twitter入門

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Twitter入門

すでに使っている人は

すでにアカウントをお持ちの方は、最初からでも、好きなところからでもかまいません。最初の「基本的なあれこれ」だけでもざっと読んでいただければ、このページの方向性というか、考え方のようなものがわかると思います。

これからアカウントを作る人、作ったばかりの人

最初のカウントの作り方みたいなことは、半年ごとに仕様が変わったりしますので、作る時に検索するほうがいいと思います。そういうことよりも、ここは

そしてアカウントを作ってみるなら… https://twitter.com/

にアクセスします。

作り方はツイッター社の意向で時々変わりますが、だいたい以下のとおりです(2022年2月時点に確認したものです)。

SNSアカウントでの認証ではなく、メールアドレスとパスワードでのアカウント作りをお勧めします。メールアドレスと半角英数と数字の組み合わせで考えた8文字以上のパスワードを準備して、アクセスして作ってみて下さい。作る際に、あれこれと「どうするか?」を訊ねられます、基本全部「今はしない」にして進んで、ひとつだけフォローしなければならないので、出てくる推薦アカウントをひとつテキトーにフォローすれば、終了です。最初にやったことは、パスワードを含め、アカウントを作った後でも、ID名やニックネームでさえ、すべて変更可能です。

新しい機能や仕様の変更などのアナウンス、また不具合で動かないことなどもあるのでツイッター社のアカウントはフォローしたほうがいいかもしれません。

作ったらここに戻って、できれば最初の「基本的なあれこれ」から読んでみて下さい。アカウントを作ってからの、最初の注意事項から説明しています。

Twitter社の考え

Twitterは単なる企業だということは忘れないほうがいいと思います。サービス業なのでユーザー次第という要素はありますが、結構、ツイッター社は勝手にいろいろとルールや仕様を変える会社という印象です。2015年前後のイメージで語る人や書かれた本は、あまり意味がないかもしれません。アカウントを作る際にスキップしたサービス規約やプライバシポリシーは1度、ちゃんと読んでおいたほうがいいです。

アカウントを作るプロセスで了承したことになるものは以下のとおりです。読んでからのほうがいいですが、飛ばしたなら、改めて読んでみて下さい。すでに使っている人も、読んでないなら、改めて読んでみて下さい。第三者による引用を了承したことになっていたりと、意外と知らないことがあります。

サービス規約 | プライバシーポリシー の2つは重要です。TwitterにおけるCookieの用途 は、個人情報保護に関する細かい規定ですが、詳しくないとわからないかもしれません。ツイッター社のヘルプも意外と重要です。アカウントが無くても、ログオフした状態でも読めます。凍結されたり、のっとられたなどトラブルでログインできなくなった際などはここから問い合わせ可能です。

Twitter透明性センター には、統計情報などがあります。

SNSでは、仕様や機能がコミュニケーションのあり方に大きな影響を与えることもあり、ユーザーのコミュニケーションの方法が使用や機能に影響を与えることもあります。現代の「言語を使ったコミュニケーションの場」を知ることは、語学教師にとっては、結構重要でもあると思います。

ツイッターは、投稿時にリプライができる人を制限したり、ブロックしたり、ミュートしたり、非公開リストで読んだりと、多機能です。便利ではありますが、上級者はその機能を逆手にとってアンフェアなことをしたりもします。読むだけなら大丈夫ですが、投稿をして人と関わるレベルで活用するなら、自分を守る意味でも、そこそこのレベル(ここで言う中級くらい?)を目指したほうがよいと思います。

アカウントを「公開」で作ったら、設定をどうするかみたいなことからズラズラと書いてみます。

「繋がりたい!」と始めたとしても、最初はフォローはせず、誰にも知らせず、まずは「読む」「知る」に徹したほうがいいと思います。プロフィールに何も書かず、最初のフォローはNHKみたいなところだけにして、誰にも知らせなければスパム以外のリプは来ないはずです。プロフなどをみていろいろとリプがきてもスルーか、「ありがとうございます」くらいにしておいて観察期間と割り切りましょう。

👉 「一度の投稿で140字(英語などは280字)ですが、画像やURLは複数あっても文字数にはカウントされません。」みたいなことは、ここでは扱いません。「ツイッター 入門」でググってください。その時の最新情報を探した方が良いので。

  • 最初は匿名で捨てメールでアカウントを作り、プロフィールも写真も無しで観察期間を設けたほうがいいと思います。
  • 非公開アカウントは結構ややこしいので公開アカでスタートしてみてください。
  • 「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」はチェックしないままが正解です。
  • 基本デフォルトのままでいいと思います。位置情報はoffになっているのを確認。
  • 通知も設定しておいたほうがいいです。フォロー関係が1000を超えたらすべてオフが無難です。
  • どのSNSにもある「友達をみつける」的な機能は、Twitterではメールアプリの連絡リストをアップロードするものがありますが、勝手にコンタクトしたりという怖い機能なので、使わない(連絡データをアップしない)ことをお勧めします。(そもそも勝手に自分の知人の連絡先を一企業に提供するというのはやらないほうがいいのだと考えるのが正解です)
  • この時点で設定、プロフィール、写真、公開非公開も考える。メインアカとして使うなら、二段階認証もやったほうがいいと思います。
  • たいていの外国語は表示されます。

最初は個人アカウントのフォローはせずに、メディアや公式アカだけで、読みたいアカウントは非公開リストに入れて、リストをブックマークして読みましょう。やり方は以下のとおり。

タイムラインの見え方

デフォルトの表示順は、時系列ではないので、右上のアイコンをクリックして「最新ツイート表示に切り替える」を選択して表示順を時系列に変えてください。

ここをクリックして…

「最新ツイート表示に切り替える」をクリックすると時系列になります。

まずは誰かをフォローして自分なりのタイムラインを作らないと読めないと考えている人は多いですが、フォロー0でも読むことはできます。

  1. リストを作り「非公開」にする。その他「日本語教育公開」「日本語教育非公開」「知り合い子公開」「メディア公開」などとテキトーにリストを作っておく。公開は「□日本語」、非公開は「■日本語」など工夫してみてください。
  2. 読みたいアカウントを適当な「リスト」に入れる
  3. ブラウザーでそのリストをブックマークする。
  4. だけです。モバイル環境ではサードパーティのアプリなどでリストのボタンを作れることがあるので便利です。ツイッターの初期画面(https://twitter.com/home)ではフォローした人のツイートが流れてきますが、最初からリストにアクセスすれば、リストで読むことができます。

リストはデフォルトの「公開」では、リストに入れたら、そのことが相手に通知されますが「非公開」だとされませんから、相手に知られずツイートを読むことができます。「非公開リスト」で読むのは気楽で便利です。この観察期間だけでなく、この非公開リストで読むという人は結構います。

ツイートの右上の「・・・・」部分をクリックするとメニューがでますから「リストに追加削除」を選択します。

リストを作る画面(「新しいリストを作成」)はちなみにこんなかんじです。ここで非公開に設定します。

リストをいくつか作った後の「リストに追加画面」です。

初期画面(https://twitter.com/home)から自分のリストをみるには設定から「リスト」を選びます。

リストにもブロックやミュートしたものは現れません。

情報収集には便利です。定期的に「新たに投稿された***を含むツイート」を探すことができます。ただし標準の検索は、あまり優秀ではないので2語くらいまでです。

初期画面の標準の検索窓は、検索した後、その検索ワードやハッシュタグを保存することができます。1度保存したら、検索窓をクリックするだけでその最新の検索結果が出てきますから、気になるキーワードの最新の検索結果だけを読むことができます。ハッシュタグも保存できます。

まず何かの語で検索し、検索結果が出たら、右上の「・・・・」をクリックすれば保存画面がでます。

これを保存したら、次からは、検索窓をクリックしただけで、保存したワードが候補に出てきますから、選択すればその最新の検索結果が現れます。

ちなみに「検索設定」とは以下のようなものです。デフォルトではブロックしたりミュートしたアカウントは検索対象から外れますので、ブロックやミュートは読みたくないものを目に入らないようにする機能ですが、検索対象には入れることができるというわけです。

絞り込んだ検索結果を保存する

標準で普通に検索すると、例えば「日本語教師」だと「日本語」「教師」が別に使われているツイートも出てきます。これを「日本語教師」をひとつの語として完全に一致する検索結果にするのは「“日本語教師”」と「“」で囲った検索結果を保存すればOKです。

こういう絞り込む場合は高度な検索が便利です。上のようにするには、一番上の「次のキーワードすべて含む」ではなく、2番目の「次のキーワード全体を含む」で検索します。その他、いろいろと絞り込んで検索でき、その検索結果を保存することができます。

👉 高度な検索については、このページの下のほうで紹介しています。

期間を絞り込む機能も便利ですが、情報収集として使う場合は使わないほうがいいと思います。

三ヶ月くらいはRTもフォローもしないで読むだけにして、だいたい掴んできたら、本格的にスタートするのがいいと思います。といっても、ただ読むだけならフォロ-をせずに、非公開リストに読みたいアカウントを入れるだけでOKです。

非公開リストや検索を保存して読む間は、完全に読むツールですが、フォローしたり、公開リストに入れたり、イイネをすると、コミュニケーションの領域に踏み込むことになります。よく「SNSは人と繋がるツールだからどんどんやろう!」という説明がありますが、ツイッターは読むツール、読むものを探すツールとしても便利なので、踏み込むかどうかは個々の好き好きです。

人とのやり取りをするなら、フォローを始めて、投稿したりをするという選択肢もあります。自己紹介などを投稿して、やり取りを始めるという選択肢もあります。

👉 私どものツイッターアカウントは最初(2009)から誰もフォロ-せず、基本発信のみという方針でやってます。使い方いろいろです。

「ツイッターで情報収集をしたいとはじめました」など初心者アカウントだと知られてしまいます。親切な人が「ようこそ!」などとリプライをしてくれるかもしれませんが、その人はあなたをカモだと考えているかもしれません。あなたはすでに初心者だという情報を外部に漏らしており、初心者はいろんなことのターゲットになりやすいのは、一般社会と同じです。

ネットも同じですが、医療関係、法律関係のことは、専門のサイト(医療関係者専用の会員制サイトや弁護士ドットコムの記事を参考にするところまで)を除き、ネットで正解を探すのはやめるべきです。SMSでも質問しない。そういう質問に「専門家じゃないけど、こうじゃないですかね?」などと回答する人は多分、ネットで最もダメな部類の人達です。

日本語教育のことを単純に質問するのも避けたほうがいいのではと思います。するなら「私はこうやっていますが」と具体的に書いて、どうでしょうか?ということなら、いいかもしれません。

SNSはなにかを訊ねる場所でも、正解がある場所でもないとと考えた方がいいと思います。人のやり方を知ることはできるかもしれません。知りたいなら、自分のやり方もシェアしましょう。うまくできなかった例も失敗例のシェアも貴重です。

ホーム画面を見に行く習慣をつける

ある人をフォローしようとか、ツイートをRTしようと思ったら、その前にその人のホーム画面を見ることをお勧めします。

ホーム画面とは、その人のツイッターの初期ページのことで、 https://twitter.com/★★ の★★にアカウント名を入れたページのことです。ツイッター上で、その人のIDを「@webjapanesej」入れると、リンクが出来ますが、このリンクをクリックして飛ぶのもホームです。

例えば、私どもの日本語教育のアカウントならホーム画面はここです。

ホーム画面にはプロフィールなどその人のサイトのURLなど重要な情報もありますが、最も大事なのは、その人がどんなツイートをしてきた人なのか?です。

初期画面は「ツイート」ですが、その右のタブの「ツイートと返信」をクリックして、過去のツイートだけでなく、その人が、どういう返信をしているかも合わせて見ることが重要です。数ページリロードするくらいには見たほうがいいと思います。

時間があれば、どういうツイートに「いいね」をしているかも見ましょう。 ツイートは普通でも、乱暴な返信をしていたり、結構酷いツイートにイイネをしている人はそこそこいます。

誰にフォローされているか?

また、ホーム画面には「自分がフォローしている人がそのアカウントをフォローしているか」もアイコンが表示されます。上の赤で囲ったところです。これで「どういう人達にフォローされているのか、あるいはされていないのか」も少しわかります。

例えば、サブアカを作り、自分が重要と考える研究者などをフォローします。そのアカウントでチェックしたい人のアカウントのホーム画面をみると、自分が重要と考えている人からどのくらいフォローされているかがわかる、というわけです。日本語教育関係者にはフォローされていないけど、言語学関係者からのフォローは多い、ということが分かったりします。

有名人

日本ではツイッターやインスタで100万人を超える人はわずかで、その他はたいてい10万人をこえるかどうかです。ネットの中だけで有名という人のほとんどは数万人です。

ツイッターのメイン舞台、つまり「ツイッターで話題」みたいなことは、フォロワーが10万を越えるような人達がどの程度言及したりRTしたりするかで決まってきます。フォロワーが1万を越えると、あるいはツイートのRTが千を超えるとクソリプもたくさん飛んでくるようで、この人達は炎上対策も上手です。炎上の対策の王道は「無かったことにする」というものなので、検索してもなかなか出てきません。ツイッターに限らず、ネット上の炎上の記録はあまり無く、今のところtogetterで探すのが効率がいいようです。

Googleで「**に関連する まとめ」の**に名前を入れてこの2語で検索すると、togetterのログが出てきます。

日本語教育クラスタの一部に人気がある人達で調べてみると、いろいろとヒットします。フォローするかは、検索をしてからにしたほうがいいかもしれません。

  • 佐々木俊尚氏に関連する208件のまとめ
  • ちきりん氏に関連する59件のまとめ
  • ひろゆき(西村博之)氏に関連する179件のまとめ
  • めいろま氏に関連する42件のまとめ
  • 上野千鶴子氏に関連する115件のまとめ
  • 堀江貴文氏に関連する230件のまとめ

👉 togetterのサイトで、タグやタイトルで検索するともっといろいろ出てきます。

日本語教育関係者

日本語教育関係者は最大でもフォロワーは1万くらいなので、ツイッターの表舞台ではなく、隅の小部屋のパーテーションで仕切られた一角、くらいです。Togetterは、自分でまとめを作らないかぎり作られません。

日本語教育関係のアカウントを紹介する記事はいろいろあるようですし、ツイッターの検索窓で「日本語教師」「日本語教育」で検索して「アカウント」をクリックすれば、有名アカウントは出てきます。私どものアカウントも含め、玉石混交ですし、最初は30くらいまでにして、自分の好みで選んでみてください。その中で、いいなと思うアカウントがフォローしているアカウントをフォローしてみる、という増やし方が一般的だと思います。一ヶ月もやれば、だいたい日本語教育関係者のアカウントは網羅できると思います。日本語教育関係だけに絞ると、アカウントそのものは1000近くあると思いますが、日常的に投稿するようなアクティブなものは、2019年の時点でも500程度ではないかと思います。鍵アカも多く、3割くらいではないかと思います。日本語教育関係者は日本語そのものに関する話題は少ないという印象です。

フォローしてタイムラインをみるという使い方だと記事を追えるのは300くらいまでですが、リスト中心に読むならもっと多くカバーできると思います。もちろん無理にフォローしなくてもリストだけで読むのもありです。

どんな人なのか調べる

肩書きはそれほど役にたちません。教授、准教授、なんとか専門家、なんとか協会会長、みたいな肩書きは日本語教育業界にはたくさんあります。ネット上のデマはこういう種類の人への盲信から始めることが多いということを念頭に置いておいたほうがいいと思います。残念ながら日本語教育でも同じだと思います。フォローする人をすべて調べるのは大変ですが、ツイートをみていてなんか変だなと思ったら、その人を深掘りしてチェックしてみてください。

👉 例えば、日本語教育関係者が語る著作権や個人情報保護のことは基本信用しないほうがいいと思います。

肩書きよりも過去にどんな発言をツイッターでしてきたかのほうが重要かもしれません。

慎重を期すなら、高度な検索で、その人の過去のツイートを検索できます。例えば、真ん中あたりにある空欄の「次のアカウントが送信」にその人のアカウントを指定して一番上の「次のキーワードをすべて含む」で検索すれば過去にその語を使ってツイートしたかが出てきます。「次のキーワード全体を含む」なら、入れた語と正確に一致したツイートだけに絞り込めます。フォローしている人のツイートに疑問があったら、改めて、その人の過去ツイを検索するみたいなこともできます。例えば「バカ発見器」「クソ」「クズ」「老害」みたいな要注意の人が使いがちな語で探す方法もありますし、「みん日」「文型シラバス」「技能実習生」などで検索すれば、これまで関連の語でどういう発言をしてきたかも見ることができます。この機会に、こういう語を使う人は要注意という語を考えてみて下さい。

👉 このことがもっと普及すると、ツイ消しも増えるかもしれませんが。

専門家であるかどうか

これは大学の研究者であればリサーチマップで出てくるはずです。大学に籍があっても名前も論文も出てこない人もいます。修士、博士とあっても同様です。このへんの解釈は、論文と研究者を参考にしてください。

研究者をさがす - researchmap https://researchmap.jp/researchers

「発言は所属組織とは関係ありません」

よく「発言は所属組織とは関係ありません」とプロフィールに書いているのをみかけますが、個人のアカウントであっても実名の場合は、日本語教育の世界では、だいたい、どこの誰かは、わかってしまいます。

しかし、むしろ「所属組織とは関係ありません」と書く人ほぼ、所属組織への忖度がにじみ出ることは多いです。日本語教育関係者はキャリアが長いと「お世話になっている省庁」というものができてきます。ネットに限らず、自分の所属機関だけでなく、この「お世話になっている省庁」に対する気の使い方は、よく見ているとわかります。特に、所属組織にとって都合の悪いことは言及しない、という忖度は、よく観察するとわかります。つまり、その人の資質は「何を語るか」ではなく「何を語らないか」によく現れます。結果として所属組織がわかるような人のツイートは、その組織の意向が結構すけてみえる、ということがあります。誰をフォロ-するかは、そのへんも考えつつ観察してください。

👉 一般に大学関係者は文科省、日本語学校関係者は法務省と文科省(文化庁)、国際交流基金関係者は外務省、就労系は特定技能は外務省(国際交流基金)、技能実習制度は厚労省、介護・看護は厚労省、EPAや海外就労系は経産省、みたいな省庁と関係が濃く。教科書も、みんなの日本語と凡人者は経産省系の組織が作ったもので今は独立して民間企業となっていて、まるごと、いろどりは、今も、税金、つまり外務省(国際交流基金)が基金の予算と特定技能の予算で作られています。

BOTというのは、投稿する原稿をあらかじめ用意しておいて、6時間毎などと指定して自動的に流す仕組みで、自前でスクリプトを書く方法もあれば、無料のBOTサービスを利用する方法もあります。BOTだけのアカウントもあれば、手動のツイートとの併用もあります。併用アカウントのBOTと手動ツイートの比率もさまざまです。

例えば、一ヶ月前にツイッター上で話題になったものを投稿するBOTなど、おもしろい切り口のものもあります。語学系で有名なのはいろんな言語のことをつぶやく「★★語たん」でしょうか。こちらのリストにいくつか登録しています。院生がやってるケースが多いようで、たまに専門家からツッコまれてアカウントを消したりということもあります。擬人化はいつも女の子になるのはどうなのか?みたいな議論もありますが、ためになるアカウントであることは確かです。「言語」にも追加しています。他にも言語学系のBOT的なアカウントもあります。

ただ、BOTは、違法性が高いグレーゾーンのものが多いという難点があります。特に、著作権違法の画像や動画、過去にバズったツイートのパクリなど、問題も多いところです。そういうアカウントをフォローしたり、RT、イイネをすると、著作権理解が甘いというレッテルを貼られてしまいますので、注意してください。単なる愉快犯みたいな人もいますが、ほとんどの場合、そうやってフォロワー数を稼いでビジネスに活用するために作られています。災害時のショッキングな動画などもありますし、インパクトが強い動画や画像を日時をごまかして貼るケースも多数あります。

いずれにしても、違法性が高いものはスルーが正解です。

日本語教育でも、誰かが作ったBOTが放置されている例が結構あります。以下は代表的なものです。検索するとひっかかるので迷惑でしかないです。「ツイートを報告」でツイッター社に通報すればそのうち消えるかもしれませんが、いたちごっこなのでスルーしかないようです。

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👉 BOTは学習用のアイデアへの応用もいろいろあります。

👉 2022年2月からツイッター社は問題がないBOTに認証マークを付けることになりました。ホーム画面に Automated account とあれば認証すみということらしいです。ただ100%確実かはわかりません。

以下は日本語教育以外のアカウントを中心に集めたリストです。 https://twitter.com/webjapaneseB/lists

日本語教育関係者は日本語に関する投稿や議論は少ないです。言語学や翻訳など他ジャンルの人のほうが明らかに多いと思います。Togetterの言語関連のまとめにこれまでの日本語関連のまとめをピックアップしていますので、覗いてみて下さい。

その他、法人かどうか、学校法人か、告示校か、肩書きに書いてある、医師免許を持っているか、行政書士か、弁護士か、特許があるか、などなど、「*** 検索」などで検索すればちゃんと調べるページが出てきます。気になったらググりましょう。

相手や自分をどう呼ぶか ネット上には、昔からやんわりとした共通認識があると思います。ネットならではというより国際的なルールである「相手が呼んで欲しい呼び方を使う」というものに準じているともいえます。

  • 相手のID名(ツイッターなら「@webjapaneseさん」など)で呼ぶのが原則
  • ツイッターのようにID名とは別に、(デフォルトで)ニックネームが常時表示される場合はそっちでもいい。
  • ただし、ツイッターでは2010年半ば以降、ニックネームのところに「★★発売中」と宣伝を入れたり「***に反対」と主張を含めるケースが増えたので、ID名で呼ぶことが多い。
  • ただしニックネームに名前(実名匿名関係なく)がある場合はそっちでもいい。
  • プロフに書いてある名前でも呼んでもいいが、基本ID名が優先される。
  • プロフに書いていない名前などを探してきて、使うのは基本マナー違反。露悪的だとされる。恫喝ととられても仕方が無い。
  • 様、殿、先生、などを付けず「~さん」を使う人が多いが、教育関係者は研究者同士は「先生」を使うケースが多い。
  • 研究者の場合、互いに先々はつけないが、そこにいない人を呼ぶ際は「先生」をつけることもある。もしくは「氏」。引用なら(2022岸田)など。
  • 日本語教育の世界では、互いを「先生」と呼ぶ習慣があるが、ネットでは「~さん」でもOKという空気はある。
  • 先生をつけるかどうかの選択を避けたいという意識があってか、相手の名前は省略しがちが多いかも。
  • 自称は自由だが、無理に名前を使う必要はない。

初期からいろんな流行り廃りがありましたが、今のところ以下の3つの方法が多いようです。

  • 連ツイする。
  • 長い文章を書いて、スクショして画像化して投稿に貼り付けて1回で済ます。
  • ブログやnoteなどに書いて、ツイッターでツイート
  • 連ツイとは連続ツイートの略で、複数回に分けるという方法です。最初に自分のツイートに自己リプライする形でやると、関連するツイートとして表示されるので、この方法がよく使われます。ツイートはあらかじめ書いて、何回になるのか調べて、各ツイートに「3/7」(7回あるうちの3番目)などと書いたり「続く」と書いたりする人は多いようです。文字数をカウントしてくれるサイトは「文字数 カウント」などで調べると出てきますし、「文字数」などでアプリのアーカイブを検索すれば、その種のエディタが出てきます。連ツイが多い人は使ってみて下さい。

スクショツイートはスマホなどだと簡単ですが、PCだと慣れてないと難しいかもしれません。窓フォトなど、範囲を指定して画像化できるソフトを使うことが多いです。

ブログやnoteは、サービスが終了するとURLはリンク外れになるリスクはあります。

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投稿、リアクションにおけるツイッターの「文脈」 一般的な投稿

ただの投稿とリプと引用RTは違うと理解されていますが、人によって解釈が結構違います。「ツイッターは気軽にリプライするもの」と考える人もいますし、「リプは街中で知らない人にいきなり意見するようなもの」と考える人もいます。SNSに慣れている人は後者の解釈をとる傾向がありますが、いずれにしても、ネット上でやり取りをすれば「知らない人」ではなくなるわけです。リアルで知らなくても、ネット上で知り合えば、友好的であればリプはOKと考える人が多数ということは言えそうです。

急に挨拶してくる人

あいさつがわりに「とても興味深いツイート、いつも楽しみにしています」などとリプしたり、ツイッターデビューという自己紹介投稿にそういう挨拶的なリプをしてくる人もいます。注意すべきは、この中にはネットビジネスのカモとして育てていこうみたいな人もいるということです。ビジネスに結びつけなくても、ネット上の「仲間」に入れようみたいなこともあります。SNS上では誰も「その人は気をつけたほうがいいよ」と言ってくれないので、自分でプロフや過去のツイートをみたりしてチェックするしかありません。ただ、たいていの場合、それくらいではわかりません。

もっと間接的な親しみの表現としてイイネ♡を使う人もいます。そこからあいさつ的なリプに移行して、ゆくゆくは普通にリプをする仲に…というプロセスを踏むわけです。

自己紹介やリアルで起きたことについての投稿は「つぶやき」の範疇ですが、ツイッター上のことについて言及するとなると、ちょっと違ってきます。RT(リツイート)やイイネも、ある種のツイッター上のことに関するリアクションです。

投稿じゃなくても、RT、イイネ、フォローすること自体がある種の相手へのメッセージになります。

他の投稿へのリアクション

他のツイートに対してなにがしかの意見表明をする手段がありますが、ツイッターではだいたい以下のような使われ方をしているようです。

  • シンプルRT =賛同
  • 引用RT   =意見表明
  • イイネ    =共感
  • ブックマーク =メモ用

共感というワードは人によりいろんな解釈がありそうで日本語としてはくせ者です。プロフィールなどで「RTは賛同ではない」と書いても、一般的な受け取り方はだいたいこうなっているという意味です。SNSでは外に向けての個人ルールの理解を期待するのは難しいです。ブックマークは一時的なものとして使えそうですが、ただズラズラと並べるだけなので使い勝手は悪そうです。

2010年代後半から2020年代にかけて、RTすることが違法性を問われることなども起き、RTよりイイネをする傾向が強くなっているように思います。

初心者を脱するようになると、いろいろ使い方が変わってきます。実名でなくてもクラスタ内ではなんとなく「あのアカウントはあの人」ということになってくると、なおさらツイッター上の関係は社交上維持しつつ、使い勝手を考えるということになってきます。

以下は、RTやイイネはしない、フォローもしない、という決断が重要です。

  • 画像や動画は確実にその人のオリジナルですか?違うならRTもイイネもしない。
  • パクリ画像や動画アカはほぼ100%匿名でURL無しのアカウントのツイートはRTもイイネもしない。
  • 海外の動画、感動話、画像、もほぼパクリです。スルーしましょう。この種のアカウントはフォロワー数稼ぎで密かに悪用されています。
  • 以下に注意しましょう。
  • ホーム画面を見る重要性は後述します。
  • ホームに、匿名実名、URLなどがあるかも重要です。実名で別途ブログなどがあるほうが安心です。
  • RTするならそこに書かれている出来事の日付を確認しましょう。人が忘れたころに昔バズった記事や写真、動画をRTを稼ぐためにパクって貼り付ける人もいれば、過去記事を定期的に出す大手メディアもあります。そういう昔バズったツイートや記事をパクるアカウントはフォロワー数稼ぎで悪用されています。
  • そこそこ有名なアカウントはフォローする前にTogetter などで「名前 アカウント名 炎上」などで検索してみましょう。結構酷い炎上を起こしていても、無かったかのように振る舞うネット有名人は多いです。

避けられつつある引用RT

引用元は、18000人超のフォロワーがいる人で 2,892 件のリツイート、1,058 件の引用ツイート、2.6万 件のいいね、がついていましたが、この訂正の引用RTは、8万フォロワーがいた人だったので、9,290 件のリツイート319 件の引用ツイート2.3万 件のいいね でした。RTが多いのは、「訂正しなければ!」という危機感が働いたのだと思います。

しかし、この引用された人は、これだけ訂正の引用RTが出回った後、数日経過しても、自身は訂正しないままで、引用されたことも言及無しです。もしこの訂正の引用RTをした人が百人程度のフォロワーだったら、ほぼRTされず、訂正されないままだったと思います。引用RTでの訂正はやはり必要な機能だという気がしますが。。。

2010年代後半の「荒れたツイッター時代」を経て、SNSの仕様は、小さなコミュニティの仲間内で楽しくやる場のためのものへと向かいつつあります。

ただ、一方で、私たちが何かを感じ、考えるのは、ほとんどの場合、何かによってそれを喚起されたからで、世界で起きていることを報道で知り、何かを投稿するのも、言ってみれば現実を引用RTしているようなものではないかという気がします。報道も、また現実の引用RTであり、それによって社会に問題が起きたり、海外で戦争が起きたことを知る。時に個人のツイートでも知る。何かを書く際に、引用元を示すことはどちらかというとフェアな態度といえます。賛意であれ、批判であれ。

しかし、ツイッターでは、引用元を示すという行為が微妙な意味を持ち始めています。何かを投稿する際に、なにが元になってそう考えたかは、明確にしない方向は強くなってきています。#なんか見た というハッシュタグは、「分かる人にはわかる」という引用元の特定ですが、エアリプの比率も圧倒的に増えています。そもそもRT時代が激減しており、イイネにとってかわられています。こういう空気は支配的になりつつあると言えます。

引用RTに対する考え方

日本では引用RT、結果として炎上のきっかけとなったりするもの、という認識が強くなりつつありますが、公の場に投稿されたものを、全文引用+投稿元のURLを明示した形での引用は正統なものであり、オープンな議論に必要な仕組みで、それは可能な限り公開されるべきだという考えがあるのだと思います。コミュニティのようなクローズドな場においても、そこは例外ではない、それをやりたいなら、Slackのような最初からクローズドな場所を、ということかもしれません。ビジネス的な棲み分けもあるでしょうけれども、SNSがデマやフェイクの発信元になれば信用を失うという側面もあるので、そこは結構、微妙な均衡があるということだと思います。

2020年にツイート投稿時に「全員」「フォローしているアカウント」「@ツイートしたアカウントのみ」の3段階でリプライを制限できるようになりました。余計な乱暴なリプなどが来ることを防止する機能だが、これを利用して、制限した上で、結構乱暴なことを言う人も増えました。なんとなく雑な、脇が甘いツイートだなと思って、制限がかかっているか調べると(リプを選択してみればわかる)、やっぱり制限しているというケースがよくあります。

これを使うかどうかは、その人のツイッターに使い方次第です。時々「失言癖がある人は使おう」という説明をみかけますが、制限しても読まれることは間違いないので、たいした効果はないという気もします。拡散こそされにくいですが、悪印象は蓄積されます。微妙な機能という気がします。

ハッシュタグ

ハッシュタグは使われる投稿が多いとトレンドに表示されバズるという仕様になっていますが、このトレンドは、ユーザーが何をフォローしているかなどによって解析される「関心事は何か」によって変わります。つまりユーザーによって違いがあるのですが、多く使われると「多数が関心を寄せている」としてトレンドに載る可能性が高くなります。

しかし、テレビ番組やアイドルが好きな人達は、自分が好きな人をトレンドに乗せようと、また、政治的なメッセージを載せようと、無理矢理ハッシュタグ入りでツイートをすることが増え、次第にトレンドに意味が薄くなり、結果、ハッシュタグが話題の大きさの指標として信用されなくなり、一般の人の興味は薄れていきました。

現在、ハッシュタグはあまり活用されなくなってきているという印象ですが、話題を分けたり、特定のことについてディスカッションをする場合は便利なので使われています。しかし、2020年代はコミュニティ機能の登場で、話題を分けることができるようになり、また使われなくなりそうな気配もあります。

使い方

使い方はググってみてください。投稿画面で作ってみて、青くなったら成功です。初心者は結構つまずくポイントがいくつかあります。ツイッターやインスタでやや仕様が違います。ここではツイッターの使い方で。

# に続けて文字です。半角全角どちらもOKです。「いげた」で変換されます。 続ける文字は、日本語、アルファベット、数字です。記号はアンダーバー「_」のみ。 ハッシュタグの前後は半角か全角でスペースを入れる必要があります。(文頭、文末の場合はそれぞれ最初と最後は省略可能) 複数の語を使う場合はアンダーバー「_」で繋げます。 ハッシュタグにならないケース

  • +数字
  • +文字+記号+文字
  • +顔文字

です。数字や記号を使ってしまう失敗例が多いようです。

仲間内でハッシュタグを作る場合は簡単なものだと、他のものと重複する可能性があるので、あまり使われないようなものを考えたほうがいいです。日本語と英語の組み合わせだと短くても使えることが多いです。

エアリプという選択肢

エアリプというのは、リプや引用RTのように、特定のツイートや意見について明示しないまま、その話題についてツイートするという投稿のことです。直接やり合うつもりはないけど意見を言いたいという時に使われます。これは「直接じゃないからスルーしてくれ」というニュアンスが込められているという了解があります。2010年後半から増えたような印象があります。

エアリプより若干、何に対する意見表明かを出すハッシュタグもあります。

#なんかみた #なにかみた #何か見た

というハッシュタグです。いずれも「これはエアリプだ」と示したいという考えがあり、そこそこネット上であるいは、クラスタ上で話題になっていることに使われます。これも、話題に追っていない人にはわからない可能性があります。これも、直接の言及じゃないから、返信不要。スルーしてくれ、というニュアンスもあるようです。ハッシュタグはあまり使われなくなりつつありますが、これは生き残ってます。

フォロー関係ができ、投稿するようになると、イイネやRTがつくようになり、そのうち、投稿するたびにイイネやRTされるか気になってきます。最大の「SNSあるある」で、たいていの人がかかる「はしか」のようなものかもしれません。

誰かに評価されるのは単純にうれしいことですし、悪いことではないと思うのですが、ただ、だんだん病が深くなる人もいます。フォロワーを増やしたい、そのためにもRTやイイネを稼ぎたい。自分が承認されたような気分が高まります。

ということで、だんだん、RTされるようなこと、イイネされるようなこと、フォロワーが増えるようなことを、投稿しようということになっていく人がいます。その場その場で、タイムラインの空気だけよんで、共感を得られそうなことだけを考える。それが自分の思いや考えよりも優先されるようになる。等身大の自分からだんだん離れていき、SNSで支持されるような自分を自分でブランディングするようなことになっていきます。

当人だけでなく、周囲もタイムラインの空気の中でこの人、ついこの間言っていたことと矛盾するのでは?ということに気がつかないので、だんだん緩くなってきます。このへんはSNSに深入りするとマズいところです。

👉 よく「SNSで自分をブランディングして**稼ごう!」みたいな本があり、それを読んで始める人もいるようですが、そういうことを知らなくても、自分が認知され、承認され、賞賛されるという高揚感が制御できなくなっていき、自己ブランディング的なことに染まっていくことは結構あります。それに酔うだけか、セミナービジネスなどに結びつけるかの違いだけかもしれません。

ネットでは高齢者とデジタルが苦手な人の悪口はウケる

イイネの数を追うようになると、無意識のうちにこういう「ウケそうなこと」を探すようになってきます。例えば、日本の場合、SNSはキーボードやフリックなどの入力のハードルがあるので、SNSを使う人は、ほとんど1970年代生まれ以降です。マジョリティは10~40代。2020年代なら50代。60代以上はかなり少ないので、基本、高齢者の悪口は歓迎されます。

そこそこデジタルに詳しい人しかないわけですから、当然、デジタルを使えない人の悪口も歓迎される。どこか、ネット上では数的にも圧倒的な与党なので安心して書けるという心理があると思います。

しかしどちらも、単なる楽しく欠席裁判をしているようなものですが、一見、上の世代に反抗する、なにか過激な行動、言動のような印象も保てる。この2つは鉄板といえます。

例えば、日本語教育に限らずSNSの世界で多くイイネされる投稿には、以下のようなものがあります。

  • 高齢者の習慣を揶揄するもの(FAX、印鑑、CD、手書き…)
  • デジタルが苦手な人は退場せよ的なもの(これもある意味世代の話です)
  • 古い教科書、教え方をまだやってんの?的なもの

のうちのどれかの要素が入っていて、かつ

  • 若い世代のほうが優秀だみたいなこと
  • デジタルの便利なもの紹介、デジタルの応用的なこと
  • 新しいとされる教材、教え方、理論(?)がすごいという話

みたいな要素があり、全体にポジティブな文脈、色づけがなされていると「正面からの悪口ではない」とされ、拡散されやすくなります。

これらは、日本語教育関係者でフォロワー数が多い人が好きそうな投稿でもありますから、そういう人にRTされたりする可能性も高く、コツコツ投稿しつづければ、特に中身がなくても、1年で数百人のフォロワーを獲得するのは難しくないと思います。ツイッター生活も3年、4年と長くなると、そういう投稿は「ああ…やってるな…」と分かってくるものですが、やはりそこそこにはバズりやすいので、定期的に繰り返されます。

👉 「まだ~てるの?」文型はネットで根強い人気があります。

こういう書き方に慣れてくると、デジタルが苦手な人を「(あの)アナログな人達」と呼んだり、自然にみん日の導入をわざわざ「小芝居」と呼んだりするようになります。こういう、賛同者がニヤリとするような揶揄を入れる姿勢が対話に発展することは難しいですが、元々対話を目指したものではなく、演説にイイネがつくかどうかだけが目的となってきている、というわけです。タイムラインは荒んでいきます。

👉 語学教育の議論では、モチベーションが低い学習者、ハンデある学習者を、「努力が足りない!」と追い詰めてはいけない、どうやって導いていくかだ、と盛んに語られますが、同業者に対しては嘲ったり揶揄したり切り捨てたりになるのは不思議です。

慣れた後のおさらい

  • メールアドレスがあれば匿名でいくつもアカウントが作れます。2つくらい作って公私を分けるのもひとつの方法です。
  • 匿名なら匿名を守るために注意すべきことをしっかり考えておきましょう。ただ隠すだけでなく架空の人物の設定をいろいろ考えておくなど結構大変です。
  • 投稿した記事は、アカウントを持ってない人にも公開され、Googleなどでも検索対象になります。2019年、実名でアカウントを作ると、googleで名前で検索した時に最新のツイートがトップ表示されることがあります。
  • トレンドはユーザーの言語やフォローしているアカウントなどに最適化されており指定した地域のものがそのまま出ているわけではない。「トレンドに※※が!すごい!」といっても表示されてるのは自分だけ、という可能性が高い、ということです。「※※」がトレンドに!などと言うと自分のフォロー傾向、趣味、趣向を晒すことにもなるので注意してください。
  • RTやイイネされた場合、非公開アカのRTは誰からされたのかはわかりません。非公開アカに関する仕様は結構変更が多いです。
  • ツイッターの認証マークの取得は法人じゃないとほぼ無理です。詳しくは→Twitterの認証バッジの要件 - 青いチェックマークの取得方法
  • ツイッター社はデザインだけでなく仕様も年一くらいで大きな変更があります。なんとなく気にしておいたほうがいいと思います。
  • キュレーション

ネットの情報収集で陥りやすいところですが、ネットの情報収集を誰か他の人に預けないことも重要です。2010年代の初期に流行ったキュレーションという語があります。ネットには情報が溢れているので自分がそれを上手に選択して整理します、というような意味で、それをやる人をキュレーターと呼びます。現代美術などから来た語です。

しかし、キュレーターを名乗る人は次々と炎上し、間違い、信用を失って消えていきました。例えば日本語教育の情報を収集し、善し悪しを判断するのは、実は、とても難しい作業です。セミナーのテーマの問題設定は正しいのか、講師はそのことについて専門的な知識を持っているのかをジャッジするのは不可能です。現在は、情報は、自分で集めて自分で善し悪しを判断するしかないということになったと思います。

ただ、今も、この語は「キュレーションサイト」みたいな形で残っています。一人、あるいは数人のグループで無数のジャンルに関するページを作り、1記事500円でライターに外注して作らせる、300くらいそういうサイトを作って更新作業を続けていけば、そこそこ収入になるというビジネスモデルです。ネットで台所用品などで検索すると、この種の「キッチン用品ランキング2022」みたいなサイトが山のようにでてきます。こういうサイトは検索の上位に表示されることだけを考えて作られたページで、広告収入が目的なので内容なスカスカです。ここ「数年のググっても何もわからないネット」状況はこのゴミみたいなサイトの乱立が大きく影響しています。

プロフに気をつけても、投稿記事を100くらいみれば住所などはかなり特定できると言われてます。しらないうちに漏らしている個人情報は多いです。「気にしてたら楽しくない!」というのもわかりますが、住所特定を業務にしているネット興信所みたいなビジネスは多いですし、ストーカー被害なども起きているので注意が必要です。

住所は、天気、地震関連や電車が遅れたみたいな投稿は、数回するだけで市ぐらいまでは特定できると言われています。 写真に写っているもの(電柱、ガードレール、看板)など、いろんなものがヒントになってしまいます。最近は解像度が高いので拡大すれば電柱の住所がみえたりします。 初期は「**なう」というような今どこにいるかを投稿するのが流行りましたが、これも有名人でなくても、リアルタイムでは投稿しないほうがいいと思います。カフェにいる的な投稿は、最低でも、そのカフェを出てちょっとしてからにしましょう。 👉 引用したツイートは、いろいろ気をつけることでかえってヒントになってるかも、という意味です。つまり本気で探されると、逃げ切れないかもみたいなこともありそうです。

上は2023年1月時点のものです。

ツイッターに貼り付ける画像のサイズは何がいいのか、どうすれば、上下が切れたりせず、きちんと表示されるのかは基準がありますが、ツイッター社はたびたびその基準を変更します。これはユーザーのモニターの解像度やサイズによって調整されるので仕方ないのですが。

以下はツイッターにアップする画像についてです。

新聞やブログなどでは、その発信元の設定次第ですが、ブログでは「ツイートされた時に使われる画像」を設定することが多く、それが使われます。これがないものは、適当に大きな画像が使われたり、無しになったりになります。

動画やプロフィールの画像など、他にもいろいろありますが、そのへんは検索してみてください。

初級編で書いたリストで読むという方法は中級者以降では多いです。フォロワーしたりされたりが増えるとタイムラインで読むのは大変になるということもありますが、初級編で書いたように、非公開リストも活用すれば、ネット上の対人関係からも解放されるという側面もあり、気楽ということもあります。 タイムラインは見ずに、3つくらいのリストを巡回するのが、ツイッターの使い方という人はかなり多いはずです。

さらに複数垢を使う人も増えてきます。

「裏」などと言うと、怪しい印象ですが、今は複数アカウントを切り替える機能もツイッター社が提供していますから、複数のアカウントを持つのは普通のことです。「別アカ」と呼ぶことが増えました。

例えば、ブロックされたら相手のツイートは読めなくなりますが、サブのメアドなどで簡単にもうひとつのアカウントを作れば読むことはできます。公開アカで非公開リストで読めば相手に知られませんので、読むためだけの別アカを作る人は結構多いと言われています。非公開にすると「非公開からのフォローはお断り」という人がいるので、公開アカで非公開リストで読むのが便利です。

ブロックとミュート

その人のツイートが見たくない場合はフォローを外せばいいんですが、最近はリストで読む人が増えているせいか、フォローをする / 外すという行為はあまり行われないようです。

そこで、ブロックとミュートが多用されるようになっています。これは、より強い拒絶の方法です。みたくない人のツイートはフォローしなければ、あまりタイムラインに流れてきませんが、RTされたりすると目にすることになります。また、自分のツイートを引用してあれこれと悪口を言われたりすることがあり、これらを防止する機能として有効ということもあり危ういことを投稿しがちな人ほどブロックを使います。

ブロック

ブロックは相手に自分のツイートを表示させなくする機能です。

自分がブロックされているかどうかは、相手のホーム画面をみればわかります。Togetterなどで相手のアカウントのITを見つけたら、それを https://twitter.com/★★/ の★★のところに入れると、その人のホーム画面になります。ブロックされている場合、ブロックされていますと出ます。

👉 自分が誰にブロックされているか気になると思いますが、それを一覧などでみることはできません。誰にブロックされているかわかるという触れ込みのアプリやサービスなどは、ほぼ100%、個人情報を盗むための詐欺です。仕様を理解してないとトラップにひっかかるという例です。

ブロック機能は、スタート時からありました。ただし、2016年までは、ブロックは、その人のツイートは見えなくなりますが、自分のフォロワーがRTすると、タイムラインに表れました。つまり自分が気に入らない意見であっても、自分が認める人が賛成すれば目に入るという、ある意味では、フェアな仕様でした。

しかし、その後、乱暴なリプライなどが増え、目にしたくない方法としてじょじょに厳しいものになり、ブロックすれば、相手は読むこともRTも、引用することもできなくなっています。これによって批判として引用することはできなくなりました。議論の活性化にはマイナスですが、やむをえない仕様変更でした。

👉 炎上しがちな人は、自分に批判的な人に対してブロックを多用します。引用して批判されるツイートが拡散されるのを防ぐためです。批判を避ける手段としても活用されているというわけです。

ミュート

ミュートは、ブロックの穏やかバージョンとして2014年に追加されました。相手に知られず、相手のツイートをタイムラインから消すことができます。当初はタイムライン上だけでしたが、他の人のRTも、検索結果も、と対象は広がっていて、一旦ミュートすると、そのアカウントが世界から消えるようなことになってきています。

ミュ-トは、アカウント、キーワード、会話の3種類のミュートがあり、対象になるアカウントや嫌なワードを登録すると、そのアカウントやワードを含むツイートは完全にタイムラインから消えます。ミュートしているアカウントは自分がミュートされていることを知る方法がありません。しかしフォローしているアカウントの場合は、リプなど会話関連は通知が来ますから、リプライには気づくことができます。例えば実名アカウントの場合、フォロー関係など表向きのことはあまり自由にできないけど、非公開リストとミュートを利用すれば、ネット上の関係は一見続いているけども、実質的な関係はないものとして使い続けることができる、というわけです。

このミュートという機能が登場したことは、ツイッターのコミュニティ形成に地味に影響を与え続けていると思われます。ツイッターの中で、不愉快なツイートは排除しつつ仲間内でやり取りをするコミュニティを作りやすくなったと言えます。また、ブロックは、ミュートすればいいのに「わざわざやる行為」となり、かなり強い拒絶の表現と捉えられるようになりました。またフォロー解除する必要もなくなったので、フォロワー数の価値も下がったと思います。

時々「SNSは気分よく使いたいからね」という投稿を見かけることがありますが、これは、そこそこ有名な人をミュートしたよ、ということを暗に示しているケースが多いようです。ミュートしていることは公言されることは少ないですが、音声や動画チャット、DMなどで「あいつの投稿はダメだから私はミュートしているよ」とジワジワと都合の悪いアカウントをミュートするように広めるみたいなことは行われているようです。

👉 アカウントのミュートとキーワードミュートともうひとつの会話ミュートは特定のツイート関連のリプライなどをミュートする機能です。自分のツイートが多数RTされた場合などに、リプライや巻き込みのツイートなどが増えた時に便利です。

👉 自分がミュートされているかどうは、わからないようになっています。

ブロックよりミュートという傾向強まる

ブロックは自分も相手もツイートを読めなくなる機能でコミュケーションをシャットアウトする方法です。ブロックしたことは相手に知られます。ミュートは表面上の関係は維持しつつ密かにタイムラインやリスト上で相手のツイートを消すことができます。フォロー関係を維持しつつツイートは読まないなら、ミュートが便利と考える人はいます。

ブロックはあまり使われなくなりましたが、ミュートの登場で、ブロック自体が相対的にかなり強い拒絶の表現ということになりつつあります。また、フォローを外さないままでツイートを避けることができるため「フォローを外す」という行為も減ったようです。酷い炎上しても、フォロワーが減らないという現象が起きています。

RT、埋め込みはセーフ

ツイートそのものをブログなどに貼ったり、埋め込んだりすることを著作権違反とする意見はほぼ見当たりません。これはRTとほぼ同じ行為とみなされるようです。公的名場所に投稿されたものは、全文引用、引用元の明示などがあれば、引用されることは引き受けなければならない、という引用の原則の国際的な理解みたいなものがあります。

埋め込み機能はツイッター社が提供しているものであり、投稿者はアカウントを作る際に、ツイッター社の著作権の項目に同意している。よって公式の埋め込みはツイッター社の著作権に関する見解でも認められている行為とみなされているようです。オリジナルの所在がハッキリしており引用としてみなされ事前の了解も不要だという見解がほとんどです(ただし貼り付けた画像や動画が投稿者に著作権があるか、新聞記事からの引用などの場合に限ると思います。所在がはっきりしない画像や動画などは多分ダメ)。

ただし、明らかに引用の範囲を超えた中傷目的であるなど、問題がある場合、埋め込みで引用したツイートを削除しろと言われたら、当事者間の話し合いになるのではと思います。引用の方法がフェアなものではなく、不当におとしめることを目的とするものであるなら法的に問題となる可能性もあるとのこと。

TwitterでのTweetの著作権について… Togetter https://togetter.com/li/355934

Twitter サービス利用規約 https://twitter.com/tos?lang=ja#updateintlContent 

スクショの引用は著作権侵害?

スクリーンショットによるツイート引用は著作権侵害との判決(栗原潔) - 個人 - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/kuriharakiyoshi/20211229-00274965

ネットに詳しい法律関係者からはかなり批判が出ていました。どうなるかはわかりませんが、また違う判決で上書きされる可能性は高いような気がします。

その後、異なる判決もでました。

ツイッターについて常識的判断を行った知財高裁判決:スクショを使っても著作権上適正な引用になり得る(栗原潔) - 個人 - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/kuriharakiyoshi/20221110-00323281

著作権侵害の例

人のツイートをそのまま自分のものとしてツイートするパクリ行為や画像などを勝手に使うことは著作権に違反しているという見解がほとんどです。ツイッター上には著作権侵害コンテンツが溢れてます。

  • 名言
  • 感動話
  • かわいい画像
  • おもしろい画像、動画
  • 上の海外編
  • 新聞記事のスクショ

などは、ほとんどのものが著作権侵害と言われています。RTはしないのが吉です。決定的瞬間や動物の動画なども、薬を飲ませたり、固定したりという虐待まがいのものから、編集で修正したものまで、まずフェイクの可能性があると考えたほうがいいと思います。仮に本物であっても、うかつに拡散することはその種のフェイクが金になるという構造を支えることになってしまいます。

英語圏でバズっている動画などを貼り付けて、日本語でちょっと説明を足してツイートする人達、というのがいます。これも著作権的にアウトですが「日本でも見習って欲しい」などと添えてツイートし、「考えさせられます」などということになって、なんとなくセーフになってる、という現象があります。ヒキの強い動画をパクってRTを稼ごうという意味で同じ種類のものです。

こういう例もあります。

「RTによる画像トリミングで著作人格権侵害」 知財高裁判決の意味と影響 弁護士が解説 - ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/22/news016.html

肖像権侵害など

日本語教育関係者がやりがちなものです。Facebookなどでは、日常的に学習者の画像が投稿されていますが、おそらく許可はとっていないはずです。また、テストのおもしろ回答、あの人(有名人)はうちの生徒だったみたいなものも、本人の個人情報ですから文書による許可がないかぎり訴えられたら負ける可能性が高いと思います。

原則として許可無く、個人が特定できる写真などをアップするのは訴えられたらアウトです。学校でそういうことをするところは、他の法律もあまり守られてない可能性が高そうです。

暴言だけでなく、個人情報を晒されたりといろんな被害があります。詳しくは様々な問題への対処でまとめていますが、重要なことだけ整理します。ストーカーなど現実での行為となると警察に相談したほうがいいです。

ネット上の暴言や名誉毀損だと警察はあまり扱ってくれません。今は、法律事務所でやってくれというスタンスのようです。しかし、いちおうサイバー警察や法務省の窓口などに「こういことが起きた」と送るだけ送ったほうがいいと思います。

2020年代は、SNSは小さなコミュニティ内で内向き志向になりそうです。そこで深刻な暴言や中傷を受ける被害は増える可能性も高いと思います。

まずは自分で動くことからスタートです。

相手が誰かわかっている時

相手が実名を出しているなら、ググって、どこの誰かを特定しましょう。わかったら、司法書士などに謝罪をとりつけられる可能性があるかも含め相談して「訴訟を含め検討中である」と内容証明を送ります。司法書士、弁護士、長く付き合うことになるので、何人かと話して前向きにやってくれて、信頼できる人を選んでください。ネットが専門というところもありますが、専門とうたってなくても、自分でネットを使っている若い世代でやる気がある人なら大丈夫だと思います。

👉 ネット上にそういう相談受けます、得意です、というサイトはありますが、近所で相談できる人を探したほうがいいと思います。ただしコンタクトしても返事がない場合もあります。弁護士は依頼を受けるかどうかは自分で決められるということになっていますので。

住所はわからないことが多いので、自分のアカウウントのDMを一時的に「誰からも受け付ける」にして、ツイッター上で、「内容証明をお送りしたいのでDMをお送りください。一時的にDMをオープンにしました」とリプをしてみましょう。所属先がわかったら「もしくは所属先経由でご連絡してもよろしいでしょうか?」でもいいと思います。相手がDMオープンでも、公開の場でやったほうがいいでしょう。あくまで冷静に淡々と。

ただし、これらのことをする前に、少なくとも次の開示公開請求の概要を理解し、最初の開示公開請求の文書を作り終えておいたほうがいいと思います。ただ相談から始めず、自分でも概要くらいは勉強しておかないと、ちゃんとやれないので。

相手が匿名の時 ~発信者情報開示請求は簡単~

詳しくは発信者情報開示請求を参照してください。ここでは概要とツイッター関連のことだけ。

ツイッターはブログの運営会社などと比べて、開示請求に応じないことが多いと言われていましたが、2020年代になってかなり変わってきたと言われています。ツイッター社の法的な窓口は以下に説明があります。

Twitterへの法的請求についてのよくある質問 | Twitterヘルプ https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-legal-faqs

発信者情報開示請求をして、特定することができます。定型文の書類をしかるべきところに送るだけなので個人でもできます。わりと通ります。様々な問題への対処を参照してください。 ただしツイッターやブログなどのサービス事業者は三ヶ月分くらいしか記録していないことがあるので、その三ヶ月の間に3往復くらいの請求をする必要があるので、早く動き出すことが重要です。 相手が投稿を消し、アカウントを消すこともあります。訴えるなどとは言わずにまず証拠を集め、記録しましょう。 削除されるまえにスクショをとり、ページを残すことが大事です。2種類のソフトを覚えておきましょう。簡単です。 記録するツール。無料で簡単で、似たようなソフト、アプリ、機能拡張はたくさんあります。スマホなどの全画面スクショ機能でも大丈夫です。

スクショを撮る:いろいろあります。窓フォトなど。 ページをそのまま残す:ブラウザーの機能拡張が便利です。これもFire shotなど 発信者情報開示請求は、まず投稿があった場所を提供している会社が最初、これが通って、記録をゲットしたら、次はそこに記載されているプロバイダに請求という2つのハードルがあります。クリアしたら、実名、住所がわかります。そこで損害賠償や名誉毀損で訴えるという手順です。

発信者情報開示請求は、2020年代になってかなり通りやすくなったと言われています。最初から弁護士に依頼すると、数十万かかり、賠償請求で得られる額より少ないということもあります。可能なら、すべて発信者情報開示請求を自力でやって、通ってから、弁護士や」司法書士に損害賠償請求を相談してみてください。これだと10万以下でやれる可能性があります。お金よりも、今後の安心のためにやったほうがいいということもあります。

👉 ツイッター社相手の情報開示請求は本社宛になるようなので、まずは法テラスなどで相談から始めることになると思います。一般的には地元の自治体で予約して2週間くらいかかります。早めに動きましょう。詳しくは様々な問題への対処を参照してください。

👉 暴言や名誉毀損をする人は、自分でもあまり自覚がないので、たいてい同じような被害にあった人がいます。被害を広げないためにも、訴訟はやったほうがいいと思います。

ネット上では争わない

きちんと対処すると決めたら、ネット上では争わず、淡々と手続きを進めるほうがいいと思います。下手に調べたことを晒したり、進行中のことを書いたりしない。周囲も「名前をさらせ」「会社名を出せ」などと煽らない方が良いです。晒しても被害者にはメリットはないので。

以下、なんとなく共有されている感覚についてずらずらと書いてみます。

「必ずしも賛同ではない」問題。

SNSは個人の好きなように使えばいいのですが「自分ルール」は基本理解されないということは頭の隅に置いておいたほうがいいと思います。

ある程度肯定的なものであるという色があるファボと違って、RTもフォローも元々賛同という意味はないのですが、RTは結果として拡散に協力することになりますし、フォローはフォロワー数となり、その人の発言力を強めることになります。「結果として拡散に貢献してしまう」ということは重要で、法律上もそう解釈されがちです。

自分ルールを設定しても、プロフを読んで「この人のRTは賛同じゃない」と覚えて読む人はほぼいないので、RTの一般的な理解はやはり「賛同」ですし、その人、ツイートにとってはメリットしかありません。特にフォローは「あの人もフォローしている」ということが分かるような仕組みがあるので、そのアカウントの信頼性を保証するようなことになります。そうしたくなければ、RTやファボはしない、読むのは非公開リストで、というのが無難な選択肢かもしれません。

2019年9月、名誉毀損の裁判で「RTは賛同である」という前提の判決がでました。 https://archive.is/W99xT

しかし、この判決は議論を呼び、今後、どうなるかはわかりません。今後もいろんな判決が出て、ケースバイケースだということになっていく可能性は高いと思います。

「いいね」名誉侵害認めず 伊藤さん敗訴、東京地裁 - 産経ニュース https://www.sankei.com/article/20220325-G2NK5WE6UVMT5AFM3LLO4DH2HE/

イイネは多種多様な使われ方があること、RTほど拡散要素が高くないという解釈もあっては上のような判決となりました。ただ、ブックマーク機能が出来て間もないので、「従来のイイネ的な使い方はブックマークでやればいいこと」みたいな解釈も成り立つので、危ういところかもしれません。一企業の仕様や方針がどこまで裁判に影響するのかは未知数ですが。

スパムフォロー

スパムフォローというのは、誰かが手動でやっているのではなく、ほとんどの場合、あるキーワードを設定して、そのワードをプロフィールやツイートで使った人のアカウントを集め、自動的にフォローするというプログラムを使っています。

自分がフォローされるということは、基本的にはうれしいことだと考える人が多いので、スパムフォローはそのままにしているところが多いですが、この種のスパムは、少なくとも最初の1年くらいは、まめにブロックしたほうがいいと思います。フォローされたらプロフと過去のツイートなどをみて、自分のアカウントをフォローする理由がないと思ったらブロックです。

👉 非公開アカウントにしても、スパムフォロー申請は来ます。拒否すればOKです。

👉 ハッキリしませんが、スパムフォローのピークは2016年あたりで今は少なくなっているような印象です。

アカウント削除しても30日間は復活可能

30日以内ならフォロー関係もツイートも以前と同じままでログインするだけで復活できます。このことを知らないユーザーは多いので、炎上して「アカウントを削除します」と公言した後、ひっそりと復活している人もいます。フォロワー数が多ければ、宣伝アカとして売ることもできます。金になるわけです。

👉 これはインスタなど、同じような仕様があります。結構悪用されています。

最も深刻なのは災害時の混乱です。天災だけでなくコロナのような事態もありました。遠い地域の紛争でも日本語教育関係者には身近かだったりすることもあります。Twitterはある種の興奮状態になります。

東日本大震災から10年が経過し、2020年代は、災害時にいかに共感を誘える投稿ができるかが、SNSのブランディングに重要だ、災害時こそがフォロワー数獲得の絶好の機会だ、と考えるタイプの人は増えています。

一緒になって騒がない

残念ながら災害時は過去の災害時の写真や動画を貼り付けたデマやフェイクは増えますし「こんなに氾濫しています!」という投稿は必ず人気になって拡散され、結果として危険な行為を助長します。そういう動画を撮ったり、共感を得られるような投稿をしてこの際フォロワー数を増やそう、みたいな人も出てきます。災害時はお決まりの「*党の政策が」「*党の対応が」みたいなものも増え、SNSはある種の興奮状態になります。自然災害だけでなく、2020年のコロナウイルスの時も同じでした。

語らない

災害時のSNSで、特に自然災害などが起きている場合、最も推奨されるべきなのは「投稿も拡散もしない」だと思います。興奮してあれこれ投稿してもツイッター社のサーバーに負荷をかけるだけです。間違っても自分がキュレーターとして情報を整理して発信し混乱したタイムラインを静めなければ!などと考えないことです。 災害の興奮状態を利用して #新型肺炎 などとハッシュタグを入れて普段の自分の主張をからめながらアレコレ語る人も出てきます。これは情報収集する側にとっては単なるノイズです。

SNSではどういうことを語るかが注目されがちですが、どういうことを語らないかのほうが重要です。災害時は、語らない抑制が効く人であるかということが露わになる時期とも言えます。

拡散しない

知らない人の災害時の救急情報「今、**で3人孤立している」などの助けて情報、行方不明者、動物を探しているツイートは、RTしてもいいことはありません。過去にも「今、困ってます!」というような投稿が拡散され、ネットで話題になり「早く対応しろ!」と言う声におされて対応せざるを得なくなり、支援が集中して処理できなくなったり、発信できないところへの支援が遅れたりということも起こりましたし、「**(おむつ、ドッグフードなど)が不足しています!」という投稿が延々と何日間もRTされ、処理できない規模のものが一気に一箇所に届く、みたいなこともありました。

スマホで写真を撮って投稿しているなら消防署などにも通報済みなはずですし、今はSNS上の情報は公的機関が発表したタグで発信すれば確実に届きますし、救援にあたる人達はタグなしの投稿も収集はしています。どう対応するかの判断も含め現場の機関にまかせるのが妥当です。

今は、ツイッターなどでRTで拡散するなら消防、警察、NHKなどもので、新しいものに限るのが正解ということになっています。

災害時に日本語教師ができることはほぼ何も無い

日本語教育関係者で「やさしい日本語」で発信しようというアカウントも増えました。しかし、NHKなどは公式アカウントで、やさしい日本語で発信してますから、それをRTすれば済みます。やさしい日本語が書けるのと、災害情報を収集し仕分けし発信する能力は別です。避難指示が出たというような更新が必要な情報を発信するなら、その後その非難指示がどうなったかもきちんとフォローする必要がありますが、そこまでフォローをするのは無理ですから、やはり公的機関やNHKの発信を紹介するにとどめるのが正解です。

普通の人が災害時に価値ある情報を発信するハードルは高いと考えるべきです。以下の3つが揃う人ならばやる価値はあるかもしれません。

  1. 普段から災害時に情報を届けたい人に発信をし、多くのフォロワーの信頼を得ている。
  2. 災害時でも翻訳があまり期待できない言語(ネパール語、クメール語など)で発信できる。
  3. 固定の情報を置く場所(ブログなど)を持っている。

SNSで投稿した情報はすぐに古くなり、それが古いことを知らない人によって拡散されてしまうリスクがあります。SNSで状況の変化を投稿するのではなく、別の場所で1ページに集約し、そこで更新しつづけていくほうがいいと思います。基本的にはそのページの更新をリアルタイムで続けていくことができる人のみが、発信に関わるべきです。

普段日本語教師相手に発信しかしないアカウントが関係者のRT頼みで情報を出すことも(外国人への情報発信ならあの人というような例外的な立場を築いていて数千人のフォロワーがいるようなハブとなれる人か、特殊な言語での発信など希少価値があるもの以外は)ほぼ意味がないと思います。つまり、災害時に価値ある発信者になるためには、時間をかけて「情報を届けたい人達」からの信頼を得ていくことが必要です。

不安に便乗する人達

原発事故や感染症が広がったりというような予測がつかない状況では「この災害を経てこうなる」「こういう人は生き残れない」という話題は人気コンテンツになります。ネットをブランディングの場だと考えている人達は、いかに早く「収束後」を語るかを競います。コロナ時には無数のその種のセミナーがありました。

人々の不安に便乗するような空気に重ねるように、元々不安定な日本語教師という仕事に関して、さらに煽ったり、脅かしたりする人達も出てきます。「これから業界はこうなる」「生き残る教師はこれだ」みたいなことを書く。自分のブランディングだけでなく、自分が主催するビジネスに誘導する人も現れる。

災害の規模が大きいほど、災害が落ち着くと、誰が何をしたか、言ったかは忘れられてしまいます。こういう人達は、後から「あの時のあれ間違ってたじゃないか」となっても「あのときはみんなが手探りだった」とか「大筋では私が言ったとおりになった」など強弁したりするものです。数年もすれば、不安に便乗して膨れ上がったフォロワー数と知名度だけが残る、おまけに「不安が解消された」「言ったとおりになった」という崇拝者も獲得できる、ということを知っててやっているわけです。

👉 災害時くらいは人を煽ったり脅かしたりする物言いは休めばいいのにと思いますが、そういう人達は実は普段からそういう物言いが好きな人達なんですね。自らの不安もあってちょっとした興奮状態なんだと思います。SNS自体がそういう煽りを好むメディアへと変容したということなのかもしれません。

👉 「この時すでに予見していた」と後で言いたいためだけに、何年も予言めいたことばっかり書いてる人もいます。

発信しない

マイナー言語で情報発信ができるというのは価値があると思います。やさしい日本語が普及することで多言語対応が疎かになる傾向は今後出てくる可能性があり、その中にはやさしい日本語でフォローできない人も多数います。

しかし上で述べたように、これもNHKをはじめかなりの言語で対応されているので、そこにはないものが発信できれば、です。しかも、災害時の情報は正確でなければなりません。高い語学力が必要で、かつ正確な情報の仕分けができ、更新が必要な情報はきちんと投稿後もフォローしていく必要があります。古くなったツイートで誤解を生みそうなものを常に見直して削除するようなことも必要です。

「ポジティブな情報をとりあげて励まそう」みたいなことも不要です。これは単に偏った情報を拡散しているだけです。必要なのは「正確な情報」だけです。

災害情報を更新しながらしっかり伝えるツールとしては時系列が混乱しがちなSNSでは、普通の人の単発の投稿が機能するのは難しく「災害時にはこのアカウントだ」と信頼され、フォローされ、災害時に読まれ続けるアカウントになる必要があります。数年かけて、平時に学習者に向けて情報発信をして数と信頼を確保してはじめて情報のハブのひとつになれるかどうか、ということだと思います。

つまり、災害時に頼られるようなツイッターのアカウントを目指すのはあまりに大変です。災害時の更新情報は公的なアカウントやNHKにまかせて、ブログなどで固定情報を書いたページを作り、災害時に固定情報として引用されるようなものを目指すくらいでいいのではないでしょうか。

👉 神戸の震災(1995)、東日本大震災(2011)、熊本地震(2016)を経て、2019年の段階で、日本語教育学会、日振協、JaLSA、日本語学校や就労系の関連組織などが災害時にネットで何も発信していないのは恥ずべき事です。020年のコロナウイルスの際も水面下で国に申し入れをしたようですが、外に向けてコメントを出し学生を守る姿勢を発信することもありませんでした。多言語で何かを作る予算がないなら、確実なリソースのリンク集を作り、災害時にそのページをトップにする(スマホ対応であることはマストです)、そしてSNSなどで災害時にページのURLと共に投稿するだけなら1時間もあればできます。日本語教育関係者はSNSであれこれ投稿するよりも、まず自分の足下で自分が関わっている組織や学校などに働きかけることをすることが最も効率的な大きな貢献になります。日本語学校が在籍している学生の言語で情報を発信すればあっという間に日本語のネット社会が多言語情報で溢れることになるはずです。

👉 過去の日本語教育業界の災害対応について(モーメント):2011年3月11~21日の記録 | 2016年4月 熊本地震と日本語教育業界

住所が特定されるようなことをツイートしない

地震があった、震度が*だった、停電した、みたいなことは、住んでいる地域のことを区単位ぐらいで晒すことと同じです。自分はもちろん、「知人の*さんは停電しているらしい」みたいなことを投稿するのもNGです。

裏垢や住所を特定する業者(就活などでもかなり活用されているようです)は、高度な検索などで住所特定のため地震の日をピンポイントで検索します。

受信しない

タイムラインが興奮状態になったらSNSを休むことも選択肢のひとつに加えてください。公的なアカウントなどをリストにまとめてブックマークし、そのリストだけにするとか。

【参考】 Twitter における災害時のフェイクニュースの発生状況と一般利用者のフェイクニュース判断力の調査 https://www.sci.kanagawa-u.ac.jp/info/kuwabara/PDF/2019-ueda-win.pdf

「熊本地震でライオン脱走」Twitterにデマ拡散の男を逮捕 - ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1607/21/news087.html

WHOのガイドラインがすべではないですが、この種のガイドラインがない以上は、これを参考にするしかなさそうです。

自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい 基礎知識(2017年) https://www.mhlw.go.jp/content/000526937.pdf

戦争、紛争、クーデター、いろいろあります。日本語教育関係者にとっては結構身近な問題ですが、デマ、フェイクも、世界的規模になるので、巧妙になってきます。いろんな理由で言及できない人も出てきます。そして、授業の場で話題にするのは、かなり難しくなります。

ツイッターでいうと、個人が特定できる形で人の名前を出したり顔が出ている写真をアップすることで、その人が被害を受けるみたいなことも出てきます。自然災害より、かなり注意が必要になるわけですが、やはりSNS上は興奮状態になってしまいます。

現地からのツイートをRTするのも要注意です。位置が特定できたり、紛争後の政治体制によってはその投稿が理由で投獄されたりというリスクがあります。写真をあげる人が、そういうことに無頓着な場合もあります。「**には****という学習者がいて一緒に勉強した」みたいなことも含め、特定の人に関することは控えたほうが無難です。教師がその人の今の、本当の政治的なスタンスまで知っていることは少ないです。どういう立場で今、現地にいるのかわからないわけですから。

SNSで誤情報与える動画や画像が多数拡散、ロシアのウクライナ攻撃 - BBCニュース https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-60518843

2022年のロシアのウクライナ侵攻時に、ツイッター社は上のようなウクライナ語の連ツイをしました。内容は、過去のツイートなどからターゲットになるリスクなどがあるので、いろいろと対処してくれというもので、一時的にアカウントを凍結する方法などが書かれています。以下の記事で英語で説明されています。

Twitter tells Ukrainians how to protect their accounts from cyber attacks

ツイッター社は2022年24日のロシアのウクライナ侵攻の翌日からネット企業は国を相手にいろいろと動きが出てきました。

メタ、ウクライナ対応で特別部署を設置 ツイッターも対応呼びかけ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/ae7ade426953c26b4d6dfcb9550d45893b704269

一週間後、ロシアでの利用制限がはじまったと報道され、10日後の3月5日、ロシア国内でSNSを利用するのは難しくなったようです。

ただ、仮にロシア国内でアクセスを止めようと考えれば、すぐに可能だったはずです。2010年前後には為政者が国単位で特定のサービスへの接続をカットしたり、ネット接続そのものをストップすることは可能になっています。独裁的な国家であれば、すぐにでも可能です。技術的な抜け道はいろいろあるとはいえ、戦時となれば、事実上難しくなると思います。

教師・学校の中立性

当然のことながら、日本には紛争地域から来た学生がいる可能性はあります。家族、友人、知人がなにかしら関わっているケースもあります。そういう場合でも、学校や教師は学習者が安心して学習できる環境を準備する職業的義務があると言えます。教室外でも国籍によって不当な扱うを受けないように配慮する。

戦争紛争などの際には、授業で政治的な話題は避けたほうが無難といえます。原則として、語学教育の場においては政治や宗教の話題も重要なトピックのひとつでタブーにする必要はないと思いますが、難しいタイミングというものはあると考えてよさそうです。語学の学校ならば、基本的にはそれを粛々とやる。戦時下でも語学学習の必要性に従って進めるということになるんでしょうか。教えている場所が戦争や紛争状態で日本語が必要なら(日本でそういうことが起こる可能性もありますから)、必要な日本語を学ぶことは大事です。

ここで問題になるのは教職員のSNSの個人アカウントでの発言の自由です。SNSでは誰もが自由に意見を表明し、論じる権利がある。それは職業によって制限されてはならないとは思います。ただ、実名でやる場合は学習者にはその発言は読まれていることも意識せざるをえません。仮にA国とB国が対立関係にあるとして、教師は実名のアカウントでB国を支持し、A国ヘの批判を日常的に行っている場合、教室において、A国の学生の学校での立場に与える影響は無いとはいえないということになります。平時でも微妙ですし、紛争や戦争、クーデターとなるとより難しくなるでしょう。これは難しい問題です。

何か言及しろという圧力

自分の足下の、自分が当事者であったり、身近に当事者がいる話題については、忖度や損得でスルーする人も、こと海外の紛争や戦争のような、当面、発言することで自身がたいして影響を受けないことに関しては「この問題にSNSで言及しないなんて!」みたいな投稿をする人がでてきます。ある種の興奮状態なので仕方ないとは言え、勝手なもんだなと思います。これもツイッターの風物詩のひとつだと思ってスルーしましょう。

ツイッターをどう使うかは個人の自由です。発言をしろと迫る人は、しばしば都合の悪いことは発言をするなと言いかねない人でもあると思います。

炎上や炎上マーケティングについてはTwitter研究にあります。

古くは90年代ごろにゲームを評した「クソゲー」という言い方がありました。今は「クソ美味い」というポジティブな使い方もありますし、fucking と同じような使い方をされるようになってきてます。これは悪いほうで、リプはリプライのことです。

「クソリプ」の定義はかなり幅があります。罵詈雑言のように明らかにダメなリプライではなく、ロジックが弱い、答えようがない、一見正しそうだけども現実的ではない、というようなリプライで、わざわざ書いてくる意味がないとされるリプライのこと、という意味で使われるようです。人により定義が異なるので、まっとうな批判のリプライを「クソリプ」として切り捨てるというケースもあります。

煽りぎみの脇があまい雑なツイートに対して飛んでくることが多く、多少は自業自得というところもあります。

2017年ごろからツイッターの仕様として、暴力的なワードが含まれるリプライは個人の設定関係なく、表示自体がされなくなっているようです。

2017年以降、ツイッターはかなり監視を強化していていますが、日本語圏は人手が足りないらしく、通報があり、禁止ワードがあれば、自動的に、わりと簡単にアカウントが凍結されるようになりました。これはSNS全体に広がる傾向で、場合によっては言論統制的なものに結びつくケースもあり、議論になっています。

→ 2019年冬に、この種のリプライを非表示にできる機能が追加されました。どういうリプライが非表示されたのかはわかるような仕組みになっています。

クソリプの分類にクソリプがついてクソリプが話題に - Togetter https://togetter.com/li/722471

ただ、通常のツイートも、ある意味では社会に対するエアクソリプかもしれないわけで、やはりクソかどうかの定義は難しいという気がします。

「利用規約と禁止用語」のところでも書きましたが、凍結はツイッター社が行うものです。ツイッター社の判断もありますが、誰かの虚偽の通報が元になることも多いようです。

ツイッター社のガイドラインに反するワードや第三者による通報で、ツイッター社によってアカウントが停止され、使えなくなることがあります。これを「凍結」などと呼びます。この作業は人力ではなく第三者から報告があれば特定のアカウントがツイッター社によってウォッチの対象となり、禁止ワードがあれば、機械的に凍結となるようで、禁止ワードが文脈は考慮されないこともあり、2017年以降、理由なく凍結されるえん罪が増えています。

解除を申請することは可能で、申請もやりやすくなりつつあるようです。つまり今後も凍結は機械的に行われ、申請解除で対応するという方針のようです。

ツイッター社による凍結の異議申し立てに関する案内 https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/suspended-twitter-accounts 

Twitterアカウントを凍結されて考えたこと|masanork @masanork|note(ノート) https://note.mu/masanork/n/n3f1b5ba48a72 

第三者の虚偽の通報によって凍結となると少々大変です。以下に少し対処法があります。 https://webjapanese.com/dokuhon/index.php#f3ea0f72

ネット犯罪的なものです。2010年代後半に大量に普通の人が流入してきたので「カモ」が増え、犯罪も増えています。逮捕されたり大規模な詐欺は少なく、チマチマしたものが大量にあるとイメージしたほうがいいと思います。

アカウント乗っ取り

パスやIDを使い回していたり、ツイッター関連のアプリを承認すると乗っ取られることがあります。有名なものはレイバンのサングラスの宣伝ツイートですが、他にもいろいろあります。

アカウントが乗っ取られた場合のヘルプ https://help.twitter.com/ja/safety-and-security/twitter-account-compromised 

なりすまし

これは別にアカウントを作られて「なりすまされる」ということです。なりすましは、対象と同じアイコンを使い(簡単にダウンロードできます)、似たようなID名でその人になりすますことで、悪意あるツイートで被害が大きくなることがあります。ツイッターでは、この種のことには厳しくなりつつあるようで、被害を受けた場合、発信者情報開示請求を送ってみる価値はあります。

【注意喚起】バズり目的で何年も稼働してない鍵垢のツイートを加工コラで捏造し、晒して人に叩かせるアカウントが流行っています - Togetter https://togetter.com/li/1444674

パクツイ

ツイッターで顕著なのは他の人のツイートをそのままコピーしたパクリのツイート、パクツイです。多くRTされたツイートは、必ず同じパクツイが複数現れます。千単位でRTされている(「バズっている」などといいます)ツイートの文言で検索するとわかります。

海外面白画像、動画、かわいい動物などは、99%どこかから拾ってきたものでフォロワー数を稼いでお金に変えるというビジネスモデルです。

フェイク

CMでスポーツ系のフェイク動画がありますが、今は、編集技術がなくても簡単に作れるようになっています。SNSに投稿する程度の解像度であれば、いくらでも作れます。個人が編集して、うその写真や動画に仕立て上げてSNSに投稿することが増えています。

フェイクでなくても、その画像、動画はもう10年以上前からネットで流通しているものである可能性が高いと思った方がいいと思います。本物であるなら、初見でおもしろいことは面白いし、それはそれでいいのですが、RTする意味はあまり無いでしょう。それにそういう画像、動画は著作権侵害の可能性が高いです。次の項目を読んでください。

個人情報晒し

SNSのページに書きましたが、これは自分が加害者となる可能性があります。ネットでは、集合写真などを投稿するのはNGです。了解を取ればいいということになっていますが、芸能人でもないかぎり、口約束の了解は後々トラブルになる可能性もあります。自分の写真以外は顔などが写らないよういしっかり加工するか、投稿しないほうが無難です。

複数アカウント切り替え

かつでは対応のアプリを探す必要がありましたが、標準機能でサポートされ、モバイルでもPCのブラウザー上でも切り替えができるようになりました。

高度な検索

ログインして高度な検索をクリックすれば出てきます。ブラウザーでブックマークしておきましょう。

SNSはリアルタイムで大量の投稿があることもあるせいか、どのサービスも検索機能は弱いです。高度な検索は、標準の検索より強力です。過去すべてのツイートが対象になりますし(標準の検索は過去100件くらいです)、検索対象の期間を絞ったり、条件で絞り込んだり、特定のアカウントの過去のツイートを対象に検索できます。ツイッターで検索する場合はこの検索を標準にしたほうがいいです。

最初にちょっと説明しましたが、特定のアカウントの過去のツイートを対象に検索できます。例えば、真ん中あたりにある空欄の「次のアカウントが送信」にその人のアカウントを指定して一番上の「次のキーワードをすべて含む」で検索すれば過去にその語を使ってツイートしたかが出てきます。「次のキーワード全体を含む」なら、入れた語と正確に一致したツイートだけに絞り込めます。フォローしている人のツイートに疑問があったら、改めて、その人の過去ツイを検索するみたいなこともできます。

👉 高度な検索ウインドウをスクロールダウンすれば、期日指定なども現れます。

さらにイイネやRTされたツイート、返信の数で、一定以上の数で絞り込んで検索することもできます。例えば

「日本語教師」を含むツイートで1000以上のイイネがついたもの(1万以上は該当なし) 「日本語教師」を含むツイートで1000以上のイイネがついたもの(1万以上は3件) 「日本語」を含むツイートで10万以上のイイネがついたもの(100万以上は該当なし) 「みん日」を含むツイートで50以上のイイネがついたもの:「みんなの日本語」よりみん日のようなレアワードのほうが検索では生きます。 こういう検索をして、多くファボが付いたものやRTされたツイートを探し、それをパクって名言BOTを作ったりして悪用するわけです。

いろんな検証もできる

期間を絞る機能を使うと以下のようなこともできます。これは特定技能からの引用です。これをみると、メディアを含め、ほとんどすべての人は特定技能のことを知らないままだということがわかります。

上の花畑牧場の問題は、2022年の2月24日に報道され、その後、メディアでも「技能実習生など」と報じられるケースが多かったこともあり、ツイッター上でも「技能実習生またか!」と騒がれました。

おそらくこれまでも、この種の問題は技能実習生制度と間違われて報じされ、騒がれたケースが結構あるのではと思いました。

ちょっと検証してみました。

これは、2022年2月23日から3月2日までで「花畑 技能実習」で検索したものです。無数のツイートがありました。

これは同じ期間で「花畑 特定技能」で検索したもの。わずか6件。私どものツイートの後もまったくありませんでした。

北海道新聞が特定技能だと報じたのは03/01 12:45で、花畑牧場が特定技能だと書いた文書を出したのは、2月28日なので、制度をきちんと知っている報道関係者なら、2月28日の時点で特定技能だとわかるはずですし、一般の人も続報を追っていれば、北海道新聞の報道で気づくはずですが、2月28日以降も、3月1日以降も技能実習制度として報じるメディアは多く、ツイッター上では完全に技能実習生制度の問題として語られ続けていました。

これは3月1日から3日のツイート。特定技能と書いたツイートはわずか2件。まったく訂正されないままでした。

3/1(火) 18:14の共同通信の記事でも在留資格には触れられないまま。 花畑牧場、ストライキ事前認識か ベトナム人側「主張違う」(共同通信) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/e8a287640f94ecd28262249a822cb0e816cf53f4

アナリティックス

同じくログインしてここをクリックすれば以下の画面になります。これもブラウザーでブックマークしておくと便利です。

「はじめる」をクリックすると以下の画面に。

左上の ホーム ツイート 詳細 のタブをクリックすると、いろんな分析が出てきます。ツイートをクリックすると、自分のツイートがどのくらい表示され、URLを入れたなら、どのくらいクリックされたかがわかります。

意外と読まれてないものだなということもわかります。

ツイッターで引用された論文は読まれるか?

以下は、アナライズ分析画面のキャプチャーです。これは教授法の議論が起きている最中に関連する論文のツイートを、(その議論に関係あると書かずに、いつものBOTとして)流したものです。フォロワーは約2500人です。

左からツイートで、数字はインプレッション、エンゲージメント、エンゲージメント率です。インプレッションはツイートをみた人の数。エンゲージメントは、RTをしたり、リンクをクリックした能動的なリアクションをした「合計の」人の数です。フォロワーは2500人のうち、通常のツイートは読まれる数でさえ、400くらい、15%程度だということがわかります。エンゲージメントはクリックやRTなど能動的なリアクションをした数の「合計」ですから、ツイート中のリンクをクリックしたのはおそらく半分以下として、せいぜい10人くらいです。

基本、ツイッターの話題とは関係ないものをBOTで流すことにしていますが、週一くらいで日本語教育関係者の話題をざっとみて、タイムラインに関わりがありそうなものを、BOTのデータから引っ張り出して流すこともあります。

つまり、フォロワーが多くても、話題のことに関係が濃くても、ツイートで引用した論文はほとんど読まれない。そして、アナリティックスを見るような人は、自分のツイートがたいして読まれないことも知っているということです。

過去のツイートをすべて取得する

これまでのツイートをまとめて見ることができます。これもツイッターのデフォルト機能です。簡単ですが、ちょっとだけ手間がかかります。

ツイッターの「設定とプライバシー」→「アカウント」→「データのアーカイブをダウンロード」に進む。

「アーカイブをリクエスト」をクリックすると「アーカイブをリクエスト中」になります。

待っていると24時間以内にメールでアーカイブの準備ができたと通知が来る。タイムラインとかメールで通知が来る(迷惑メールに振り分けられがち)おのでその指示に従って「設定プライバシー」→「アカウント」→「データのアーカイブをダウンロード」へ。 ダウンロードリンクからダウンロード→リストが出るのでそこからダウンロード。(10年、7万ツイートで1GBくらいでした)

ダウンロードすると以下のようなファイル構成になっているので…

そこのYour archive.html をブラウザーで開くと

となり、ツイート、モーメントを見たり検索したりができるようになります。

自分がネット上に過去に何を書いたかを持っておいたほうがいいと思いますので、年1くらい、正月明けなどにバックアップしておきましょう。

スペース (音声チャット機能)

ビデオチャットはネット環境によって不安定になったり、人数制限が厳しいみたいなこともあり音声チャットが20年に流行しました。

スペースは、音声チャットで先行していたClubhouseの機能をツイッターが取り込んだ(パクった)形。Clubhouseはベンチャーということもあり、連絡帳情報を吸い上げたり(こちらを参照)、かなりの個人情報を中国系企業に売っていたりが発覚していたので、こちらのほうが多少は安心ということもありそう。

Twitterスペースについて https://help.twitter.com/ja/using-twitter/spaces

参加者は全員が知ることになります。誰にも知られずに見学ということはできない。

今のところ、OSによって機能が違うがそのうち解消される可能性も高い。ホストのみがコントロールできるという仕様はやや和らいだが、録画と公開はホスト限定、発言管理とミュートができる、など、やはり「主催者」の権限が強いという要素は、今のSNS的なもののトレンドに沿ったもの(かつては参加者の権限がフラットであること、フェアネスみたいなことが重視されていたが、これはある種のネット文化の反映だったが、そういうものがほぼ消えつつある)。荒れた場所にならない配慮とも言えるが、議論というよりは主催者の演説の場所という傾向が強い。

Clubhouseである程度の知名度を得た人は、まだ移行していないこともあり、この音声チャットはどうなるかはわからない。ツイッターのフォロワーが多い人、ブランディングの主戦場がツイッターの人は新しいSNSへの移行はしないほうが特とういことで、当然、こっちを活用するということになる。

同時発言は10人前後と、音声限定のわりには絞られたもので、収益化も難しくあくまでおまけ機能なので、これ以上良くなる可能性は薄そう。

clubhouseは招待制、スペースは、ツイッターアカウントがあれば誰でも参加可能。

clubhouseは、ホストの権限が強く、発言したい人は挙手して許可が必要。ホストがミュートや退室などをコントロールし、ホストがフォロ-している人が上位に表示されると、ホストの権限が強いが、スペースは、ホストは発言権を「全員」、「フォローしているアカウント」、「スピーカーとして招待したアカウントのみ」から選び設定する。

どちらも、ホストはユーザーを削除、報告、ブロック、退室をコントロールでき、発言権を付与する権限を持つという意味では、いたずら参加を想定した機能とはいえ、ホストの権限が強いものであると言えそうです。

コミュニティ

2019年の9月に英語版でテスト導入、ブラウザ、iOSでスタートし、22年の1月にAndroidでも開始となりましたが、すべてのプラットホームで始まっているわけではないとのこと。

  • 会員登録制の(ドアは空いたままの)別の部屋のようなもの。コミュニティを管理する人と、それと同等の権限をもつモデレーターがいる。
  • 招待制。参加申請をし、退会もある。
  • テーマに応じて、参加した人の中だけでツイートが公開される。Facebookのグループ機能、slackのチャンネルのような、
  • ツイートは公開され、誰でも読めるが、フォロワーにはツイートが流れてこない。
  • ただし、公開されているので、コミュニティーのツイートとしては誰でも閲覧できる。引用RTも可能。
  • 自分で退会できるが、管理者に追放されることもある。管理者をブロックすると自動的に退会。

主催

  • コミュニティを主催できるのは公開アカのみ。二段階認証、メアド、電話の確認済みなどの条件あり。
  • ルールを設定する必要がある。
  • 自分とほぼ同じ権限を持つ管理者としてモデレーターを指名できる。モデレーターも公開アカじゃないとダメ。

というものです。基本、公開されるやり取りなので、非公開でなくてもいい、slackなどを作るほでもない人にとっては便利かもしれません。

ちなみにツイートの公開、非公開を整理すると、基本、ツイートは誰でも覗けますが…

  • フォロワーのタイムラインには表示されず、コミュニティのメンバーのみに表示される。
  • ホーム画面にもその人のツイートとしては現れない。
  • 問題があればツイッター社に違反報告もできる。
  • 引用RTはできるが、リプはできない。
  • (おそらく検索対象にはなる?)(未確認)

というもので、タイムラインを邪魔せず、仲間同士で話す機能、というところ。

Twitterのコミュニティについて | Twitter ヘルプ https://help.twitter.com/ja/using-twitter/communities

活用(悪用?)例

サークル

2022年8月に全面的に採用となったとのこと。コミュニティが通常のツイートをクローズドにしたものなら、サークルはDMを複数人でやるみたいな方向のようですが、いずれも完全な閉じたものではなく、半公開の仕様なのでいろいろと穴がありそうです。

Twitterのサークルとコミュニティの違いを徹底解説 | App Story https://app-story.net/twitter-circle-community-difference-commentary/

結局、統合されたりしそうですが。。。

これはツイッター社のものと外部サービスでやる2つの方法があります。

外部サービスとして有名なのはTogetter です。 ツイッター社提供のものはモーメントです。 モーメントは自分でツイートして告知しないとあまり閲覧されないのが弱点ですが手軽です。最も有名なのがTogetterで、老舗なので、長く続きそうですし、アカウントを消しても記録として残るというところも記録として使いやすいです。ただし記録されたツイートもサービスもずっとあるかはわかりません。

まずはモーメントでまとめてみて、価値があると思ったらTogetterに移すというのがよさそうです。

👉 2010年に終了したサービスとしては、Naverというものがありました。ツイート以外のブログやサイトのページなどもまとめられますが、閲覧数に応じてお金が入るシステムということもあり、「ステマまとめ」も多く玉石混交でした。この種のサービスは訴訟がらみの削除依頼などが多く、維持が大変だった模様で、あっさりと終了となり、大量のまとめも消えました。

モーメント(ツイッター社提供のツール)

これはツイッター社提供のツールですが、まとめる系のひとつとして、ここで説明します。

https://twitter.com/アカウントID/moments でいろんなツイートのスクラップのようなものを作ることができます。

ツイッターのメニューから「モーメント」を選択し、出る画面で右上の小さなアイコンをクリックで新規作成、タイトルをつけ適当な写真を貼り一番下で「ツイートへのリンクから」を選び、そこにツイートのURL(投稿日時にリンクがある)をコピペすれば追加できます。細かいことはツイッターのヘルプか検索で。

以下は、私どもの日本語教育関係者向けアカウントのモーメントです。公開用というより記録として使っています。 https://twitter.com/webjapaneseJ/moments

ツイッターモーメントは何のため 中の人が語る「健全な会話」の模索:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASQ6S3Q3YQ6NULEI00H.html

Togetter (外部サービス)

https://togetter.com/

ツイートをまとめるサービスとして代表的なものです。

詳細検索は まとめを検索する - トゥギャッターの使い方・ヘルプ https://help.togetter.com/search にあります。

ある話題についてのいろんな人のツイートを集めて記録するというサイトです。一度にまとめて見られるのでとても便利ですし、過去にどういう議論があったかも知ることができます。ツイッターも日本で10年以上の歴史があり、かなり昔からのまとめがあるので、ほとんどの話題は出尽くしているとも言えます。同じような話題で同じ人が同じような投稿することは当然減りますから、リアルタイムで流れてくるツイートより読む価値は高く、内容は濃いとも言えます。ツイッターをはじめたら、まずこのまとめサイトを覗いておくことをお勧めします。

使い方はサイトをみてください。2010年代は、ツイッター上の議論があり、なんとなくまとめて読みたいなというムードが高まってきたら第三者がまとめを作る、ということでした。自説の主張や誹謗中傷、宣伝などのまとめを当事者が作ることは推奨されていないのですが、2010年代後半には、そういうものも増えてきました。

ツイートを消したり、アカウントを消しても記録として残ることが多く、そういう意味でも記録的な価値があります。

Togetterは炎上アーカイブとしても便利です。個人名、会社名で検索すると過去にネットで話題になった件が出てきます。今は「なかったこと」にしているところもあるので、就職するなど重要な時などは会社名(経営者名)などで検索してみることをおすすめします。

2022年6月に編集機能が変更になりました。

Togetterの「誰でも編集可能」機能の終了と、新しい共同編集機能のお知らせ|Togetter(トゥギャッター )|note

👉 ただし、かつて流行っていた同じようなサービスであるNAVERまとめがサービス終了したように、まとめサイトは削除要請への対応、法的な問題への対処など運営コストが高く、いつまで続くかはわかりません。

まとめの問題

新商品の宣伝に使ったのではというまとめも多数あります。また、例えば誰かが亡くなると、その人の話や死因を元にした健康情報をバッとあつめてまとめを作り小遣い稼ぎをする、みたいな人がいます。

元々Togetterは、ネット上での意見交換に価値があると考えた第三者が作るというのが建て前で自然発生的に生まれるということになっていましたが、自分で自分のツイートや自分が中心のやり取りをまとめるということも珍しくなくなりました。投稿を一方的に記録されるということもあり、訴訟めいたことも起きているようですので、今後、この種のサービスが続くのかは未知数です。

個人情報の削除権に関する最近の動向(総務省) https://www.soumu.go.jp/main_content/000355090.pdf

検索結果の削除に最高裁が初の判断 - BUSINESS LAWYERS https://www.businesslawyers.jp/articles/151

「まとめサイト」とは別物

個人がブログなどを使って作る「まとめサイト」はSNS以前からあります。2000年代は、2チャンネルなどの掲示板の投稿をまとめていましたが、今は、ツイッターの投稿をまとめたものが増えています。この種のまとめサイトは、噂レベルのものや根拠の薄いものなどを元にかなり恣意的な編集で問題となることが多く炎上することも多いです。今は「まとめサイト」と言うと、昔ながらのこの種のサイトを指す人と、Togetterにようなものを指す人と違いがあることに注意です。

Togetterの言語関連のまとめ Togetterの言語関連のまとめとして別のページにしました。

外部サービスもあります。Yahoo!リアルタイム検索はツイッターの検索が動かない時も動作しますし、ツイログは自分の過去ログを整理して公開するのに便利です(ツイッター社提供の履歴は自分が見る用、これは公開用に利用できます)。アカウントを削除すれば過去のツイートも消えますがツイートを削除するツールもあります。一括でやるものは黒歴史クリーナーが有名です。その他、関連サービスはたくさんありますが、中にはアカウントを乗っ取るものもあるので、有名なもの以外は注意が必要です。

ツイッター社は、広告収益が大きくなり、サードパーティに対してもツイート関連の広告の表示が制限されるものに対しては厳しくなりました。外部サービスは利益を出しにくくなり、以下で紹介するような老舗以外は生まれては消えを繰り返しています。老舗もいつ無くなるかはわかりません。

以下で紹介する基本的には、ツイッター社の機能だけで十分で、使う価値がある外部サービスは、まとめ系ぐらいではないかなと思います。

ツイログ

ツイッター社からも過去ログが取得できることはすでに説明しましたが、その場合、取得したデータは自分でみるだけのものです。外部サービスであるツイログは、オンライン上でツイートの履歴を作り、ネット上で公開するタイプのものです。初期(2009年)から多くの人に利用されていますが、2020年代になり、過去のツイートの発言を探されて批判されたりということが増えたことで、過去ログを公開するリスクを考える人が増えました。

それでも、過去ログを公開しつづけている人はまだいます。公開の場に投稿したものの責任を負うという意味でもフェアな態度だと思います。(ただし、過去のマズいツイートを削除している人も多く、そういうサービスを有料で請け負うコンサルもいるようです)

有名な人のIDをツイログの https://twilog.org/ の最後に https://twilog.org/yuumei などとペーストしてリロードすれば、その人がツイログを作っているかどうかがわかります。

→ ツイログのアカウントを作ってない人の過去ログは高度な検索で検索できます。

アプリ

サードパーティー(ツイッター社じゃない他の会社)のアプリから公式の時代になっています。

2010年代前半は、PC上も含め、慣れてくるとサードパーティ製の多機能なアプリで読むのが一般的でしたが、ツイッター社は広告収入が主となり、広告掲載の規制などを厳しくしたこともありサードパーティは廃れつつあります。かつては複数アカウントは公式が未対応でしたが、切り替えができるようになり、他社製を使う理由が減っていきました。

今は、iOS上、アンドロイド上で、強いサードパーティ製のアプリは1,2社です。モバイル上でも公式アプリを使う人が増えています。PCでも公式がほとんどではないかと思います。流行り廃りも激しいので、紹介は省略します。

👉 公式の機能追加にサードパーティがおいつけないケースが増えてきていることも、公式優位の理由です。

「みんなからの匿名質問を募集中!」的なもの

「これまでの累計の質問数は1400万件あり、このうち約2%にあたる30万件の質問が、自分の質問に自分で答える「自作自演」と明かした。」

質問箱が暴露「14万人以上が自作自演」 ⇒ 反発を受けて実装した新機能とは? | ハフポスト https://www.huffingtonpost.jp/2018/01/17/peing_a_23335512/

匿名で質問を受けて答えるというpeingは2018年に流行りましたが、後に、自分で自分に匿名で質問できる仕様になっていることが明らかになりプチ炎上し、その後、利用者は激減しました。ただ、まだ利用している日本語教育関係者はそこそこいます。この件、あまり知られていないのかもしれません。

サービス提供者はその後、仕様変更はせず、自作自演もありという前提で楽しんでくれということになりました。ある意味では大手を振って自作自演的な質問&回答ができることになったので、自作質問は増えたのではと思われます。以下の2021年の検証でも仕様は継続中とのことで、他の人にはわからない仕様だとのこと。

質問箱(Peing)で自分で質問するとバレる?他の人にわかる? | アプリポ https://downtownreport.net/app/peing-self-question-bareru/

自作自演が可能な仕様のまま使い続けるのは微妙なのでは、という気がします。この仕様について知らない人も増えていると思います。やはり利用を続けるなら、そういう仕様だと、リプや引用RTなどで、どこかわかるところに書いておいたほうフェアなんじゃないかという気はします。

👉 とはいっても毎回但し書きをいれるのは大変ですし、かといって大多数はすでにこの仕様を知らないので但し書きがないのも変です。利用はせずにブログかどこかに固定ページを作ってFAQを作り、たまに更新すればいいのでは…という気もします。

👉 運営会社にはIPアドレスなどから自作自演の質問はわかるようになっているとのことでした。

「なんとか診断」的なもの

時々流行ります。何かデータを入れて、「あなたはイギリス系日本人タイプ」みたいなものが出るというものです。いろいろとバリエーションがありますが、単に個人情報を集めるためにやってるものもあれば、初心者向けにパスワードをいれさせるものもあれば、ウイルス的なページに誘導するものもあるので、スルーが正解だと思います。

例え、名前や住所などを入れないとしても、基本的に、ネットに自分に関することを簡単に送信するもんじゃないです。

あとで読む的なもの

かつてはネットのページやSNSなどを後で読むためにストックするサービスがありましたが、これは公式アプリで読むならツイッターのブックマークで一時的に保存しておく。もしくは、GoogleKeepに保存するのが一番楽そうです。

PCでブラウザーで見ているならツイートをクリックして単独のツイートを表示させ その固定URL(https://twitter.com/webjapaneseJ/status/1494757041465802752 みたいなURLです)を保存します。Chromeなら、ページをツイートする拡張機能などでURLと概要を出してから保存すれば楽です。

スマホなどでサードパーティーアプリで読む場合は「シェア」経由でGoogleKeepに保存できます。

機能拡張など

ブラウザーの機能拡張にもサードパーティ社製の閲覧アプリや、拡張機能などがありますが、公式提供のものがかなり充実しているので、あまり使われなくなりました。ただ、ツイートボタンがないページをツイートするための拡張機能はあったほうがいいと思います。Chromeでは、extensionsというものがあります。

その他、こういうものもありました。

おだやかTwitter - Chrome ウェブストア :トレンド、フォロワー数、RT数などギスギスの原因となりがちなものを隠す機能拡張 https://chrome.google.com/webstore/detail/calm-twitter/cknklikacoaeledfaldmhabmldkldocj

ツイッターを使ったものは、BOTなど、すでにほとんどのことは試されており、正直、それほどうまくいってません。スペースやコミュニティで学習者を取り込んで行こうということはあるかもしれませんが、基本的に日本以外のツイッターユーザーは、SNSは(特にツイッターは)自由に使うもので、ツイッター社会の中でさらに小さなコミュニティに所属したいという人は多くはありません。なかなかビジネスに繋がらないこともわかっています。SNSは個人や企業の宣伝場所としては有効でも、SNSの仕組みそのものを使って日本語学習に応用しようというものは、コミュニティ構築も含め、やや停滞感があることは事実です。

👉 SNSで学習者と繋がることについては議論がありますが、そもそも学校としてやるとなると、個人情報保護や労基法など、問題山積です。

ただ、日本語学習者のほとんどは、日本で友人ができればLINEを交換することになるはずです。大学や専門学校に入れば、大学のシステムでアカウントを取得し、チャットくらいはやることになります。SNSのアカウントを取得する可能性は高いです。母語でやれるとはいえ、日本語のネット社会の特徴なども含め、日本語教育のひとつとして扱う価値はあると思われます。

日本語教師も、学習者が飛び込んでいく日本語社会の一つとして、まったく知らないよりは、SNSのことを知っておいたほうがいいと思いますし、日本語の教えるシラバスの中に、そろそろ日本語のSNSのこともひととおり(リスクも含めて)整理してレクチャーするような授業はあってもいいような気がします。日本語が母語じゃない人が日本語でSNSをするのは結構いろんなリスクがあります。

SNS活用学習として

主にアジアの学習者の間で使われるフェイスブックでは、あいさつやエールの交換が主ですが、ツイッターは、情報収集やもうちょっと深い議論などがあります。そういう体験をしていない学習者は意外といますので、ツイッター体験学習というジャンルはあってもいいと思います。

練習用アカウントで「非公開アカ+相互フォロ-」から

授業の一環としてやる場合、ツイッターを利用して日本語で発信する練習からはじめるのはいろいろやり方があると思われます。無難にいくなら、まず同時にアカウントを作り、すべて非公開にして、相互フォローしあうことで、非公開のクローズドなコミュニティで練習するという方法があります。アカウント取得のためのメールアドレスは、学校のドメインで転送メアドを例えば tw_gakuseiNoNamae@gakkooNoNamae.jp などと発行すればOKです。あらかじめ非公開で相互フォローで30くらい作って置いて割り当てるのでもいいし、アカウント取得の練習を兼ねて、メアドだけ発行してやってもらうのでもいいと思います。クイズとしたりゲームをしながら基本的なことを学んでから、卒業ということにして、この学習用アカウントは修了といことにします。

その先は、自分でやりたい人はやってね、で終了。アカウントは閉鎖、転送用メールも返却でいいと思います。

👉 慣れてきたら、公開にして、スペースやコミュニティなどの機能も、個人情報保護には気をつけつつですが、活用可能ではないかと思います。

公開アカ研修

非公開アカを期間限定で公開にして、路上研修みたいなことをしてもいいと思います。匿名にして、課題を設けて、ツイッター上であれこれやってみます。

マニュアル配布

後は、自分でやるための簡単なレクチャーを配布でしょうか。ブロックやミュート、非公開リストで読むなど、リスクをふまえた機能の活用方法などは伝えておく必要はあると思います(こういう細かい仕様は意外と知らずに使っている人は多いです)。今はLINEのような知り合い同士のメッセージアプリのほうが重要なので、こういうオープンなSNSはやりたければやるだろう、ということでいいと思います。

レクチャーは、基本的な操作はやっているとして、そこでやれなかったこと、例えば、日本のアカウントは匿名が多いとか。相手に呼びかける時は、実名より、アカウント名かニックネームがいいこと、などSNSにあるような日本のSNS社会の慣習的なことと、アカウントの紹介でしょうか。やさしい日本語でつぶやくアカウントはもちろん、新聞社や災害情報など基本的なアカウントなどのリスト、学習者でも理解しやすいツイートが多いアカウントを案内して、あとはツイッターアカウントの紹介ディレクトリなどを紹介すれば、後は自分でやるのではと思います。

ツイナビ 有名アカウント紹介 
https://twinavi.jp/account 

研修修了で自前の公開アカへ

以上は、学校配布の仮メアドで作った仮アカウントでやります。運転免許でいう路上教習まではやる、みたいなイメージです。

ひととおり終わったら、アカウントは終了で、学校で責任をもって管理、削除(一ヶ月後に完全削除されるまでチェック)し、後はやりたいなら自分でアカウントをとってやってね、ということで授業としてのSNS講習は終了です。

SNSのアカウントを作るかどうかは、あくまで個人の自由なので、学校の学習サポート的なものをSNSでやるのは難しいと思います。学校ならLMSやslack、teamsなどを利用することになるのでは。ただ、教師個人の学習サポートとして、あるいはSNS上にいる人の学習サポートの入口としてツイッターやスペースやコミュニティーを利用する方法はありそうです。

ただ、コミュニティー維持は、構築の費用的なコストは限り無く0に近いですが、そこそこの人数を管理していくのはかなりの時間、手間をとられますし、個人情報管理などもちゃんとやるなら大変ですから、続けるのはかなり難しいです。例えばオープンソースの高機能掲示板チャットプログラムでやっても、広告はとれないし、トラブルは起きるしでなかなか…ということがあります。

ツイッターを軸にするコミュニティー構築は、非公開アカウントを作り、相互フォローをすれば簡易的な非公開のコミュニティーは作れますが、これならslackのほうが手軽かもしれません。LINEのopenchat.htmlを使っているところもあるようです。

👉 本当は、テキストベースで、きちんとログ管理があり、ノウハウが蓄積されていくようなものがあったほうがいいと思うのですが、有料で募集してもあまり人が集まりそうにありません。

リアルタイムで何ができるか

以下は、ツイッターができること、です。いろんな場面で応用できると思います。

■ コメントを拾う

動画チャットは人数制限があり安定性に問題がありますが、配信ならそのへんの問題は解決します。配信時にコメントをする場所としては古くから活用されてきました。

👉 配信に関しては映像配信関連を参照してください。

テレビなどでもおなじみですが、ネットのライブ中継などの際にハッシュタグを決めてコメントを寄せてもらう。コメントを拾いながら授業なり補講などをすることができる。ライブ配信のコメントを拾う方法としてもよく使われます。

つまり「双方向」の一方をテキストにするということで、これだと回線も圧迫しないという利点があります。

ただしタイムラインが配信関係だけになってしまうこともあるので、事前に「*時から#なんとか というハッシュタグでこういことをやるので、タイムラインが少々騒がしくなります。不要な場合は、そのハッシュタグをミュートしてください」というようなお知らせを流すこともあります。

■ ハッシュタグ活用

イベントだけでなく、例えば、教材でハッシュタグを指定すれば、購入者の声を拾うことができる。また、授業でも、#**先生に質問 というようなタグを設定しておく、特定の授業のハッシュタグを作って質問自由ということにする。(リアルタイムで回答しなくても後日授業でフォローすればいい)

ハッシュタグは、日本語も英語も使える。一般的な語にすると、関係ないツイートもまじってしまうので工夫が必要。日本語ハッシュタグはあまり使われていないので、ひとひねりすれば、大丈夫です。 例えば #太平洋佐藤わからん17  を「太平洋日本語学校で17課について佐藤先生に質問するためのハッシュタグ」とすればほぼ大丈夫です。

■ 実況ツールという使い方

2010年代はじめは、ライブの出来事の実況中継をツイートするのが流行りました。今は現場の人がスマホでちょこっと印象に残ったことをツイートするくらいであまり行われていません。

講演会や講義などで、本格的な実況をするのも、おもしろいと思います。本格的にやるとは…

  • 専用の実況者を用意して、スマホでなくタイピングでやる(こちらのほうが早い)
  • 実況者はあらかじめ準備をする。3人の対談なら3人の名前を決めて表記を統一し「■安 ***」などと省略ルールを決め、頻繁に使う語を単語辞書登録しておく
  • 出たセリフを正確に要約してタイプできるよう訓練する(勝手な解釈をしないで要約するという意味でかなり難しい技術)
  • 交代要員も作る。できれば2人体制で漏れたものをフォローする人もつける
  • 実況が終わったら、そのまとめをTogetterなどに作る

というものです。ハッシュタグを準備し、事前に実況するとアナウンスする(こういう略称を使うなどと共に)ことも重要です。そのアナウンスは画像にして実況中は固定ツイにする。ハッシュタグを使ってもタイムラインにツイートが増えるので、やや邪魔かもしれません。今なら、コミュニティー機能も使えそうです。「実況+コミュニティ」という組み合わせはよさそうです。

「実況」の検索結果 - Togetter

■ スペース、コミュニティを活用

上のように、これらを使えば、タイムラインを使わない選択肢も出てきました。今後は、これらも組み合わせツールとして活用できそうです。「#太平洋佐藤わからん」を辞書登録してもらえば、サクッと作れます。

最初に紹介しましたが、BOTとはあらかじめ登録したツイートを指定した時間に自動的にツイートするというシステムのことです。自分でスクリプトを書いて作ることも可能ですが、無料のサービスがあり、誰でも作れます。「ツイッター BOT」で検索すると無料のサービスがたくさんでてきます。長くやっているところでユーザーが多いところが無難ですが、老舗もいつまで続くかはわかりません。

BOTでフォローが増えれば、それを多くのフォロワーがいるアカウントとして広告に利用するみたいなことも行われる。バズったツイートをパクって載せる。うまくフォロワーを稼げなかったアカウントが幽霊船のようにそのまま放置されているものを時々みかける。そういうものは、検索で多数引っかかったりして邪魔になる。

例えば、クイズ的なツイートを時間差で回答を出しながらも作れるし、漢字や語彙などの学習BOTも作れる。すでに日本語学習者向けの学習BOTなどは一時期は漢字やクイズなど無数にありました。今はピークを過ぎて一部が残っているという状況です。

BOTは、無料で作ることができるサービスがある。「BOT 無料」で検索するといろいろ出てきます。ただし、ユーザー数が少ないまま終わることもあるので、登録したツイートはバックアップをとっておくことこと。

BOT用のアカウントを作ってもいいし、個人や組織のアカウントに通常のツイートに足すこともできる。

Twibot
https://twittbot.net/

Botbird
https://botbird.metabirds.net/

「ツイッター BOT」で検索するとたくさんでてきます。長くやっているところでユーザーが多いところが無難。

👉 BOTはツイッターでは上のようなもののことですが、一般的には「ROBOT」の略語で、投稿などを自動化する仕組みの総称として使われます。サービスによって語の定義が違うこともあるので注意してください。Slackはまたちょっと違ったりします。

診断メーカー

診断メーカー https://shindanmaker.com/

「なんとか診断」は個人情報収集目的のものも多いんですが、日本語のツイッターでは人気のコンテンツです。注意してやれば、診断を作って公開することも出来るので、日本語学習者向けで何かできそうです。

よくある語の使われ方をGoogleで検索して「★★★ページ出た」と書く人がいますが、Google検索のこの数字はあまりあてにならないと言われてます。

ツイッターのほうが(データとしてはわかりませんが、頻度についての現状把握では)いいという意見があります。調査は無理ですが、実際にどう使われているか、どういう人達に使われているかも、知ることができます。これはツイッターの大きなアドバンテージです。ざっくり知るなら標準の検索だけでもいいと思います。

爆笑 - Twitter検索 / Twitter
https://twitter.com/search?q=%E7%88%86%E7%AC%91&src=typed_query&f=live

苦笑 - Twitter検索 / Twitter
https://twitter.com/search?q=%E8%8B%A6%E7%AC%91&src=typed_query&f=live

微笑 - Twitter検索 / Twitter
https://twitter.com/search?q=%E5%BE%AE%E7%AC%91&src=typed_query&f=live

嘲笑 - Twitter検索 / Twitter
https://twitter.com/search?q=%E5%98%B2%E7%AC%91&src=typed_query&f=live

上のような簡単な語がどう使われているかを知るなら標準の検索で十分ですが、もうちょっと色々知りたいなら高度な検索を使ってほうがいいかもしれません。

これは何が正解かはわかりません。Twitterは、2010年代半ばに明らかに性格が変わり、組織のアカウントのリスクは増大しています。「ちょっとうまく活用してやろう」みたいなところは成功しフォロワーが増えれば、炎上に巻き込まれます。日本語教育の世界は一見平和が保たれているようですが、それは基本的に組織アカウントが、発信に徹しているからという要素が大きいように思います。

各出版社が他社の教科書を攻撃したり(なぜか国際交流基金は他の教科書批判をしてもいいことになってますが)、日本語学校の組織が内々で語っていることを発信してしまうと混乱が訪れるのは目に見えています。

多分、イベント告知だけでなく、何か知見、蓄積を出していくまでなら、発信だけでも価値があると認められ場フォロワーは増えるのではと思います。日本語教育では1000を超えれば成功といってもいいと思いますので、後は3000くらいになったらいいなくらいで、あまり野心を持たず地味にやっていくのが正解ではという気がします。

参考までに、最後に私どもはどう活用しているかを手短にかきます。

この記事の書き手は、2009年12月前後に、公式日本語公式出版の3つのツイッターアカウントを作り、2022年にICTレッスン関連を追加しました。開始当初から、

  1. フォローはしない(4つのアカウント同士で相互フォローするのみ)。
  2. 原則、やり取りもしないで発信のみ。
  3. ただし、担当者は自由に書く。
  4. 公式アカウントとして投稿したことで問題がおきれば責任を持って対処する「個人の発言で所属組織とは関係ない」と考えない。
  5. スパムフォロー以外はブロックしない。

という方針で運用しています。幸か不幸か、日本語教育関係者とはお付き合いがなく、お世話になることもなかったので、誰ともフォロー関係を作らず、自由なスタンスで発言していくという考えではじめました。SNSの常として、ネット上でできた「関係」が忖度や損得を生み、発言の自由の維持の障害になることがあることをふまえたものでした。

最も投稿が多いのは日本語公式でしたが、2018年の3月末で原則として手動の投稿や対応を停止しました。現在は、BOT中心で積極的な投稿はしていません。(コロナのような大きなことが起き、何か貢献できる発信ができると思った時に短期間、発信を増やすことはありました)

過去のログはここにあります。

原則としてツイ消しはしませんが…

  1. 肩書きやお名前の間違いを指摘された場合はそのままだと相手にご迷惑がかかるので謝罪し訂正の投稿を複数回したうえで削除しました。
  2. 誤字での再投稿以外は投稿後の削除はしない方針

です。今見ると消したいものもありますが、全部残してます。

というところです。ネット上のサービスは、まずプライベシーポリシーを確認してからアカウントをとり、あれこれと試用運転してみて、運用のルールを作ってから本格的にスタートということにしています。SNSは交流までやる時間はないと判断してスタートしました。

日本語教育関係のツイートは、2018年3月までは平日はそこそこ読んでいましたが、今は、週に1,2度ざっとみるくらいです。すべて仕事上のグループのアカウントですし、今後、担当が変わる可能性もあるので投稿者の名前は書いていません。Facebookやインスタグラムはアカウントをとってゲートウエイとしてページを置いているだけです。

プライベートレッスンの宣伝をしていたこともあり、住所や名前は、20年間公開していたのですが、2018年3月に終了直前に個人情報を晒す的な被害にあい発信者情報開示請求をしたり、ということがありました。SNSの本格的な活用の最後に本格的なネットの被害を経験し、これで、ネットのことはひととおり全部経験したことになります。家族の心配もあり、ネット上では名前や住所は出さないということにしました。ご了承ください。

どう活用するのが正解かは、わかりませんが、個人ではないアカウントは、どう運用するかという方針とルールを決めてからやったほうがいいと思います。「こういうことが起きたらこうする」というシミュレーションもやっておくべきです。それらを決めるためには、それがどういうツールなのかを知ることが重要です。「ちょっと詳しい人」にまかせるみたいなことはせず、きっちり調べて、議論し組織として運用方針を決めてから運用したほうがいいと思います。

ツイッターの使い方は様々ですが、組織のアカウントはやや保守的で発信だけでも十分だと思います。




研究

  • twitter入門.txt
  • 最終更新: 2023/01/11 22:53
  • by webjapanese