How to choose the best Japanese language school. β 日本語学校の選び方

このページについて
このページはβ版ですが、公開しています。

文科省が2017年にスタートした日本語学校の情報公開ページを元に作った日本語学校一覧にして、日本語学習者向けの情報を追加しました。せっかく国で情報公開されたものなので、日本語学校関連の基本的な知識を追加して、それを本当に必要としている海外の学習者に知ってもらうために作りました。右にあるGoogle翻訳で好きな言語を選ぶといろんな言葉に翻訳可能です。

2017年までは、日本国内の日本語学校の情報は、きちんと公開されていませんでした。日本語学校の業界団体が「自分の団体に所属している学校だけ」の冊子を作って海外で配布したり、不完全なデータベースと称するサイトがあっただけでした。

2017年からスタートした文科省の日本語学校の情報公開は、法務省に正式に留学ビザで受け入れてよいとされた学校のうち、文科省の求めに応じて、学校の基本的な情報を期限までに提供した学校の情報だけが公開されています。つまり、認可を受けた学校のうち情報を公開していない学校はありますが、ここでは、認可を受け、情報公開に積極的な日本語学校だけを安心して紹介できる最低ラインをクリアした、と考えました。情報取得は2017年の3月1日です。初期段階で提出した学校はすべて含まれているはずです。これ以降追加された学校は来年に2018年分として公開予定です。

ここで公開している一覧のβが取れるのは、おそらく2018年です。新たなデータを追加してページや補足を英語に翻訳した上で、他の言語はGoogle翻訳で自分の言語に訳してみてね、とする予定です。(まだ英語からのほうが翻訳の質はよさそうなので)ここのURLは変わりませんが、ページ内で参照しているスプレッドシートのURLは変わる可能性があります。

まだβ版ですので、これから1年かけて、完成させていく予定です。ただ、ここはβ版の間も正式公開後も同じURLですし、β版でも基本的なデータは同じです。メニューのGoogle翻訳で多言語で閲覧できますので、海外向け、学習者向けの情報としてご紹介いただければありがたいです。

 

はじめに

これから日本に留学しよう、もしくは日本語学校で勉強したことがある、と言う方々へ

日本にある日本語学校は正式には日本語教育機関と呼ばれています。留学ビザで留学し数年滞在できるのは、大学と、法務省に特別に許可を得た日本語教育機関だけです。直接大学に留学するのも可能ですし、できるならそのほうがいいと思いますが、まだ入口は狭いようですし、その前に日本語学校で日本語を勉強してから大学に進学するというケースが多いようです。もちろん、日本語だけ勉強したいという人には、最初から日本語学校に留学して最大二年間勉強して帰国する、という選択肢もあります。

日本語学校の学費は、ほとんど同じです。入学時に払うのは、入学金や選考料など名前は違いますが、だいたい10万円程度。高くても15万円。授業料が1年で60~80万の間です。授業時間は学校によってかなり違うようなので注意が必要です。後述しますが、法律で最低でも570時間以上でなければならない、ということになっています。良心的な学校はだいたい年間700時間以上、多いところで900時間です。サイトで確認しましょう。この時間数が書いていない学校は情報公開の点で疑問が残ります。

ほぼすべての学校がウェブサイトやFacebookを持ち、メールアドレスを文科省に登録することになっています。ここで公開している一覧にもありますので、直接コンタクトして、お金のことや出願の方法などを確認したほうがいいと思います。「紹介者」に頼むと、余計なお金を払うことになりますので、できるだけ直接コンタクトしてください。また、直接対応してくれて、出願できる日本語学校をお勧めします。「紹介者を通してください」という学校はさけたほうがいでしょう。

2017年のデータによると、日本語学校に在籍している学生数は、定員が95326人で在籍学生数は80046人。定員充足率は85%です。
能試のN1,N2に合格者の数は12316人で15%、N3の合格者数は4315人。大学、大学院、短大の合格者数は9549人で12%、専門学校の合格者数は14108人で18%です。

2010年以降、日本語学校は(特に地方の新設校は)地元企業の人手不足の解消のために作られたところも多く、荒れています。選び方は難しいのですが、いくつか思いつくものを書いてみます。

1)古くからやっている学校、特に2000年以前からやっている学校のほうがいい。
2)ひとつかふたつの国籍でほとんどを占める学校は避けたほうがいい。
3)親会社が教育関係以外のところも避けたほうがいい。
4)自分の言語が通じそうなところのほうが安心。
5)大きい(学生数が多い)ところがいいとは限らない。
6)能試のN1,N2の合格率が高いところがよい
7)能試の合格率が低いのに専門学校への進学率が高いところは要注意
  (専門学校が関連会社でダメ学校の確率が高い)

というところでしょうか。日本語をきちんと勉強したいのなら、6)の能試の合格率は重要です。ここにある一覧では学生の国籍は上位三カ国だけですが、法務省のサイトにはすべての国籍がありますので、一覧である程度絞り込んだら、法務省のサイトで細かいところをチェックしてください。
で、いくつかに絞ったら、ウェブサイトを確認して、情報提供に積極的かをみましょう。GoogleMapで校舎もみましょう。最後に「これは」というところにコンタクトしてみてください。

日本の留学に関する政府の機関であるJapan student services organization は日本に留学したいという人のための組織です。英語のサイトがあります。
http://www.jasso.go.jp/en/study_j/

冊子を作っています。サイトからダウンロードできます。多言語対応(Japanese,English,Simplified Chinese,TraditionalChinese,Korean,Indonesian,Thai,Vietnamese,Myanmar,Mongolian,Arabic,German,French,Spanish,Portuguese,Russian)です。

http://www.jasso.go.jp/en/study_j/sgtj.html

以下は、2016年版のPDFです。日本の政府の組織はいつ無くなるかわかりませんし、こういうPDFも急になくなることがあるので、ひとまず英語版だけダウンロードして保存しておきました。

StudentGuidetoJapan

目次です

日本語学校一覧について

Googleスレッドシートで日本語学校の一覧を作りました。この一覧は、日本の法務省に日本に留学ビザで留学できると認可された日本語学校約600のうち、文科省にきちんと情報を提出した350くらいの学校です。認可され、情報公開にも積極的な日本語学校のみに絞りました。文科省による情報公開は2017年に始まりました。今のところ、日本語と英語でPDFでの公開なので、一覧にしてみやすいようにしてみた、というわけです。

現在、稼働している学校はほぼすべて入っているはずです。ここにない学校は、情報公開に積極的ではない、もしくは公開できない理由がある学校と考えてもいいと思います。留学先はこの一覧にある学校の中から選ぶことを強くお勧めします。

CC BY ND 4.0 ですので、自由にダウンロードして、あるいは、ご自身のGoogleドライブに取り込んで、活用してください。

日本語教育機関 2017 α版

データは一切いじらず整理して並び替えをしただけです。日本語学校の不祥事が相次ぎ、政府は情報公開を進めることにしたようです。これはよい傾向です。私達は、それをきちんと海外の方とも共有できるように、データを見やすく整理し、多言語化して公開することにしました。このページの一番下にあるGoogle翻訳であなたの言語に翻訳してください。元は英語なので、かなりよい訳になっているはずです。(日本語からでもかなりよくなりましたが、英語からのほうがもっといいようです)

 β版はまだ英訳してませんから日本語からの訳になります。

定員や在籍学生数はほとんどの場合、2016年のものですが、能試の合格者数や大学の進学者数のデータの年が古いケースもありますから、ここにある数字は必ずしも正確ではありません。しかし、だいたいその学校の能力の平均値ではあるはずです。

■ 元データへのリンクは以下です。いずれもPDFです。留学先を決める時は、以下のページで必ず確認して、学校にコンタクトしてください。英語であれば、まず返事が返ってくると思います。他の言語でも、ほぼ大丈夫なはずです。

法務省の認可を受けた学校のリスト(日本語のみ)
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyukan_nyukanho_ho28-2.html

文科省に届け出をした学校の情報が公開されているページ(日本語と英語)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1382482.htm

一覧の項目の説明

一覧には、いろんな項目があります。学校名やURLはわかりますね。一番上の項目名にマウスを置くと説明が出てきます。その他、主なものだけ簡単に説明します。

・寮は自己所有、借り上げなどいろいろあるが紹介可能なら有とした。
・設置年はコースの設置年なので学校の開始年とは異なることもあります。
・小論文は授業内でやるケースもあるので予備教育のカテゴリーにはないケースも。
・進学予備教育は、日本語の授業の他に進学のためのオプションがある、という意味です。
・小論文は、日本語のコースの中でやるところとオプションのところがあります。
・進学予備教育は、有料、無料いろいろあるようです。学校に訊ねてみて下さい。
・在籍学生数の国籍別人数は、上位3国です。
・備考は、学校の経営母体の会社や過去の不祥事なども書いてみました。参考にしてください。

 上位3国まで数が減らない学校は、いろんな国の学生ばバランスよく在籍している、ということですが、ほとんどの学校が、中国、ベトナム、ネパールのうち、2国でほとんどを占めています。欧米の学生を受けていている日本語学校は、数少なく、10校くらいだと思います。中国、台湾の学生が圧倒的に多く能試の合格率も高い学校は、かなりレベルが高く、授業のスピードも速い傾向があるようです。

GoogleMapを使って、みなさんと学校の評価をシェアする、ということを考えました。少し説明します。

 

GM(GoogleMap) 学校の写真と口コミ評価

GMは、学校のGoogleMap上の位置に行けます。ほとんどの場合、校舎を見ることが出来ます。URLは写真地図ですが、開く環境(OSとか、設定とか)によって地図になることもあります。


*写真は北海道の町立の日本語学校、東川町東川日本語学校です。写真は町の施設。これを町学校として使っているようです。

Googleストリートビューで学校の周囲を散策することもできます。

学校の口コミを書きこもう!

Google Map では、左側に学校の名前と情報が出ます(いろんな学校を経営しているところは、日本語学校の名前と違うこともあります)。Googleアカウントも持っている人は、ログインした状態でアクセスすれば、その学校に関する感想を書き込むこともできます。写真も投稿できます。そこの日本語学校に通ったことがある人、教えたことがある日本語教師の方は、そこに感想を書き込んでください。口コミは投稿者のGoogleアカウントで登録した名前が表示されますので、匿名でやりたい人は、Googleアカウントのプロフィールでニックネームを変更するか、匿名のアカウントでやってください。口コミは、Google翻訳で読むことができます。

書く方法は、Googleのページに説明があります。
https://support.google.com/maps/answer/6230175?hl=en
(各国語版があります)

GoogleMapの口コミは、民間の口コミサイトに比べて、フェアなものであれば、不都合なことが書かれても削除される可能性が低いです。しかし、誹謗中傷だと判断されると削除されることがあります。また、残念ながら、顧客対策でいい口コミを投稿する会社や学校もあるようです。具体的でまじめな投稿が増えればそういう投稿の効果は薄れていくと思います。批判する際は、単なる悪口ではなく、具体的に、論理的に、冷静な口調で書きましょう。具体的にどこがいいのか、どこが、どう悪いのか、書いてみましょう。これから留学する若者をよりよい環境で勉強できるように、教師にとって働く価値があるか、伝えましょう。まじめな学校が報われるようにご協力お願いします。

 デフォルトは地図ではなく画像地図になっているので、ちょっと重いかもしれません。読み込みが遅い時は、画面下の地図のほうをクリックしてください。

 日本語学校は校舎は自己所有でないといけない規則がありますが、ビルのワンフロアの所有でも大丈夫です。特に都会ではGoogleMapに映ったビルすべてを所有しているケースは少なく、ビルの1~2フロアくらいでやっている学校は多いです。また、他の言語や科目の学校と一緒にやってる学校もあります。

 日本語教師の方々にも、ツイッターで感想を書いて下さいと広めましたので、日本語の感想もあると思います。すでに投稿されているケースもあります。日本語学科のことではなく他のコースに関するものであることもあります。読めない言語で書かれているものはGoogle翻訳で読んでみて下さい。

 


 

 

日本語学校関連の日本の政府のルールを知ろう!

国のルール

正式な日本語学校とは?

大学以外で、日本語の勉強目的で留学ビザで学生を受け入れるのは日本の政府(法務省)が認可した学校だけです。それはここにPDFのリストがあります。ここになり学校には留学することはできません。正式に認可された学校を「告示校」と言います。日本語だけです。600校近くあります。

http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyukan_nyukanho_ho28-2.html

上の告示校に対して、政府(文部科学省)が基本的なデータを公開するために提出しろと通達しました。そこに提出した学校は約360校です。そのリストもPDFで公開されました。このページの一覧などは、そのデータを元にしています。

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1382482.htm

日本語学校に課された規制

・授業時間数

一年間の授業時間数は760コマ以上でなければなりません。1コマは45分以上でないといけない、というルールがあります。時間数でいうと、

760×45=34200分 = 570時間 です。良質校と言われるところはだいたい年間700~800時間になっているようです。

・教師の数

定員40人に対して専任教師は1人。つまりST(Student Teacher)比が40以上と決められています。ただし、これは2017年に新しくなったルールで、今は移行期として、60まではOKで、2022年までに40にすること、となっています。現時点で40以下は良質校、60以下はやや疑問です。

・教師の質

学校で働く教師は、4年生の大学を卒業し、さらに420時間以上の講座を修了するか、日本語教育能力検定試験に合格するか、大学で日本語教育のコースを専攻した人でなければならないと決められています。

・その他

学校は原則として賃貸ではなく所有していないといけないとか(ビルの場合はすべて所有してなくてもフロアごとに所有権を持ってればOK)というような細かい規則もあります。アルバイト時間は、週に28時間までと決まっていて、これを超えると学生も学校の経営者も逮捕されてしまいます。

会社としての日本語学校

日本の学校を紹介するという人で「うちは日本で学校法人だ」「日本で法人登録している会社だ」と言われて確認したいときは、以下のサイトが便利です。

学校法人として国に登録しているかどうか確認するのはここのサイトです。学校法人の正式の名前を聞いて、その名前で検索してみましょう。住所と電話番号がわかりますから、確認することもできます。
http://meibo.shigaku.go.jp/

株式会社など法人として登録があるかは、ここで確認できます。住所がわかります。
http://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

ここでも法人かどうか検索できます。
https://www.houjin.info/

 上のリストになければ、学校法人や法人ではない、ということです。個人経営や宗教法人、財団法人などの特殊な法人である可能性があります。

 

日本語学校が専業のところ、専門学校など学校法人が日本語学校も経営している、というところ、人材派遣や人手が少ない他業種が日本語学校を始めたところ、の3つくらいに分かれます。当然、専業のところのほうがお勧めです。学校法人系は、グループの専門学校への進学は推薦枠などもあって楽ですが、日本語教育力は、わかりません。能試の合格率などをみて判断してください。最後の人材派遣系のところは、よい学校を見つけるのは難しいでしょう。日本国内の人手不足が解消すれば日本語学校はやめてしまうかもしれません。

日本語学校の日本語教育力を知ろう!

 

上で公開したの日本語学校のデータを、いろんな数字を基準に並び替えたものです。

 

能試合格率

これは、在籍学生数が分母で、N1とN2の合格者数の1年間の合計が分子です。N3は学校によっては受けないこともありますが、N1やN2は進学のための目標でもありいますので、ほとんど受験します。日本語学校のコースは1年~最長2年まで様々なので、コース修了時の合格率は、もうちょっと高いと思いますが、倍まではいかないはずです。1.5倍くらいと考えておきましょう。

日本語能力試験は日本は年に2回です。N2は大学などに進学するのに最低限必要な日本語能力の目安とされています。N1は、大学ですぐに学習ができるレベルです。学校によって1年コースや2年コースがありますので、入学してどのくらい経って受験したのかはわかりません。ただし、ほとんどの学校はN1とN2は目標にしているので、日本語学校の日本語教育力の指標の最も有力なひとつになると思います。この合格率が10%を切る学校は避けたほうがいいでしょう。5%以下は、絶望的です。ちなみに、N2に達するには通常1000時間くらい必要だと言われています。日本語学校の1年の授業時間はだいたい700時間くらいですから。1年半で合格するはずです。

2017年の全国平均合格率は、15% です。スクロールダウンして見ることができます。

→ 日本語能力試験合格率ランキング(N1、N2)(クリックするとGoogleスプレッドシートに飛びます)

 2017年の3月の時点のデータです。ほとんど2015年の実績ですが、一部、2014年のデータの学校もあります。

 

大学進学率

在籍学生数が分母、大学、短大、大学院への進学者数が分子です。大学も日本語能力がN3程度でも進学できるところがありますので、必ずしも日本語能力が高いとは限りませんが、大学に進学するつもりで留学する方は、ここの進学率が最低でも平均値よりは高いほうがいいでしょう。

2017年の全国平均進学率は、12% です。スクロールダウンして見ることができます。

→ 大学進学率ランキング(クリックするとGoogleスプレッドシートへ)

 

専門学校進学率

在籍学生数が分母、専門学校への進学者数が分子です。専門学校は、日本語学校と同じ経営グループで推薦ではいるケースなどもありますので、日本語能力も学力もほとんど関係ないと言ってもいいと思います。N3不合格(ほぼ2年間バイト漬けで勉強したとは言い難い人)でも推薦などで進学することがよくあるようです。したがって、このランキングは、日本学校の日本語教育力とは関係がありません。純粋に専門学校に進学できる可能性が高い学校、というだけです。専門学校への進学を考えている方の参考にはなると思います。

2017年の全国平均進学率は、18% です。スクロールダウンして見ることができます。


→ 専門学校進学率ランキング(クリックするとGoogleスプレッドシートへ)

能試の合格率がすごく低いのに専門学校に大量に進学している学校は、専門学校と提携しているか、同じグループである可能性が高いです。つまりあまり日本語の成績がよくなくても(N3不合格でも)進学できる専門学校がある、ということです。日本語を教える能力は低い。またその専門学校も学生の数がほしいだけという可能性が高いので学校のレベルも低い可能性があります。N3合格程度では専門学校で勉強するのはほとんど不可能ですが、N3不合格でも入学できる専門学校は多いです。学校もビジネスですから。

その他の進学

なお、高等専門学校への進学はかなり難しいのでここが多い学校はかなりレベルが高いと思われます。各種学校は一般的には専門学校より入学は簡単だと言われています。

ST比

ST比も出してみました。教師ひとりあたりの生徒の数です。当然数が少ないほうが、行き届いた教育ができます。当然、お金もかかるので、その分、教育の質への投資をする学校だということになります。

2017年の全国平均は、42.16 です。スクロールダウンして見ることができます。ST比は以下から直接スプレッドシートに飛んでください。

→ ST比ランキング(クリックするとGoogleスプレッドシートへ)

 ST比は、日本の政府の日本語学校に対するルールでは、「定員」と専任教師の数で計算します。2022年までに40以下にならないと認可取り消しになる可能性があります。今は移行期で60以下でもよいとされています。現段階で40以下の学校は比較的良心的と言えるでしょう。ルールを守る学校である、とも言えます。ちなみに日本の公立学校のST比は20以下。世界的にも10~15前後が目安です。日本の日本語学校の基準である40は、まだまだ甘い数字と言えます。

教師養成をやれる日本語学校

2017年から日本語教師養成講座は国への届け出制となり、受理されるハードルはそこそこ高いものとなっています。つまり、日本語教師の有資格者を育てるコースがある日本語学校、というのもひとつのよい学校の目安にはなります。ただし、中には日本語学校を運営していないところもありますし、日本語学校の質的な数値は低いところもあります。学校よりも教師養成のほうが儲かる、という事情もあるようです。従って、能試の合格率や大学の進学率、ST比と比べると、重要ではないとも言えます。

一覧を作りました。

https://goo.gl/JNDX91

 


 

その他いろいろ

寮費の謎

日本では一般的にワンルームタイプだと地方で3万円からあり、大阪東京では安くても5,6万からです。都心なら7万円は必要です。つまり寮費が2,3万のところは2部屋ほどある部屋を3人、などと共同で使う式が多いと思われます。メールなどで確認したほうがいいと思います。中には親会社が不動産業で自前の寮の家賃収入で利益をあげるために作ったような学校もあるようですし、寮費を水増しして利益をあげるところもあります。寮費が適切かは、学校の質をはかる上で目安となるでしょう。

日本の賃貸マンションの相場は日本語ですがここで調べられます。

suumo
http://suumo.jp/chintai/
at home
http://www.athome.co.jp/chintai/

地域差

日本語学校の質には地域差があります。都会のほうがよい学校が多い傾向があります。4つに分けてみました。

 1グループ:名門校が多い大都会。東京、大阪、京都
 2グループ:県に数校いい学校がある地方の大都市。宮城、新潟、埼玉、千葉、神奈川、静岡、愛知、兵庫、広島、岡山、福岡
 3グループ:その他の県。よい学校は県にひとつかふたつ。
 4グループ:いい学校があるとは言えない県。沖縄と学校が無い県

3グループの地域は、2000年以前からやっている学校のほうが「比較的」安心だと思います。4グループは今のところ留学先としてはやめたほうがいいと思います。

日本に行く、滞在することになったら

観光ならいいのですが、留学や技能実習生制度などで日本に滞在する場合、いろいろと注意したほうがいいことがあります。

多言語で生活情報がまとまっています。
http://www.clair.or.jp/tagengo/

日本の法律の英語訳のデータベース
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/?re=02

もし、運悪く、悪質な学校に入学してしまったら

日本語学校のトラブルのほとんどは労働関係の問題です。日本語学校に訴えても、日本語学校の業界団体に訴えてもあまり意味がないかもしれません。いい人はいますが、同情してくれても、おそらく動いてくれません。大使館もなかなか動かないそうです。

アルバイトの時間が週に28時間を越えている場合は、入国管理局に申し出れば学校に対して調査をしてくれる可能性はあります。入国管理局は法務省の管轄です。英語、韓国語、中国語、ポルトガル語、スペイン語対応。

Immigration Bureau of Japan
http://www.immi-moj.go.jp/english/index.html

仕事をしても給料が払われない、勝手にいろんな額が引かれているという場合、日本では違法性が高いです。その場合は厚生労働省の管轄の労働基準局の窓口のほうが早く動いてくれると思います。各県にあります。学校がある県をクリックして、飛ぶページにある労働基準監督署というところに電話してみてください。外国語対応はないようですが英語だと通じる可能性があります。通じない場合は学校の名前を何度も言えば、何か伝わるはずです。

日本政府の厚生労働省は労働問題の管轄の省庁です。多言語で情報発信をしています。トラブルに関しては、以下の説明を読んでください。

英語
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/040330-3.html
中国語
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/040330-4.html
韓国語
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/040330-5.html
ポルトガル語
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/040330-2.html
スペイン語
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/040325-1.html
タガログ語
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/040330-7.html
タイ語
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/thai.html
ベトナム語
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/vietnam.html

日本語版もあります。労働関係の法律を知っている人はそれほど多くありませんので、日本語が読める人に助けを求める時は、これを教えてください。
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/040330-6.html

日本の労働基準法の英語の解説もあります。
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/osaka-roudoukyoku/H23/foriginer/230715-2.pdf

トラブルの際に助けてくれる窓口

全国労働基準監督署
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/location.html

東京や埼玉など大きな県には、外国人労働相談窓口があります。あなたの学校がその県になくても、ここに電話する価値はあると思います。きっとどうすればいいか教えてくれるはずです。近い県を探して下さい。言語対応は、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語が多いようです。「労働 外国人 相談 あなたの住んでいる県」で検索すれば出てくる可能性があります。

東京
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/kyoku_oshirase/roudou_kijun/20050415-foreigner.html
埼玉
http://saitama-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/roudoukyoku/kanren_shisetsu/foreign_soudan.html
神奈川
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5645/
大阪
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/advisor_foreign_workers.html
京都
http://kyoto-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/kyoto-roudoukyoku/rodo/rodo405.pdf

外国人の労働問題に対応する弁護士グループもあります。お金はどのくらいかかるかわかりませんが、ほとんどの場合相談までは無料です。

外国人労働者弁護団
https://grb2012.wordpress.com/

外国人相談窓口のリンク集です。

http://buna.sakura.ne.jp/part1/htdocs/top/madoguti/

国の機関は意外と頼りになります。弁護士グループなども力になってくれることも多いようです。優先順位としては、国の機関、次に弁護士グループ、で、3つめの選択肢としてメディアがあります。メディアも外国人の労働問題には注目しています。

情報提供:こちら調査報道班
https://www.joho.asahi.com/
SNSアカウント(グループ)
http://www.asahi.com/twitter/
SNSアカウント(記者)
http://www.asahi.com/sns/reporter/

毎日新聞
情報提供:問い合わせ 
https://form.mainichi.co.jp/toiawase/index.html
SNSアカウント 
http://mainichi.jp/social/

西日本新聞は2016年の年末から2017年にかけて、ネパールや地元の日本語学校など長期にわたり取材してくれました。
新移民時代
http://www.nishinippon.co.jp/feature/new_immigration_age/
以下は、その連載時に紙の紙面にあった新移民取材班の連絡先です。連載は終わっても取材した記者はいると思います。
手紙は〒810-8721で西日本新聞 新移民取材班 で届くそうです。
ファックスは 092 711 6246
imin(アットマーク)nishinippon-np.jp

日本の留学生のアルバイト時間の規制は各国標準の20時間を大きく越えています。人権上問題があるという指摘もあります。国際機関に訴える道もあると思います。
国際労働機関や、国連連合人権理事会などです。


Comments are closed.