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【memo】インプレゾンビは更生するか?

こういうことがありました。

以下は、これを受けて、24年5月の連ツイを(ちょっと誤字脱字だけ修正して)そのまま転載しただけです。そのうちリライトするかもしれませんが、多分、このままです。

 


 

ここ最近よく出てくるインプレゾンビ的なものは、数年前から、YouTubeで先に始まっていて(なぜならYouTubeは前から再生数=収益化なので)、もう単純に「ガイジンっぽい見た目の人(東アジア以外の国の人)」が日本を褒める動画が最も手軽に作れて再生回数が稼げるので量産されている。

褒めておけばいい、大げさなものほどいい、ということで、ちょっと前は日本に旅行したり短期滞在の人が小遣い稼ぎで「日本を大げさに褒める動画」をアップしていて、同じ日本滞在の外国人にかなり批判されてました。

外国人によるVlog的な賞賛動画が批判もあり若干下火になった後は、(おそらく)日本人による日本賞賛動画が増えた。演技でやるケースもあれば、褒めざるを得ないような状況設定で撮ったり、若干演出をして「ちょっと盛ってね」と囁いて撮るケースもあるようなかんじ。

日本賞賛演出もどんどん大げさになっていて、編集でどんどん大げさに作る。逆張りで批判やネガティブなテイストで作っても明らかに再生回数は伸びないから、もう逆張りでも作られない、賞賛系だけが残る。みたいなことになっている。

こういうやり方はネット以前からあるにはあって、批判がウケる時代には無理矢理同じような批判をすれば金になる、みたいなノリも日本在留の外国人の間にはありました。今は賞賛が金になるからそれをやる人達がいる、というだけとも言えます。
もちろん、そういうことに批判的な人達のほうが大多数。

でも数パーセントでも儲かるならやるという人がいれば、作るの簡単なので、Youtubeが埋まるくらいのペースで作られてしまう。ということになります。
Xで投稿するようなユーザーはテレビは見ても、あまりYouTubeは日常的には見てないので、このへん、あまり理解されてないような気がしました。

つまり、インプレで稼ぐという人は、そのベクトルが変わらない限り、結局、辿り着くのは、多分、日本賞賛投稿だろう、ということです。AIで日本語を使うようになっても、日本語が上達しても、多分そうなる。今は、それが圧倒的に金になるわけだから。

ちなみに、YouTubeで儲かるのはほぼ違法動画で、ここ数年、ファスト映画、テレビの切り抜き、海外日本人選手の速報などに、おそらく外国人が進出してると思います。AI翻訳、音声などで、例えば自動字幕のフォントが日本語フォントではなかったりしてます。多分日本は儲かるぞということになっている。

この「褒めておけばアイツら喜ぶから」みたいなものには、自虐と差別が混在していて、そのうち行き詰まるのではと思ってましたが、もう長年続いているので、最近は、終わらない可能性もあるなと感じてます。もう褒められたまま死にたい、みたいなカンジがあるのかも。

日本賞賛テイストを入れるスポーツ速報動画の関連動画として、より濃いめの日本賞賛系動画(同じ制作者であることも多い模様)が出てくることで、この濃いめ動画は「よりウケる要素」として中国や韓国を「ダメな例」にして作られたりしてます。多分、若い人ほどこういうものの影響を受けそうです。

去年あたりから、YouTubeの初期画面のこの関連動画の影響が強くなったような気がします。多分、大谷のホームランやサッカー日本代表のゴール速報動画を見たい人、SNSから再生した人達は、賞賛系動画を避けようとしても、賞賛テイスト動画からは逃れられないです。

こういうこと、YouTubeメインで生活している人には常識ですが、テレビ中心の人はあまり気づかないかもしれない。インプレゾンビを更生させてよかった、みたいなノリをみててそう感じた次第です。この件、終わり。

 


 

Xへの投稿は以上です。

多分、この種の賞賛系投稿、動画にも本心からのものもあるとは思います。ただ、もうそういうものは投稿するのは無理といってもいいくらい、この種のインプレ目当てのものが増えてます。そういうことを知っていれば、もうネットにアップするのは躊躇するのが普通なのでは。しかし、仮に、こういうものを問題視しても、ちょっと盛ってるだけで、賞賛する気持ちから出発したものだ、とか言われるんだろうと思いますし、無くなることは無いです。再生回数は広告費であり、プラットホームにとっても大きな利益ですから、排除される可能性は薄いです。