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ダイカスト
概要
JITCOの定義
ホットチャンバダイカスト作業
ホットチャンバ・ダイカストマシン(注)を使用して行う鋳造作業をいう。ホットチャンバダイカスト法は、亜鉛、鉛、錫合金など溶融点の低い合金又は鉄を侵食しないマグネシウム合金のダイカストに用いられる。 (注)射出部(加圧室)が溶湯の中にあるダイカストマシンで、その特徴は、①主として亜鉛合金、マグネシウム合金などの鋳造に使用される。②射出部が溶湯中にあるので注湯する必要がなく、鋳造サイクルが早い。③鋳造圧力が低い(7MPa~25MPa)。④酸化物、空気の巻込みが少ない。
コールドチャンバダイカスト作業
コールドチャンバ・ダイカストマシン(注)を使用して行う鋳造作業をいう。コールドチャンバダイカスト法は、アルミニウム合金、マグネシウム合金、銅合金など溶融点の高い合金のダイカストに用いられる。 (注)射出部(加圧室)が溶湯の中にないダイカストマシンで、その特徴は、①大型マシンによる大物ダイカストが生産できる。②サイクルごとにスリーブに注湯する。③鋳造圧力を高くすることができる(20~120MPa程度)。