観光客数
コロナ以前に戻りつつあるくらい。しかし2023年は2022年と較べると10万人強がいきなり200万ちょっとになったので激増したように見える、ということである模様。
訪日外客統計|JNTO(日本政府観光局) https://www.jnto.go.jp/statistics/data/visitors-statistics/
観光地の宿泊料金が上がっているのは事実である模様
料金などの調査は以下にありました。
宿泊旅行統計調査 | 統計情報 | 統計情報・白書 | 観光庁 https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/shukuhakutoukei.html
上の概要をまとめた記事
全国主要観光地の2023年8月度ホテル平均価格を公開 | Strainer https://strainer.jp/posts/498
コロナ以前と比べても明らかに値上がりしており、東京、京都、軽井沢などは1.5倍から2倍になっている。
円安はどの程度進行したか
外国為替相場チャート表 | 三菱UFJ銀行 https://www.bk.mufg.jp/tameru/gaika/realtime/chart.html
5年単位でみるとコロナ以前が110円で今(2023年秋)が150円なので、やはり、とんでもなく上がったとはいえそう。
上のページは人民元でも比較できる。対人民元でも16円から20円と同じ程度円安が進んでいる。
観光地のモロモロの値上げは外国人観光客によるものか?
アマン京都、この秋は、2人で泊まって夕朝食付けると69万円からなんだけど、ほとんど満室で笑ってしまうhttps://t.co/CcEjERk91d
— 在華坊 (@zaikabou) October 12, 2023
これはハッキリしませんが、円安の分だけ値上げしたカンジもあり、高級旅館から予約が埋まっていく、海外からの予約が多いという声がSNSで散見される。ネット時代もあって、有名観光地以外の奥座敷的な渋めのところも外国人観光客が増えており、また、各地で「うちにも来てくれ」と宣伝しているので、今後、少なくとも外国人観光客の人気が安定した所ほど、宿や食事の料金が下がる要素は少なそう。
海外の予約サイトで11月の京都で検索したもの、安い順
高い順でソートすると、10月20日の時点で高いほうから予約が埋まってます。夏にも覗きましたが、すでに日本観光は大宣伝をしていて人気でした。
観光シーズンの観光地で階層の最上位に君臨する外国人観光客がいることは間違いなく、おそらくかなりのお金も落とす。これは今後も続きそうです。紅葉、正月、花見と続く。これは、おそらく国内の外国人居住者にとっても、あんまりいい影響を与えないということは、頭の隅に置いておいたほうがいいんじゃないか、という気がします。
👉 観光関係の専門学校を出た外国人留学生などを雇う動きもあるようですが、まだ評価が安定してない新興の外国人観光客頼みの観光地で就職しても、浮き沈みが激しい業界で使い捨て的に利用されてしまう、ということが起きそうな気がします。留学生にとっては長い目で見れば、自国に帰って大手のホテルチェーンなどに就職したほうがよさそうですが、日本としては日本の観光産業を助けてほしいという意向があり、専門学校や日本語学校もその流れに逆らえない、みたいなことも起こってそうです。
【参考】
オーバーツーリズムとは・観光用語集 – JTB総合研究所
https://www.tourism.jp/tourism-database/glossary/over-tourism/