補が出るのかはまったく予想できない。これは変換ソフトによっても大きく違う。多数が使う語を正解と考える変換ソフトもあれば、規範として正しいとされている語が上位に来るタイプもある。設定によっても違う。

検索に必要なものは何か?

街中でみかけた漢字がある語はスマホで写真を撮ってスキャンすれば読みも意味もわかるようなアプリはすでに多数出ている。これは2010年代後半(スマホのカメラがかなり高解像度になったことも重要)からなので、そこそこ新しい技術です。ただ、すべて写真に撮れるわけではないので、目の前でみた語を書き取ることは必要になる。

何かを調べたと思ったときに重要なキーワードというものがある。例えば「仕様 型番 住所 法律 価格 ~」みたいな語で、これらの語を組み合わせとして、パッと出てくるかは、かなり検索力において重要になってくる。ひらがなでも「『型番』として検索しました」というようなことをしてくれる検索エンジンもあるが、すべてではない。「仕様」「使用」だと検索結果も違ってきてしまう。

いろいろな考え方

効果はさておき、学習効率の面で手書きは省略でよいという考え方もある。

□ あたらしい漢字指導のカタチ 外国にルーツを持つ児童生徒が学ぶために(kotoba news) 庵 功雄(一橋大学)| リベラルアーツ検定クイズ
http://www.la-kentei.com/kotoba_news/

□ 国際交流基金の生活Can-doでは手書きは必要な能力であると規定している。ただしどうやって「書く」のかはハッキリと定義されていない。入力が想定されていることが多いような印象。

□ 国際バカロレアの分類

初級では「読めて書かなけなければいけない漢字80字」と「読めて意味が分かればいい漢字80字」に分かれている。

Language ab initio course - International Baccalaureate®
https://www.ibo.org/programmes/diploma-programme/curriculum/language-acquisition/language-ab-initio-sl/

👉 『ドイツ語話者に教える』より引用。画像はこの書籍の作成時にwebjapanese編集部が作ったもの

漢字が必要かどうか、どういう学び方であるべきか、は、国語教育のほうが多数の研究がある。

→ CiNii Articles 検索 - 国語教育 漢字

その他

いろんなことが言われています。考える材料としてずらずらと。

-現状、キーボードで入力する能力の育成は重要だとしても、日本語の入力環境はソフトキーボードの時代になって多様化する可能性は高く、新たな入力方法が主流になることも視野に入れておくべきで、ソフトウェアキーボードに慣れておくという意味でフリック入力も重要です。手書き入力もかなり性能が上がっています。Google入力で手書きを選択して試せます。高齢者はもちろん日本語学習への活用もできそうです。

  • そして、もしかすると、日本語教育がかなりの部分を預けることになる、変換の仕組みを日本語教育関係者は、ちゃんと知っているでしょうか?今、日本語学習者に推奨すべき変換ソフトはなにか?という議論はあまりみかけない。日本語教育関係者は若い世代はもちろん、コロナで比較的高齢の世代もデジタルに詳しくなりつつあるが、一般の平均値が「5合目」だとすると、比べるとまだまだ低く「3合目」くらいと言える。変換ソフトの議論のような「5合目くらいの議論」はあまり見かけない。
  • キーボード入力は10本の指が必要ですが、フリックは1、2本、手書きは3本くらいで、使う指で考えると手書きの入力効率は悪くありませんし、文字の形をなぞるのは手書きのみです。まったく違う形の文字を覚えるのに指を動かすことは役に立つ可能性は高い。特に文字種が多い日本語では活用したほうがいいかもしれません。少なくとも、アルファベットの言語圏の「手書きvsタイピング」の類いの研究や検証は役に立たなさそうです。
  • 「手書きはもうほとんどしない」という人は、ほとんどの場合ホワイトカラーで白い壁に囲まれて仕事をしている人です。周囲をみると、まだまだ手書きは残ってます。特に医療や介護の世界、工場の日誌、報告書など外国人が多い場所で残っている。国内で外国人が働く機会がおおい職種で、きちんと調査すべき。役所で請求する文書から手書きが無くなる日は遠く、アパートを借りる契約でも署名と住所は書かねばならない。履歴書は完全に電子化されていない。
  • 子どもは学校で手書きを要求される。これは、当分の間、続きそう。
  • 音声入力、手書き入力、いろいろとあり、かなり性能は上がっているが、語学の学習用としては、もうひとつのブラッシュアップが必要という印象。
  • そもそも、話す能力がリーチする範囲は、大企業の社長か政治家にでもならないかぎり、せいぜい数人か、多くても教室にいる人数程度で、人間関係を良好に保つ程度の力しかありませんが、書く力を獲得することによって、ネット時代は、ブログやSNSに投稿し、それがよいものであれば、簡単に数千人に届き、場合によっては、数百万人の人にリーチする可能性があり社会を変える可能性すら秘めています。

トメハネ問題

手書きに関連してトメハネ問題というものがあります。これは国語教育の世界で先行して議論があり、ほぼ結論は出ています。

文科省の方針では、だいたいでいいよ、ということになった。2016年に200ページ超の文書が出ている。

常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告) - 文化庁
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/jitai_jikei_shishin.pdf

常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)について(2016年 2月)
:解説的な文書
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2016022902.pdf

サイト上で検索出来るタイプもある。

「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」の代表音訓索引 | 文化庁
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kokugo_shisaku/joyokanjihyo_sakuin/index.html

しかし、現場ではそうはなっていない模様。

当然、デジタル関係ではフォントとの関係がある。どういうフォントが正解かは、国語教育では書に模した教科書体が正しいという考え方が強く、日本語教育では、ネットで多様されるゴシック体でもいいのではという考え方がある。

デジタル方面では「ふりがな」より「ルビ」と呼ばれることが多いようです。何かを探す際も「ルビ」のほうがいろいろとヒットします。

ルビをふるのは、コンピューターなんだからいろいろ自動化してくれそうなものですが、まだ発展途上です。今は5つくらい方法があるようです。

  1. ワード系ソフトで文章を書いた後、ふりがな機能で自分でふる。
  2. タイプする時の情報(変換前はひらがななので)を使って自動化する。
  3. APIを使ってウェブ上の文書にふる
  4. HTMLのタグを使ってふる
  5. 一太郎の自動ふりがな機能を使う

1)は、ワードやオフィス互換ソフトでそういうメニューがあります。ただし文字を指定してタイプする手動です。キーボードショートカットもあります。またフリーのオンラインソフトなどでルビに対応しているエディターなどがあります。ワード、Libre OfficeのWriter、一太郎のふりがな機能は自動で、おそらく後述するAPIより高性能。互換性があるので、他で作った文書も開けます。Googleドキュメントはふりがな機能がないので、Googleを軸にやる人は、ふりがな版を作る時は他の互換ソフトでふりがな版を作るしかありません。

2)は、ネット上のフォームなどで時々見ます。タイプミスをしたりして書き直しても、そのまま残ったりします。

3)かつてはふりがな専用のサイトなどがいろいろとあってそこにURLを入れる式のものがありましたが、今は、ブラウザーのルビ振り機能拡張などを使ったりする方法です。ウェブ上の文書でネットに接続していないと機能しません。一部自治体のサイトなどでふりがなボタンがあったりしますが、それもほとんどの場合は、このルビのAPIを使っています。精度はおそらく95%くらいです。

👉 テキスト解析:ルビ振り - Yahoo!デベロッパーネットワーク

4)はウェブページ製作で使われるHTMLという記述のルールにあるルビをふるrubyというタグをつかってやる方法です。3)のAPIでふりがなをふられた文書のソースをみると、最終的にこのrubyタグで実現されていることがわかります。

<ruby>御徒町<rt>おかちまち</rt></ruby>

5)の一太郎のふりがな機能は後で紹介します。APIよりは精度は高いような印象です。10万字でも1、2分で、小学校の学年別にふるふらないを設定できます。

👉 オンラインソフトのアーカイブなどで「ルビ」で検索すると、いろんな便利なソフトがヒットします。

👉 小中学生相手の教育ソフトなどには、ルビ機能があり、学年ごとにルビが表示されたりという機能が入ってることがあります。

ふりがな文書を貼り付ける

ふりがなをふった文書は作った方法によって、HTMLやワード、PDFとありますが、それだけでは使い勝手が悪いので、キャプチャソフトなどで画像化して貼り付けるのが手っ取り早いと思います。デジタル文書の場合は最終的に画像化して貼り付ける式でいくなら、最終的な仕上がりがきれいなほうがいいと思います。

スクショでもいいですが、キャプチャソフトで範囲指定してキャプチャしましょう。pngやjpgなら、ワードやパワポやGoogleフォームにも貼れます。

窓フォト | ワンタッチソフト
https://www.otsoftware.net/software/madophoto.html

ローカル上とは、自分のパソコンなどで、という意味です。ネット上ではないという意味で使われることが多いです。

昔から、ワードやLibre Officeのライターなどの互換ソフトには手動でふりがなを入れる方法があります。Googleドキュメントは対応していません。自動化できそうなものですが、なかなか完全なやり方は実現しません。ここでは、自動化のいくつかの試みを。

一太郎で

一太郎には自動的にルビふり機能がついています。ふりかたもいろいろと設定できます。一太郎は、ATOKがついて15000円ぐらいです。ATOK単独だと8000円くらいなので、ATOKを持っていない人は、一太郎とセットで買うことをお薦めします。ふりがな機能だけでも価値がありますし、校正機能もなかなかです。一太郎で作ったふりがな文書はワードその他と互換性があるので、ふりがなソフトとして使う方法もあります。

👉 一太郎2022からATOKは永続版でなく、1年版のサブスクになった

ふりがなは

  • 小学校の学年別や中学で学ぶ漢字などで区別して
  • 常用漢字とそれ以外を区別して
  • アルファベットや数字にも可能

です。

👉 一太郎Web:一太郎キソのキソ

動画サンプル

漢字が多めの政府系の文書でやってみました。一瞬でふりがながふられます。

ながい文書(11万字)です。所用時間は平均的なマシンパワーで1分10秒。

上でできた11万字の文書をPDFにしてみました。ふりがなの完成度は、こちらのPDFで確認してみてください。100%ではありませんが、もちろん、一太郎やワード文書にした後も、修正ができます。
https://webjapanese.com/dokuhon/files/rubysample.pdf


おまけです。一太郎のもうひとつの昨日である校正機能の動画です。

ある程度どういう考え方で校正するかを決めてそれを複数保存できます。細かい設定はできませんが単純な誤字はそこそこ指摘してくれます。自力で校正でざっとやる的に使うと便利です。ジャストシステムには校正専用のソフトもあります。

APIでふった文書をローカル上で…

変化球です。

どんな方法であってもAPIでふったものは間違いが出ますから要修正です。ワードなどで開いて手作業で修正するしかありません。

ふりがなをふったウェブ上のページを無理矢理ふりがな文書にする方法です。まずふりがなをふったウェブページを完全な形で保存すればふりがな付きのHTML文書にはなります。上のrubyタグですから、間違いがある箇所はエディタで開いて修正すれば大丈夫です。

この文書をCalibreで他の形式に変換してみます。

ワードに変換した例 (ルビはカッコで表現されてます。レイアウトはガタガタ)

PDFに変換した例 (ちょっと時間かかります。これで5分くらい。かなりきれい。

PDFに変換したものを、PDF文書が編集できるAdobe Acrobat(現Acrobat DC)で開いたもの (問題なく編集できるのでルビの修正もできます)

少々面倒ですが、ふりがな文書を整える方法のひとつです。Calibreはやってみれば簡単ですが、AcrobatなどでPDFを編集するのはちょっと手間がかかります。PDF編集ソフトがない場合はHTMLを保存した時にエディタで開いてrubyタグの部分を修正することはできます(上のタグサンプルを参考に探してみて下さい)。

APIなどを利用したもの

API(Application Programming Interface)というのはネット上にフリーで公開されたネットに接続している時だけ動くアプリのようなもので、サイト制作者やブラウザーの機能拡張制作者がこのAPIを利用していろんなものを作っています。日本語では、ふりがなAPIや、ひらがな化などが有名です。

YahooのふりがなAPI
https://developer.yahoo.co.jp/webapi/jlp/furigana/v1/furigana.html
Gooのひらがな化API
https://labs.goo.ne.jp/api/jp/hiragana-translation/

具体的にはブラウザーの機能拡張などで、上のAPIに「このページにふりがなをふってくれ」と命令すればふってくれる、というような仕組みです。つまり、APIでふりがなをふるには、ネットに接続していることが条件になります(オフでもキャッシュが残ってれば読めますが)。これをページごと保存すればふりがなも一緒に保存できます。保存したファイルをエディタで開くとrubyタグでふりがながふってあります。これをふりがな付きの文書として二次利用することはできます(ただし著作権に注意)。

パソコン上で

各種ブラウザーの拡張機能で furigana rubi などで検索するといくつか出てくるのでユーザー数が多いものをインストールしてください。

Chrome
IPA ふりがな
NHK ふりがな

Firefox
Furigana Inserter

👉 ただし、ふりがな拡張の寿命は長くないです。無い場合はまた検索してください。

モバイルOS上で

モバイル環境ではChrome、Firefoxなどのブラウザーはあっても機能拡張はありません。そのかわりにふりがなをふるアプリや、簡易ブラウザーで実現できます。簡易ブラウザーは一部表示できないようなこともあるがテキスト情報を表示するのはほぼ大丈夫。Android,iOSにあるNHKのニュースアプリはふりがなや音声読み上げ、辞書などにも対応しています。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.aovill.app.nhknewsreader2
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.aovill.language.e2l.ejn

カメラを利用して写真からOCR機能でテキスト情報を抽出して~というものもある。抽出してからAPIを利用してふりがなをふったり意味を出したり、ということになる。これは、手動でも(写真を撮る→OCR機能ソフトでテキスト化→テキスト化したものをネットで調べる)出来るが、それをパッケージにしたソフトがある。元々名刺管理ソフトで現物をOCR機能でテキスト情報化するものはあったが、カメラの性能やOCR機能のアップと、組み合わせで、いろいろと可能になった。Google翻訳とカメラとの組み合わせで可能だったものが、リアルタイムで表示しながらふりがななども表示も可能になり話題になった。

アプリストアなどで「カメラ 文字認識」でいろんなソフトが出てくるが、Google翻訳とカメラの組み合わせでたいていのことはできるので、まずはGoogle翻訳を試して、AdobeやMicrosoft(2019年エクセル化もできるようになった)では何ができるのかな、とチェックするのがいいのでは。

Android

ふりがな
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.akito.furiganareader&hl=ja

ルビ表示変換
:レベルごとに振り分け可能。音声再生機能付き
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.limecolor.furigana_converter&hl=ja

iOS

ふりがな
https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%81%B5%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%AA/id924351286?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

こどもブラウザ
:有料
https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6/id1052036552?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

Smart Browser
:フリー
https://itunes.apple.com/jp/app/smartbrowser/id696511362?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

ふりがな機能拡張の応用

ふりがな機能拡張は、たいていの場合、ローマ字でふるか、ひらがなか、や色などを設定できます。これを使っていろいろ応用できます。

これは、Chromeの機能拡張IPAふりがなの設定画面。アイコン右クリック「オプション」で出ます。 https://webjapanese.com/dokuhon/files/furigana.png,300x400

ふりがなを消す

背景色と同じ色にすれば、ふりがなは消えますが、範囲指定すれば現れます。

https://webjapanese.com/dokuhon/files/furiganaidea.jpg,450x600

手動でふる

HTMLではルビタグというものがあります。手動でルビを入れるのでAPIだと不安だという場合はこれを使います。 HTML5/テキスト/ruby要素 ルビ(ふりがな)を振る - TAG index
https://www.tagindex.com/html5/text/ruby.html

Wordpressなどブログでルビを入れる場合は、このタグを使う方法があります。プラグインもありますが、バージョンアップで動作しなくなったりするので、タグでやったほうが確実だと思います。機能拡張のAdd Quicktagなどに登録しておくと便利です。

専用の機能拡張ではWP-Yomigana というプラグインがあります。以下はそれでふった例

オンライン授業の母艦としてのWord Press | WEB JAPANESE BOOKS
https://webjapanese.com/archives/7750

Google Spreadsheets 漢字に読み仮名(ひらがな・カタカナ)を付けるカスタム関数を作った
http://qiita.com/noriaki/items/a2b0181cf5006f07adbc

「振り仮名をルビに変換するページ」を作りました - アスペ日記
https://takeda25.hatenablog.jp/entry/2020/05/02/111631

子ども向けの学習ソフトなどでは学年ごとにふりがなをふりわける機能があるものが古くからあります。

いろんなソフト

ルビる。
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/okiniiri/424262.html

漢文ツールサポートページ|第一学習社
「漢文」の訓読文を作ることが出来る無料のツール。
http://www.daiichi-g.co.jp/soft/ktool/pgup/

準備中

サービス名企業PP規約無料の条件有料1(個人)有料2(法人)有料3(学校)予備1予備2予備3
Slack
Teams
3rd
SKYPE
Google Meet
ZOOM
DeepL
Google翻訳
Padlet
Notion
Canva
Kahoot
Duolingo
Amazon 聞き取り
Google 聞き取り



注意点

  • 「法」は規約などで争う裁判所として書かれている国のこと。これが日本か企業の母国かで大きな違いがある。
  • 大手IT企業は、他のライセンスとパッケージになっているケースが多い。
  • 有料ライセンスと法人、学校ライセンスで個人情報保護のルールが違うことが多い。学校で使うなら学校ライセンスがマスト。



👉 このページに関連する私達の出版物のご紹介です。



『教えるためのフォントの知識』

フォントの魅力、楽しみ方から、フォントの基本、その種類と特徴まで、フォントの研究者がわかりやすく解説、「読みやすさ」に関する研究の歴史を詳しく紹介します。

大西まどか 東京女子大学 非常勤講師 著
出版社による紹介ページへ

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『ICT の基礎体力』

基本的なファイルのフォーマットの知識から教育現場でICTを活用する上で必要なセキュリティや個人情報保護の基本的な知識、アクセス権の設定などもおさえていきます。

webjapanese編集部 著
出版社による紹介ページへ




研究

日本語入力方式の歴史-印刷100年の変革
https://www.jagat.or.jp/past_archives/story/4135.html

日本語入力プログラムの歴史(MS-DOS~Windows)
http://www4.airnet.ne.jp/koabe/com_inet/im/history1.html

なぜ漢字は正しく変換できる? 今日に生きる日本語入力技術のルーツ | Toshiba Clip
https://www.toshiba-clip.com/detail/1901

概要 | ジャストシステムの日本語テクノロジー 
https://www.atok.com/backnumber/tech/index.html

Shaping up ATOK to fit to your iPhone / iPad
https://www.slideshare.net/JSUXDesign/shaping-up

「ウェブ上における使用実態統計から改定常用漢字を考える」~高精度時間軸コーパスで見る「新しいウェブ」の言語現象
https://www.slideshare.net/mhagiwara/20100811-kanji-workshop-with-preciselytimed-corpus

「バーカ!」といっておけばすむ事態が、あまりに多すぎはしまいか|些事にこだわり|蓮實 重彦|webちくま
https://www.webchikuma.jp/articles/-/2773

外国人向けの日本語教育に最適なフォントをさがしています -外国で日本- 日本語 | 教えて!goo
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3470250.html

端末の文字幅問題の傾向と対策 | IIJ Engineers Blog
:半角全角ではなくなってきたという話
https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/12576

漢字形状記憶の損失を防ぐ漢字入力方式
https://ci.nii.ac.jp/naid/120006027372

IT時代の文字入力と国語教育(自由研究発表)
https://ci.nii.ac.jp/naid/110009571293
ペン入力PCを活用したクラス活動の試み:―日本語クラスでのタブレットPCの使用
https://ci.nii.ac.jp/naid/110009497219
留学生教育におけるITリテラシー支援の現状と課題
https://ci.nii.ac.jp/naid/120002225780
学部留学生の情報リテラシー養成のための基礎調査
https://ci.nii.ac.jp/naid/130004715679
留学生向けコンピュータ教材の開発とその使用
https://ci.nii.ac.jp/naid/120005411645
ハノイのパソコン・インターネット事情と日本語教育
https://ci.nii.ac.jp/naid/110000032533
初心者は携帯電子辞典で漢字が効果的に引けるか
https://ci.nii.ac.jp/naid/110009496564
IT時代の文字入力と国語教育(自由研究発表)
https://ci.nii.ac.jp/naid/110009571293

Single-Hand Input Scheme for English and Japanese Text
https://pdfs.semanticscholar.org/4dfa/24459241f08d89560c69dc3ce18daeb6a2a8.pdf
Textual Features of Intercultural Internet Chat between Learners of Japanese and English
http://callej.org/journal/9-1/pasfield-neofitou.html

フォントと色による印象評価尺度作成と保育の文字環境
https://ci.nii.ac.jp/naid/120005456799
フォントの違いが弱視者の選好文字サイズに及ぼす影響
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007008095
文字の読みやすさ 1 日本語オープンフォントの派生に関する考察
https://ci.nii.ac.jp/naid/120005614733
文字の大きさと読みやすさの評価
https://ci.nii.ac.jp/naid/130003379794
文字を書くことに対して「活字フォント」が与える影響について
https://ci.nii.ac.jp/naid/120000802518

日本語フォントタイプの変更による学習効果の促進
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007420303
スタイルとウェイトが日本語フォントの読みやすさに与える影響:―既存フォントを用いた読書評価による検討―
https://ci.nii.ac.jp/naid/130006235005
既存フォントを使った読書評価実験によるフォントの読みやすさの検討
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007008143
携帯電話を利用した日本語教育における漢字学習コンテンツの可能性 : 端末画面に表示される文字フォントと文章表示の問題点
https://ci.nii.ac.jp/naid/110004683730
発達性ディスレクシア児童の音読における書体の影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlp/57/2/57_238/_pdf 

小画面ディスプレイに適した日本語フォントの可読性と判別性に関する研究
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007772881
文字の長体化における読みやすさへの影響
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007008141
フォントの違いが漢字の読みにもたらす影響
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007005511

文字にまつわるユニバーサルデザイン : UDフォントを活用してみよう
https://ci.nii.ac.jp/naid/40022587035
ユニバーサルデザインフォントの評価に関する研究 -1:―ユニバーサルデザインフォントの美感性に関する調査
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007477824
ユニバーサルデザインフォントの可読性:―ユニバーサルデザインフォントの評価に関する研究−2―
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007665595
UDフォントによる組版の設定が文章の可読性に与える影響について(第2報)
https://ci.nii.ac.jp/naid/130005092526
視覚特性や提示条件が変化しても読み違いが起こりにくい金融コミュニケーション向けUDフォントの開発
https://ci.nii.ac.jp/naid/130004799945

日本語における漢字の存在とその教え方の考察 http://commons.emich.edu/cgi/viewcontent.cgi?filename=10&article=1000&context=catj&type=additional

漢字習得のための書字練習とイメージング法の比較・考察 https://pjpf.princeton.edu/sites/pjpf/files/past/18th-pjpf/15_MurashimaPJPF-Proceeding.pdf

手書きメモとキーボードの比較 (効果,速さ,メリットデメリット,記憶の定着) https://work-data.com/1972

日本人のキーボード入力と手書きによる記憶効果の脳科学的検証 https://ci.nii.ac.jp/naid/10029779937

手書きとフォントの文字形状の違いによる記憶効果の比較 https://dl.nkmr-lab.org/papers/182/paper.pdf

情報記録手法と記憶定着・理解度の関係についての実験報告 : 手書き記録時とキーボード記録時の差異について https://ci.nii.ac.jp/naid/10025992230

非漢字圏初級漢字学習者が漢字学習に求めるもの https://ci.nii.ac.jp/naid/130007885207

Writing medium’ s impact on memory: A comparison of paper vs. tablet https://www.castledown.com/journals/tltl/article/?reference=575:上のツイートにある論文。

以下は、新しい言語を学ぶならという視点での2021年の複数の研究が引用されています。語学教育に関しては手書きの有効性はありという考え方が優勢なのかもしれません。

新たな言語を学ぶときはタイピングよりも手書きの方が優れているとの研究結果 - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20210712-handwriting-better-typing-new-language/

The Effects of Handwriting Experience on Literacy Learning - Robert W. Wiley, Brenda Rapp, 2021 https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0956797621993111

Hand-writing letters shown to be best technique for learning to read | Hub https://hub.jhu.edu/2021/07/07/handwriting-more-effectively-teaches-reading-skills-brenda-rapp/

Handwriting Is Better Than Typing When Learning a New Language, Study Finds https://www.sciencealert.com/handwriting-is-better-than-typing-when-learning-to-read-study-finds


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  • 最終更新: 2022/12/10 19:51
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