日本保守党・百田氏、「30歳超えたら子宮摘出」発言を撤回し謝罪:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASSCB2QQHSCBOIPE00KM.html
メンバー – 日本保守党|日本を豊かに、強く。 https://hoshuto.jp/member/
ikipedia によると支持者は結構いる模様。
東京15区補選前に、保守系論壇誌の『月刊Hanada』は、毎号、日本保守党への支援を明確にしていた[84]。同誌では、我那覇真子や武田邦彦、茂木誠、ジェイソン・モーガン、ほんこん、松木国俊などが日本保守党を応援した。他に、桂春蝶などが同党への期待を表した。
10月27日の衆院選で3議席を確保し政党として届け出をした。選挙後の11月10日、Youtube上での発言。公式チャンネルは無く非公式というチャンネルしか無い模様。
日本では旧優生保護法(1948~96年)で強制的な不妊手術があったことは知られており、子宮を摘出という方法もあったと記憶していたので、なんとなくSFという表現がそのままスルーされているのが気になりました。(「SFに失礼」というのもありましたが、これはよくわからないです。あってもおかしくはないし、物語世界の中であること自体は問題ないでしょう)
1996年まであった法律なので、そんなに遠い昔ではない。最後に行われたのは平成8年で、行われた手術は累計で約25000件。被害者は存命中で、国が賠償をはじめたのは2019年で、これまでに賠償が認められたのは1000人超。発言者が知っていたかどうかはわかりませんが、つい最近まで世界中であったことで、だからこそリアリティがあり、恐ろしい発言だとするのが正しいのでは。(そういう補足もチラホラありましたが、かなりの部分は「そんな発想をすることが恐ろしい」とこれまで無かったかのような受け取られ方、語られ方をしてました)
旧優生保護法 | NHK ハートネット https://heart-net.nhk.or.jp/heart/theme/20/20_1/
旧優生保護法に基づく不妊手術の状況
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/shiryo/170yuusei_houkokusho_1-7.docx/$File/170yuusei_houkokusho_1-7.docx
1931 年の「癩予防法」 ―強制隔離の強化拡大の理由と責任
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/hansen/kanren/dl/4a12.pdf
海外における事例
北欧の例が有名だが、各国で近年まで行われており、数も多い。国連などでの調査が始まったのも最近。
「強制的および非自主的な不妊手術の廃絶-国連7機関合同報告書」(2014年)
国際人権と優生思想 | ヒューライツ大阪(一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター) https://www.hurights.or.jp/archives/newsletter/section4/2023/03/post-201953.html
第3編 諸外国における優生学・優生運動の歴史と断種等施策
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Shiryo/040yuusei_houkokusho_3-zentai.pdf/$File/040yuusei_houkokusho_3-zentai.pdf
第5章 スウェーデンの断種法と断種補償
アメリカにおける断種政策とその補償
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Shiryo/331yuusei_houkokusho_3-3-1.pdf/$File/331yuusei_houkokusho_3-3-1.pdf
民族浄化のために黒人に不妊手術を強要…20世紀アメリカの「負の歴史」断種政策とは | クーリエ・ジャポン https://courrier.jp/news/archives/223646/
ウイグル女性に避妊器具や不妊手術を強制──中国政府の「断種」ジェノサイド|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/post-93907_4.php
実は世界中で行われていた「強制不妊」〜弱者に優しい福祉国家でも…(美馬 達哉) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) https://gendai.media/articles/-/64409