辞書・読書案内・アマゾン活用

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「辞書・読書案内・アマゾン活用」ページについての補足


辞書・読書案内・出版社・アマゾン活用

  • 出版年:2022
  • 著者:共同通信社
  • 出版社:共同通信社
  • 備考:差別語のガイドラインなどがあるのが特徴。

「『正しい日本語で伝わる文章を』漢字と平仮名どちらを使うのか、送り仮名はどう付けるのか、同音異義語の使い分けは?・・・。用例が豊富な用字用語集と読みから引ける漢字表。外来語の正しい使い方も明記。一般企業の企画・広報担当者からWEBライターまで、文章を書くすべての人にお薦めする日本語用字用語集の決定版です。5年半ぶりに増補大改訂。」とのこと。

  • 出版年:2016
  • 著者:NHK放送文化研究所
  • 出版社:NHK出版
  • 備考:2016年に18年ぶりに改訂。日本語教師の実用辞書としては改訂後のものがよいとされている。

「18年ぶりの大改訂。これぞ現代のアクセント辞典!NHKが放送現場で使用する最新のアクセントを収録する『NHK日本語発音アクセント辞典 新版』が、18年ぶりに大改訂。見出し語は6000語増の約7万5000語。使用頻度の高い地名のアクセントも充実させた。変わりゆく日本語の発音・アクセントを的確に捉えた必携版! 〈この辞典の特色〉●膨大かつ詳細なデータをもとに定めたアクセント●アクセントがわかりやすいカラー表記●本編の収録語数は7万5000語●「新しい語」や「長い複合語」「地名」も充実●“5本““15日”など「ものの数え方」の一覧表を増ページ●最新の研究成果に基づく「解説」」とのこと。

  • 出版年:2015
  • 著者:斎藤 純男 (編集), 田口 善久 (編集), 西村 義樹 (編集)
  • 出版社:三省堂
  • 備考:

「言語学の広い分野を統合整理し、近年急速に研究が進んだ新しい概念も取り込んだ、初学者から研究者まで使える辞典。総項目総数約330、引きやすい・読みやすい紙面レイアウト、便利な「目次索引」「英日対照表」付き。言語学に親しみ、学ぶための格好の書!」とのこと。

  • 出版年:2019
  • 著者:木部 暢子 (編集)
  • 出版社:三省堂
  • 備考:

「方言学の広い分野を統合整理し、近年急速に研究が進んだ新しい概念も取り込んだ、初学者から研究者まで使える辞典。総項目数約190、引きやすい・読みやすい紙面レイアウト、便利な「目次索引」「英日対照表」付き。方言学に親しみ、方言学を学ぶための1冊!好評の明解小辞典シリーズ、第2弾。」とのこと。

  • 出版年:2020
  • 著者:森山 卓郎 (編集), 渋谷 勝己 (編集)
  • 出版社:三省堂
  • 備考:

「日本語学の広い分野を統合整理し、近年急速に研究が進んだ新しい概念も取り込んだ、初学者から研究者まで使える辞典。総項目数約230、引きやすい・読みやすい紙面レイアウト、便利な「目次索引」「英日対照表」付き。日本語学に親しみ、日本語学を学ぶための1冊!」とのこと。

  • 出版年:2014
  • 著者:日本語文法学会 (編集)
  • 出版社:大修館書店
  • 備考:

「多様化し深化した近年の研究成果を幅広く結集。重要事項514項目を50音順に配列し、第一線の研究者133名がわかりやすく解説。多角的な論議が交わされている事項については同一事項を立脚点の異なる複数の研究者が執筆し、問題となる文法現象を複眼的に捉える視点を提供。」とのこと。

  • 出版年:2020
  • 著者:矢野恒太記念会 (著, 編集)
  • 出版社:出版社矢野恒太記念会
  • 備考:類書の中では最も安い。

「7年ぶりに改訂版を発行。戦後の統計を中心にとした長期統計により、変化し続ける日本の歩みを総括し、21世紀前半の我が国の社会・経済が解明できるデータブック!」とのこと。

  • 出版年:2020
  • 著者:ながさわ
  • 出版社:webjapanese
  • 備考:このwikiを作っているグループの本です。国語辞書コレクターにして、国語辞書界のTO(トップオタ)である著者に「日本語教師向けの国語辞書案内を書いてください」とお願いしてできた本です。国語辞書を使いこなすための各社の符号や記号の解説から、個別の辞書の特徴の詳しい説明、日本語教育に向いているのではないかという辞書の紹介などなど盛りだくさんです。

https://webjapanese.com/archives/7556/

いわゆる国語辞書以外の日本語関係の辞書は多数ある。国研のサイト方言トップで間に合うということもありますが、以下、日本語教育で活用できそうなものの名前とアマゾンへのリンクだけ。

今や地方には書店も無いし、電子書籍は元の本のサイズは関係ないということもあって、単行本とか文庫本といってもわからない人達が増えています。今後電子化が進むと本のサイズによる区分は消える可能性もあるので、過渡期の記録として、簡単に整理しておきます。

  • 雑誌:よくみると半分くらい広告で、しかも紙媒体の広告出稿は減少が止まらず、電子化にも向かず、で、かなり苦しい状況。
  • ムック:雑誌と本の中間みたいな本で、不定期に出て写真入りの本というところ。しかしこれも広告(ステマ的な記事も多い)で成立しているケースが多いようです。
  • 単行本:ここから「本」です。村上春樹氏などが新刊で出すのはこれです。ハードカバーにあたるもの。
  • 文庫本:単行本の出版から1年くらい経過して出される廉価版です。つまり元は単行本であることが多いです。
  • 新書:文庫と違って新作で出されることが多い本。今はベストセラーや流行の発信源となっています。
  • 選書:各社の社説的なシリーズです。サイズも各社いろいろ。学術関係や社会に関する本が中心のシリーズ。出版社の本当の性格が出るところ?
  • 叢書:(そうしょ):シリーズという意味。サイズはいろいろ。
  • 専門書:専門出版社が作る本。高い価格と大学とか図書館に買ってもらう前提でなんとか成立しているジャンルです。
  • 教材:日本の教科書的なものはB5サイズが多いですが、「B」というのはほぼ日本独自の規格です。海外ではA4などの「Aサイズ系」が多いです(紙の寸法Wikipediaより )。日本語教育の場合は日本国内の告示校で採用されるかどうかで運命が決まります。

この他、大きい出版社はいろいろシリーズを作っていて、本のサイズや形態もブックレットやオンデマンドなどいろいろ、出版社によって呼び方もさまざまです。最近は、単行本以外はほとんどペーパーバックですが専門書の一部にはハードカバーで革装みたいなものもまだあるようです。

kindle化は、画像や図版が少ないテキスト主体のものは作りやすいので、新書が一番進んでいます。また中公DDのように、月刊などの雑誌の連載や特集などを200円くらいで売るタイプの本も増えています。

大学の言語・教育系の学部の推薦図書リスト

□ 広島大学国語文化教育学講座:読書案内
http://kkgbunka.hiroshima-u.ac.jp/book/book.html

□ 東京外国語大学 TUFS * ビブリオ | 東京外国語大学学生のための基本文献ガイド
http://www.tufs.ac.jp/library/guide/biblio/tufsbiblio.html

□ 東京外国語大学 日本課程図書リスト・言語学
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/jpn/jap/Booklist/ling.html

□ 東京外国語大学 日本課程推薦図書・日本語学
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/jpn/jap/Booklist/j_ling.html

□ 東京外国語大学 日本課程推薦図書・日本文学
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/jpn/jap/Booklist/lite.html

👉 東京外国語大学 の推薦図書のトップはこちらにあり、作成は2000年で、2000年以降の情報は追加されていないという断り書きがあります。

□ 京都大学 書籍紹介 エントリリスト * 認知言語学系研究室ホームページ
http://www.hi.h.kyoto-u.ac.jp/modules/amaxoop2/

□ 東北大学 言語学のための文献解題
https://www2.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/korlanedu.html

□ 慶應大学 言語学書籍
http://user.keio.ac.jp/~matsuoka/gengobooks.htm

□ 中学生のための国語のおすすめ50冊 | 国語 | 浜島書店
https://www.hamajima.co.jp/kokugo/dokusho/

松浦 年男氏による言語学専攻の学生のための読書案内の記事
101冊の言語学書大行進

田川拓海氏によるブログの「書評」の検索結果

👉 松浦氏の101冊についての記事もあります。

長屋尚典によるなんとなく言語 (学) に興味がある人のためのブックガイド

Togetter

□ 言語学オススメ基本図書
https://togetter.com/li/16929

□ 言語学初学者が避けた方がよい言語学“入門書”
https://togetter.com/li/17272

□ 【暫定】「言語学入門前の3冊」「入門への3冊」「初級の3冊」選定会場第二【最新】
https://togetter.com/li/17057

□ やさしい生成文法の和書をさがしています
https://togetter.com/li/503458

おすすめ頂いた形態論・統語論の洋書
https://togetter.com/li/862330

その他

□ Ci Nii 図書 * 日本語学の読書案内 : 名著を読む
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB01746101

日本語教育方面

□ 東京外国語大学 日本課程推薦図書・日本語教育学
http://www.tufs.ac.jp/common/fs/jpn/jap/Booklist/edu.html

👉 東京外国語大学 の推薦図書のトップはこちらにあり、作成は2000年で、2000年以降の情報は追加されていないという断り書きがあります。

に少し文献が紹介されていますが、一般書を含めた読書案内的なものはまだネット上には見当たりません。

これが大変です。アマゾンは、見た目はきれいですが、カテゴライズは雑で、検索機能はイマイチです。

「アマゾン 検索」などで検索すれば、便利な検索方法が出てきます。探している本の情報があればピンポイントでそれを探すことはできても、関心領域でどんな本があるか一覧で出すみたいなことはできません。アマゾンの本の売れ筋ランキングの左のメニューから各ジャンルに言けば売れている本は確認できますが、カテゴライズがイマイチなので、いろんな本が混在しています。

ピントポイントで探すなら「書籍の情報(タイトルの一部とかキーワードとか)」と「出版社名」で検索するのがいいようです。出版社名は本にタグづけられています。

詳細検索は一応あります。新書、文庫本などの判型とアマゾンのジャンル別くらいしかないので、これもそれほど。。。 本・コミック・雑誌 詳細検索

👉 ただ、日本語教育関係の出版社の検索よりマシです。漢字やひらがなが一致しなくてもそこそこヒットします。

「本」のカテゴリーの特徴 ~おおざっぱ~ 

アマゾンのカテゴライズは、ひとつの本がひとつのカテゴリーにしか所属していないというものではなく、一つの本に複数のタグをふり、複数のカテゴリーに所属させる式だと思われます。つまりヤフーのようにカテゴリーで探していくよりGoogleのように検索で探してくれというタイプで、カテゴライズは「だいたい分けたよ」という程度のものです。ただし「ブログで稼ぐ」みたいな本にも「日本語」とか「言語学」のタグがふられていることも多く、結果、単純なワードで検索してもダメということになっています。

「本」のトップはここです。日本語教育関係を探すのはだいたい2つのルートがあります。トップから「語学・辞事典・年鑑」→「日本語」の語学ルートと、同じくトップから「人文・思想」→「言語学」の人文ルートです。どちらのルートで行っても、到達するカテゴリのページの半分くらいは同じですが、ちょっと違いもあります。以下は日本語教育の本を探すなら、ということで進めています。

その1 語学ルート

日本語教育の教材や日本語教師向けの本を探すならこちらのほうがいいようです。

AmazonのTop から「」に行き、「語学・辞事典・年鑑」をクリックすると、「日本語」や「外国語学習法・旅行会話集」「辞書系」 というカテゴリーが出てきます。「外国語学習法・旅行会話集」は、以降のカテゴリーは無く、ほぼ英語と中国語で埋め尽くされています。

で、「日本語」をクリックすると

というカテゴリ-があり、これがほぼ最下層です。(辞典はその下層にいろんな種類ごとに分かれていきます)

「日本語教育」は教師向け、「外国人向け日本語学習」は学習者向け、「日本語能力検定試験」は、能試ではなく、教育能力検定試験のほうです。日本語教育関係の本を探すなら、この3つが重要ですが、この3つの間はわりと混在していますし、「うんこドリル」なんかも入ってきます。日本語教育関係者が児童向けの本を買うというデータがモトになっているのかもしれません。

その他の、「日本語研究」「国文法」などにも日本語教育関係の本は少しありますが一般書も混在しています。この「日本語」カテゴリーは、日本語に関する一般書と日本語教育の本が軸になっているようです。「日本語教育」は言語学関係の本は少ないので、日本語教師が言語学を含む勉強の本を探すなら次の人文ルートがいいと思います。

その2 人文ルート

言語学よりのルートです。

「人文・思想」→「言語学」に行くと

となります。「言語学」と「言語研究・記号学」は最下層で、ほぼ言語学の本がずらずらと出てきます。

で→「日本語・国語学」はさらに細分化されます。

が現れます。これが最下層です。日本語研究は上と同じなので日本語教育関連の教師向けの本があり、その他のカテゴリーにも日本語教育方面の本はそこそこありますが、メインは一般書籍と言語学関係です。「外国人向け日本語~」は無いので日本語教材は探しにくい。つまり、教材含む日本語教育なら「語学ルート」のほうがいいということになります。こちらは言語学系のルートと言えます。

👉 「人文・思想」→「教育学」に行くと、ほぼ小中学校の教員養成関係です。

まとめると…

語学ルートと人文ルートを合わせると、日本語関係はだいたい以下のようなカテゴリーがあるということになります。

ここに入らないものは、教育学や心理学、洋書などまだまだありますが、日本語教育の本を探すなら、だいたい上のカテゴリーにあると言えそうです。

kindleのカテゴリーの特徴 ~よりざっくり~

「本」カテゴリーにはkindleも含みますが、kindle版だけならkindleストアからも探せます。冊数が少ないので「本」カテゴリーに比べると、カテゴライズはざっくりで、最後の階層の区分けがないくらいのかんじです。

ルート1 語学ルート 

トップ → 語学・辞事典・年鑑 → 日本語(2020年7月で149冊)

ルート2 人文ルート

トップ → 人文・思想 → 言語学 (2020年7月で10,000 以上)

ということからわかるように、カテゴライズでは日本語に入れられた本は少なく、言語学は多い。外国語の学習本や「ブログで稼ぐ」的な本は言語学カテゴリーになっていて、日本語は、日本語の教科書など地味なラインナップです。このへんは、kindle本独自のもので、なんとなく逆なんじゃないか?という気はしますが、アマゾンの考え方なんでしょう(kindleには自費出版の本も入ってくるのでカテゴライズが混乱しがち、ということかもしれません)。いずれにしても、kindleではカテゴライズはあてにならず、検索も(いろいろやってみましたが)ほぼ機能しません。つまり日本語関連とか言語学関連でkindle化された本がどのくらいあるのかは、アマゾンではわからないことになってます。

アマゾンの会員サービス

:kindle端末が常に4000円引き。配送料無料。(ネトフリほどじゃないけど)映画・ドラマが見放題。などなど。。。月一でアマゾンを利用するならだいたいモトがとれるということになっています。おまけでついてくる月に1冊無料で読めるPrime Redingの対象の本は自己啓発系の本が多く、日本語関連などは皆無です。Prime Musicは、それぞれのジャンルの定番的なアルバムの一部の曲とその他がちょこちょこあるかな、ぐらいです。

学生は半額になります。↓

「日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学籍番号または学生用Eメールアドレスが必要となります。(学生証などの学生であることを確認できる書類をお持ちの方はカスタマーサービスへお問い合わせください。」とのこと。あとクレジットカードも必要。

:和書12万冊、洋書120万冊の電子書籍が読み放題。ハリーポッターなど往年のベストセラーなどもある。マンガも少し。時々、2ヶ月100円などとキャンペーンをしているので、それでお試しをするのがよさそう(ただし加入しないなら、キャンペーンが終わる前にしっかりキャンセルする必要がある。キャンセル方法はやや見つけにくい)→ラインナップ

👉 プライム会員はプチKindle Unlimited的なサービスのPrime Readingというものがあるが、冊数は少なく自己啓発本がほとんど。

アマゾンのセールはアマゾンの自社製品(Kindleなど)以外はそれほど安くないですが、Prime会員はさらに安くなるということがあるので、セールでKindleなどを買う際にお試しで1年だけPrime会員になるという人は結構いるようです。

基本的なセール期間

毎年恒例のものは以下です。だいたい2~5日間くらいで、タブレット類(kindle fireやPaper White)は3割引、プライム会員は半額近くになります(ただ発売したばかりのものは安くならない)。アマゾンのセールは最安値というわけではないので、基本Paper Whiteや fireを買うならセールのタイミングを待ちましょうという程度かなと思います。

  • 初売り 1/1~4
  • プライムデー 7月中旬
  • ブラックフライデー 11月20日あたり。米国発ですが世界規模でもうっすらやるようです。
  • サイバーマンデー 12月上旬

3月~4月にもセールがあることもあるようです。これらの大きめのセールの間に、2ヶ月に一度くらいのペースでタイムセールという小規模セール期間もあり、この時もタブレット系は2~3割引になります。

セールの情報収集

だいたいのペースは決まってますが不定期なので、セールの情報をアナウンスしてくれるツイッターのアカウントをフォローするのがが一番はやくて正確。以下のアカウントはお勧めです。

アマゾン公式ツイッターアカウント

キンドル:@AmazonJPkindle:
アマゾン公式:@AmazonJP
セール情報:@AmazonJPSale
本のお得情報:@AmazonJPbooks

非公式のアマゾンの情報アカウント (非公式のほうが細かいし早い傾向があります)

きんどう:@zoknd
きんどうセール速報:@kindouinfo

私達のアカウントでも日本語関連のセールなどはツイートします。
@webjapaneseb

アマゾンの通知を使う方法もあります。

メールは
https://www.amazon.co.jp/gp/gss/home

書籍の他に買うとしたら…

kindle(電子書籍リーダー)、タブレット

kindle(専用リーダー)

Kindleシリーズ

私たちは出版グループで電子書籍も自前で作っていますのでいろんなハード上でチェックしますが、やはり電子インク(液晶ではない読書用に開発された方式)上で読むのは紙の本の体験に近く読みやすいです(例えば校正などでも電子インク上のほうがちゃんとできます)。

電子書籍は国際標準規格であるePubというものがありますが、アマゾンや楽天などの電子書籍を提供する会社によって微妙に規格が違いますので、利用する電子書籍ストアが提供する(または推薦する)ハードを買う必要があります(もちろんスマホやタブレット、PCでも読めるようになはなっています)。

アマゾンで買うなら、液晶でタブレット的なAmazon fireというラインと、モノクロで電子インクの電子書籍専用のKindleやPaper White という二つのラインがあり、前者は1万円前後、後者は5000~1万円です。後者のkindle端末は、テキスト主体のものは液晶よりも読みやすく、マンガも十分読めます。ハードオフやネットオークションでも2000円くらいで買えますが充電がどのくらい残っているか確認できないので、新品をセールを狙って安く買うほうがいいと思います。

👉 Kindleの過去の機種についてはWikipediaが詳しいです。

👉 容量は8GB(中古の4GBでも)で十分だと思います。システムで使うのは1GB弱。マンガが1冊50MB、テキストの本が500KBくらいですから、8GBでだいたいマンガが160冊、本が14000冊入る計算になります。データがいっぱいになれば読まなくなった本と入れ替えはできますので大丈夫です。

タブレット

アマゾンのタブレットのトップ

kindle fireというラインナップのほうは、安い液晶タブレットで電子書籍リーダーとしても使えるというものです。ただしPaper Whiteと違って電子インクではなく液晶なので、文字の視認性は落ち、長いものを読むのはやや辛いです。マンガなら大丈夫ですが。

もちろん市販のタブレットでも電子書籍はアプリで読めます。iPadのOSであるiOSやその他のタブレットのOSであるAndroidOSには、アマゾンからアプリが出ていますので、それをインストールすれば大丈夫です。2010年代後半からタブレット人気は低下、国産の割高タブレット(2社ぐらい、基本学校などの法人相手でダサめ、3万~)か、中国製(3社ぐらい、2万前後だけど使いにくいアプリ満載)か、「勝ち組タブレット」のiPad(4万~)かMSのSurface (8万~)しかありません。ここ数年は最もコスパがいいタブレットはアマゾンのKindle fire(定価1万ちょっと、セールで五千円ちょっと)ということになっています。

👉 ただし、Kindle fireはインストールできるアプリに制限があり、買った後、Googleプレイストアをインストールしないと、他のタブレットと同等にはならない、というハードルがあります。難しくありませんが、これを買う前にやれるかどうか「fire googleプレイストア」などで検索して調べてください。ただし、これができなくてもツイッターやFacebookの公式アプリくらいならインストール可能です。

その他の日本語教師関連のグッズ

教材をスキャンしてPDFにする(「自炊」と呼びます)際はスキャナーが必要ですが、定番はScan snapシリーズです。ネットにも使い方の説明が最も多いです。プライベートレッスンや授業をする先で音声を鳴らすものが無い場合、スマホやタブレットのスピーカーでは音量が不足しがちなので、スピーカーを持ち混んだほうがいいと思います。Bluetoothのスピーカーは検索すると山のように出てきますが、小さいと音量が不安、大きいと大変、ちょっと重いけど、充電すれば長時間(24時間)大丈夫で、十分な音量があるものとして、Anker Soundcore シリーズが定番です。日本語学校の20人用教室や市役所の中会議室くらいなら十分です。

あとは、レーザーポインターぐらいでしょうか。

アメリカのアマゾンのアカウント取得

日本以外の国に滞在するあるいは移住する場合、ひとまず米アマゾンのアカウントも取得しておいてほうがよいと思います。米アマゾンのアカウントは他の国のストアでも使うことができる最強アカウントということになっています。(日本は例外的にダメ。結合する方法がありますが…後述)。もちろん、他の本も商品も買えるので楽しいと思います。海外に行く方も在住の方も米アマゾンのアカウントを取得していれば、他の国のストアにそのアカウントでログインできますので、とりあえず米アマゾンのアカウントは取得しておいてほうがいいと思います。サイトの作りはほぼ日本のアマゾンと同じ(ヘルプもほぼ同じ)なので、日本のアマゾンになれている人は、アカウント取得も買うのも簡単です。

アカウント取得は、名前、メアドだけ。

https://www.amazon.com/
に行くとSign inという小窓が出るので、そこのStart hereをクリックし、名前とメールアドレス、パスワードを考えて入れるだけです。アカウントを作成してログイン後、クレジットカード番号と自分の住所を登録しておくと、買い物の時に送料も出ます。送料は本一冊で8ドルくらいで、10冊から関税がかかるようです。カートに入れて支払いの際に送料と関税の額も表示されます。あとはクレジットで購入するだけです。英語もそれほど難しくないですし、迷ったら別窓で日本のアマゾンの同じ画面を出せばだいたいわかります。

米アマゾンのアカウントで現在以下の国にログインできますが日本まで発送してくれるのは8カ国のみです。

日本まで発送してくれる:米英西独加仏中伊
発送は無し:メキシコ ・ オランダ・オーストラリア・インド ・ ブラジル

👉 私達の出版グループは米アマゾンから出していますが、2020年以降は日本では印刷版は購入できなくなり、米アマゾンで買って送って貰うしかなくなり(送料は1冊8ドル前後)、ドルの価格を下げて、なんとか購入していただく、ということになっています。

アマゾンの「国境」

アカウントの国境、ハードの国境などいろいろあり、しかも時々変わります。そのうえ公式アナウンスはない、ということもあります。これはゲーム機器などでもよくあることで、いろんな人の検証などから推測するしかないこともあります。以下は参考程度にしてください。

ストア間の国境

  • 日本で買ったkindleなどを海外からアマゾン日にアクセスはできる。
  • 海外から日アマゾンの本を購入するのは基本的に可能だが、5冊程度の冊数制限がかかることもある。
  • 「基本的に別の店」と考えたほうがいい。アカウントは米アマゾンで日本以外はログインできるが、ハードや購入は国境があると考える。

アカウントの結合

日本とアメリカのアカウントを結合できることになりましたがメリットは「すでに買った本は」どちらのアカウントでも読めるようになる。ということだけで、購入は自由ではない、ということのようです。つまりあまりメリットは無く、細かい注意点が多いです。今のところは、結合はせず、日米、別にアカウントを取得して切り替えて使うほうがよさそうです。また、ログイン時に区別できないことがあるようで、違うメアドで取得したほうがいいそうです。

日アマゾンのヘルプ: Amazon.comのアカウントを結合済みのお客様
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201265640

【参考】(以下を参考にさせていただきました。ありがとうございました)

キンドル日本版は海外で使えるのか | 空飛び文庫。
https://ameblo.jp/olivegreen09/entry * 11389492387.html

米と日本アマゾンのアカウント統合…その後…
http://emanate28junkbox.blogspot.com/2017/08/merging-amazon-com-and-cojp-accounts.html

既存Kindleユーザの日米Amazonアカウントのライブラリ統合について | 代助のブログ
https://daisukeblog.com/?p=1931

ブラウザーの機能拡張

その他、図書関係機能拡張というものがあります。自分が住む地域や近所の図書館を登録しておくと、アマゾンのページを検索した時に「この本は近所の***図書館にある」と教えてくれるというものです。出版社にとってもアマゾンにとっても困った機能拡張ですが、日本語教師は高い本をバンバン買うのは難しいですし、便利です。(ただし大まかな位置情報を提供することになります)

その本、図書館にあります。Chrome ウェブスト

👉 このページに関連する私達の出版物のご紹介です。


国語辞書を使いこなすための各社の符号や記号の解説から、個別の辞書の特徴の詳しい説明、日本語教育に向いているのではないかという辞書の紹介、デジタル辞書の特徴や案内まで。

ながさわ 著
出版社による紹介ページへ



研究

  • 辞書・読書案内・アマゾン活用.txt
  • 最終更新: 2022/09/29 01:08
  • by webjapanese