概要

この日本語教師Wikiは、日本語教師や日本語教育に関心がある人が、項目別に情報を蓄積&シェアするオープンな場所として作られたものです。ネット上のコミュニティに所属しなくても、SNSをやらなくても、ネットに接続さえできれば日本語教育に関するあれこれをシェアできる場が必要だと考えました。ユーザー登録はなく、ログインも個人情報収集もありません。Wikipediaのように誰でも閲覧できます。

Wikipediaのように定義をするような辞典的なものを目指すものではなく、基本的な情報源を示し、概要的な知識を仕入れ、その先を調べるための出発点、ポータル的なページを作るというのがコンセプトです。ネット上で探したほうがいいテーマのページは無理してあれこれ書いたりしないことにしてます。スタートは2019年6月。ほとんどのページは、まだ基本的な項目を埋めただけです。数年かけて作っていく予定ですが、更新もあまり期待しないでください。

すべての項目は基本的に日本語教師の立場にたって書かれたものです。比較的高収入とは言えず、学校や教室などでも金額的な投資は期待できない、つまり、あまりお金はかけられないという前提で書かれています。新しいものを追いかけて、あちこちアカウントを作るのではなく、可能なかぎりOS間の互換性があり、新たにアカウントをとったり、ソフトをインストールしなくて済む方法で、後は「Googleで済むならGoogleで」というスタンス*1です。しかし、これは海外の教育関係者(世界的に公教育への国の補助は退潮気味です)のICTに対する感覚と近いものだと思います。

👉 新しいベンチャーは「Googleでは出来ないこと」で勝負するしかないのですが、ちょっと待てばGoogleでもできるようになるとか、Googleのサービスを組み合わせればできる、ということはよくあります。このWiki では、新しいサービスがでる度にアカウントを作っても管理が大変になるだけで個人情報流出のリスクも高くなるだけだし、基本、One Drive、One note、Evernote、iCloud、などのノート、ストレージ、クラウド系サービスは、全部Googleをしっかり使いこなせれば済むからいいか、とようないうスタンスです。

Wikiのスクリプト(pukiwiki)を使っていますが、誰でも編集可能にすると管理が大変なので、最初から項目を作り、削除や修正、追加は掲示板で受け付けて管理者が作業をするというやり方で管理します。従って、Wikiというよりカード型のデータベースのようなものになっています(設定ミスなどで編集可になっていても編集はしないでください)。

記述に間違いはたくさんあると思います。修正しながら、願わくばご指摘をいただきながらよりよいものにしていきたいと考えています。内容に誤りがある、リンクが外れている、新しい情報を追加してほしい、というような場合は、掲示板を通じてお知らせください。掲示板ではその提案の投稿記事が読めるようになっています。Wikiのオリジナルの情報のすべてのライセンスはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンスです。掲示板への投稿はライセンスに同意したものとみなされます。

ICT関連の項目に限っては、比較的苦手な人も多いことが予想されるので、基本的なところから少し説明を加えました。なるべく偏りのない視点で、クールに淡々とした記述を心がけますが、ネットの世界のアレコレは、通り一遍の建て前だけではしっかり説明できないので、テーマによっては、ある程度の見方、切り口が必要なこともあります。日本語教育の世界の一般的な解釈とは違うことも多々あります。ご了承ください。

このWikiは日本語教師読本シリーズ:という書籍のシリーズの企画としてスタートしました。シリーズの書籍のサポート、付加的な情報なども兼ねています。

👉 MacOS方面はやや弱いです。このWikiを主に書いている担当は、マック、Windows,、Linuxのあれこれ、iOS、Androidはひととおり使ってきており、サイト制作と電子書籍制作の経験がありますがプログラミングの知識はありません。ここでは基本、なるべくOSに依存しないものを中心に扱っていきます。昔スタッフ向けに書いたもの(1999年からすべてオンライン上で仕事をしています)や、一部、日本語教育サクサク(CC BY NC SA 4.0です)で書いたもの、作った画像などを流用しています。

一般的な項目について

トップページを親、そこからリンクがあるページを子と考えると、孫ページは、九州→福岡などの県のページくらいです。つまりトップにある項目がほぼすべてです。日本語の教材やなどに関しては、一からの記述は目指しません。情報へのリンクが中心です。なるべく国際機関や政府など公的など一次情報へのリンクを置きます。

その他の一般的な項目、例えば「タイ語」「Office」みたいな項目はググればよりよい情報源にアクセスできますし、本家のWikipediaも充実していますから改めて0から記述する必要はあまりないはずです。どのページも基本情報はほどほどですが、全体を見渡して、整理してあるページはあまりないので、その「俯瞰でみる」ということが出来るというメリットがあるかもしれないということと、例えば「タイ語を母語とする日本語学習者に関すること」は他ではあまり整理されたものがありませんし、ここで蓄積していく価値はあると思います。掲示板で追加情報を投稿してくださるとありがたいです。

日本語教育関係の法律、規制、組織、在留資格に関することは、おそらくあと5年くらいは、ぼんやりと作って様子をみるみたいなことになりそうです。細かいことはバタバタと変わったりする可能性大なので、基本的なこととソースへのリンクだけで、細かいことは追いかけないことにします。

ICT関連の説明について

どこから

日本語教師は比較的デジタル関係に弱い人が多く、職場でも活用はかなり遅れています。大学関係者や民間の「詳しい人」のレベルも他の業界に比べると決して高くはないので、あまりよい説明がネットになく、冷静な客観的な紹介記事が少ない傾向があるように思います。特定のサービスがいいとかおもしろい、という記事は増えてきましたが、何かをやるための選択肢が他にどういうものがあり、その選択肢の中でそれを選ぶ意味はどういうことか?というような俯瞰で捉えて書かれたようなものは少ないという印象です。紹介記事でも、教育の現場で使う際のセキュリティや個人情報管理などに目が行き届いているとは言いがたいと思います。今は、総じて、何かをするためにデジタルのあれこれを活用するのではなく、デジタルを活用すること自体が目的となっているような印象です。少なくとも教育においてICTをどう活用していくかという議論にエバンジェリストは不要です。

この日本語教師Wikiではデジタルにはしゃぐことなく、淡々と、メリットだけでなくリスクなどもしっかりおさえつつ、必要であれば注意喚起的なこともきちんと書いていこうと考えています。

このWikiのICTに関する初期状態の記述は可能な限り「メールはなんとかできるワードでプリントは作れる人」に向けての説明から始めるようにしています。問題なく使えている人でも、ただ慣れているだけで、基本的なことを見落としていることがあります。ジャンルによって得意、不得意もあります。そういう人の確認にも使えると思います。

どこまで

このWikiですべてを説明するのは無理です。詳しいソフトの使い方や設定などは、無理やりに0から書くよりも、専門家が書いたサイトや動画で確認するのが効率的です。

ここでは「何かを作りたい、やりたい」と考えた時に、それをやるために

の見当が付くことが大事だと考えています。それがわかれば、ネットで見たモノが「どうやって作られていて」「どの程度の時間、コストがかかりスキルが必要なのか」もわかります。検索するために、基本的なキーワードが出てくるようになることも重要で、そのためにも基本的なことは広く浅くでも抑えておいたほうがいいと思います。

日々忙しい教師にとっては、実際にやれなくても、こういうことがわかるということが大事です。わかっていれば自分でできなくてもわかっている人と共同作業ができますし、外注も上手にできます。デジタルに関してわからないまま、あるいは中途半端な知識で、丸投げで外注して悲惨なものを作っている日本語教育関係者は多いです。

このWikiを利用して「自分でできるようになる」のは、例えば音声や動画の編集ならシンプルなソフトでファイルを開いて、秒単位くらいでざっくりと切り貼り編集ができるようになるところまで、日本語能力試験でいうとN3くらいまでです。

それでも動画制作はユーチューバー入門編程度にはなっていると思いますからスタートラインにはたてます。その先の細かいこと(動画の凝った編集をするとか、音声を埋め込む教材を作るとか、細かいソフトの使い方など)は、おそらく、もっと詳しい人によるいい説明がネット上にありますから書かないようにしました。自分がやりたいことを考えて、このWikiを出発点にすれば、やりたいことに必要なことを探せるようになるはずです。

メールとホームページを見るまではできるけど…と一度は諦めた方も、このWikiを手がかりに再挑戦してください。今は、90年代のパソコンの操作より、格段にトラブルも少なく、簡単になっていることも重要です。ソフトもかつてより初心者向けのものは扱いやすくなっていて、ほぼすべてのジャンルで無料のオープンソースのソフトがあり、日本語教育で使えそうなフリー素材も90年代に比べると圧倒的に増えています。簡単なものなら誰でも何でも作れますし、やる気さえあればプロ並みの作品もほぼ無料で作れ、すぐにネットで公開&販売できるのも2010年以降のデジタルの世界の新しい特徴です。再チャレンジする価値はあります。

「日本語のネット社会」をどう考えるか

ツールの選択や使い方は情報を収集して判断すればいいのですが、SNSなど、ネットのことをどう解釈し説明するかは、その人の考え方が反映されます。

このWikiでは、日本語でやりとりされるネットの世界をひとまず「日本語のネット社会」として切り取りとることにします。そして、このWikiでは「ネットはもはや特殊な、語学の勉強の場として活用するだけの場所ではなく、すでにひとつの社会でもある」と考えます。日本語のネット社会と日本語以外のそれとは違うところもあります。日本語のネット社会の中でも所属する場所によって見えてくる光景がかなり違うという傾向も強くなっています。そして「日本語教師は日本語のネット社会の特徴を、学習者が飛び込む社会のひとつとして、学習者のために基本的なことを理解しておく必要がある」とも考えています。

学習者にとっての日本語のネット社会はいいことだけではありません。ネット社会において、テキストのやり取りが主流である以上、一般社会よりも日本語の能力(特に読み書き)が低いことは不利に働くリスクがあります。どちらかというと注意点を中心にピックアップしていくことになります。もちろん、教師が推奨しなくても、日本語が上達し、日本で生活するようになれば、LINEを交換し、食べログで店を調べ、SNSで情報収集をするようになる可能性は高いです。地方ではネットでないと買えないものはたくさんあります。もはや日本には書店も銀行もない地域のほうが多いのですから。しかし、その付き合い方の濃淡はいろいろで学習者が選択すべきことです。

このWikiに書いてあるのはあくまでひとつの切り口です。日本語教師が学習者のためのよいガイド役になるために身につける知識はどういうものがあるのかを考え、あなたなりの日本語のネット社会に対する見方や、教師として学習者にすべきアドバイスを考えてみて下さい。

デジタル関係得意だよという方へ

最初にデジタルネイティブなどと呼ばれた世代は今40代です。もうデジタルやネットの活用は普通のことであり、日本語学校でも本格的な導入が始まりつつあります。アナログ対デジタルの対立の時代は終わりです。アナログからデジテルに適応してきた世代も、最初からデジタルだったよという世代も、苦手な人達を足手まといの「旧世代」などと突き放すのではなく、デジタルデバイドの問題としてとらえ、丁寧にしっかり向き合っていく時期です。

一般の会社や海外の教育現場では、苦手な教師には研修があります。日本語教育ではそういう導入コストを考えない傾向があり、多少できる人たちが、辛抱強く、苦手な人達にデジタルのメリットを説明し、経験してもらい、実感してもらうということを丁寧にやっていく必要があります。今は長く日本語教育を支えてきた教師と若い教師の間に分断があり、デジタルがその分断を大きくしている*2残念な状況です。

しかし、日常的に使っているものを0から説明するのが意外と難しく、面倒であるのは言語と同じです。「digital as a second language」と捉え直して教えることは日本語教師は得意なはずです。

特に、成人後にアナログからデジタルに適応してきた世代が「自分も苦労して適応したんだから努力しろ」「未だにできないやつは切り捨てろ」となってしまう傾向があります。しかしこの世代は両者の橋渡し役になれる可能性があります。知識と経験がある人をアナログだからという理由だけで排除するのは日本語教育にとっても大きな損失です。たとえ相手が「デジタルなんて」という先入観を持っていたとしても、安易に「アナログ世代だ」というようなラベリングはしない。日本語教師を新旧世代というような敵味方に分けない。学習者のためにどう有効で効果的なのかを軸に辛抱強く対話と説明を続けるしかありません。

これからは、デジタルに強い日本語教師とは、学習ツールをたくさん知っていて活用の方法を教えるだけではなく、日本語のネット社会の特質をしっかりと観察、分析し、事前にきちんと注意喚起ができる能力も必要になってくるはずです。

このWikiを利用してください。このWikiは、CC BY SAなので、著作権表示などのルールさえ守れば、連絡不要で、印刷&コピー可です。学校や勉強会などの基礎資料やたたき台として好きなように修正して活用して下さい。

👉 「デジタルはそこそこ活用してます」という人のほうが、クラウド上の共有ファイルの設定を間違ってデータを流出させるみたいな大きなミスをしがちです。おそらく日本語教育でも、これから本格的に活用が始まることになります。そうなると「絶対に流出させてはいけない文書」にどうアクセス権を設定し管理するかというような難しい問題が出てきます。今、なんとなく使えている人は基本的なところから、もう一度さらったほうがいいと思います。

Navigation

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このQRコードはトップページのURLです。スマホ、タブレット対応です。

合計およそ300の項目があり、すべてのページにはトップページからリンクがあります。Google系とOffice系、技能実習制度などは、その概要を書いた親ページと個別のソフトなどを書いた子ページがあり、その場合は、「Google系 >」というようなナビゲーションが左上に出ます。迷ったら、左上のアイコンをクリックするといつでもトップページに戻れる、ということだけおぼえておいてください。

すべてのページには下のほうに同じものがあります。 まず、左下のほうにある φ(.. ) (メモをしてる人の顔文字)は、お寄せいただいた情報を追加する項目です。その下にあるのはCCのライセンス表示と検索窓、掲示板とこのページへのリンクです。

around,center
 

右下にある以下のアイコン群は編集管理用です。クリックしないでください。

around,center

ついでに以下のことをおぼえておくとほぼ迷わないと思います。

👉 他の場所にあるPDFなどを開いた時に文字が書けていたり、フォントがおかしいのはブラウザーの問題です。ChromeだとPDF Viewerという機能拡張で解決します。他のブラウザーでも機能拡張があるはずです。

情報を寄せてください。

この日本語教師Wikiは、最初に基本的な情報だけ書いてあります。訂正や情報追加したい時、修正すべき、という時は掲示板に投稿してください。ただし、ライセンスはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンスです。投稿でお寄せいただいた情報も同じライセンスでの掲載となり、名目上の著作権者にwebjapanese.com がなることに同意したこととみなされます*3

掲示板へ投稿されたものは掲示板ページで表示されます。数ヶ月に一度くらいのペースで巡回してwikiに反映します。個人情報などルール違反の投稿も巡回までは表示されたままであることに注意してください。管理できなくなったら掲示板は閉鎖し、他の方法を考えます。変更の場合も以下のページでご案内します。

掲示板

👉 リンク外れなども掲示板でお知らせいただけるとありがたいです。なお、リンクが外れている時で、頭が http:// となっている時は、https:// と sをつけると繋がる場合があります。現在(2017~)世界のサイトのこの部分が修正・移行中なので。

匿名性の尊重

掲示板でお送りいただいたノウハウ、情報を本編ページに反映する際は、原則として(訂正、修正、短いデータ提供を除く)提供者のお名前も記事の最後に(投稿者名)で入れます。投稿者名が匿名希望の場合は、名前を空欄で投稿も可能です。その場合は(匿名)の情報として扱われます。

掲示板へのリンクはここやトップページの他、各ページの一番下の検索窓の右にもテキストリンクがあります。

運営方針

運営主体

このWikiは、webjapaneseによって運営されています。このサイトに関することやプライバシーポリシーなどは、サイトのトップのAbout usに書いてあります。

ライセンス

このWikiのすべてのデータ、ユーザーが投稿した記事のライセンスはWikipediaとほぼ同じ、クリエイティブ・コモンズの CC BY SAとします。誰でも、商用、非商用問わず二次利用できます。ページをコピーして使ってもいい、改変してもいい、なんなら売ってもいい、というライセンスです。私達もその権利者の一人として書籍化する可能性もあります。また、運営者が変わることもあります。あなたが投稿したものもCC BY SAとなり、誰かに書籍化され販売される可能性があることも理解しておいてください。改変してもいいライセンスにしているのは、記述に間違いがあった場合自由に修正できるように、です。できれば間違いがあれば、掲示板を通じてご指摘くださると助かります。

もちろん、上記のライセンスであるのは、オリジナルのテキスト情報だけです。リンクや引用された動画などはその対象ではありません。

👉 2010代以降、ブログ文化の終焉で一時停滞していた個人による情報の発信はSNSの登場でまた増えましたが、情報発信が個人のブランディングのひとつだという考えが広まり、情報は拡散されても、集約されません。匿名含む、いろんな人の知見を集めて整理し、シェアする場所は、個人の宣伝の場にはならないこともあり、作りにくくなっています。ライセンスをCCにするのは、もう一度、ネット上の情報共有のあり方を考えてみるという試みでもあります。

利用する際は

CCライセンスは付ける際の説明はあっても、使う場合にどうすればいいのか、解説しているページは少ないですが、著作権表示をどう記載するのかは、クリエイティブコモンズのFAQを参照してください。

サイトの継続

このWikiのシステムはやや古く、セキュリティもいまひとつです。悪意をもった攻撃でダメージを受ける可能性があります。掲示板はスパムやいたずらが増えたら、よりセキュリティの高いフォームのみにする可能性があります。サイト自体の継続が難しくなったら閉鎖する予定ですが、同じライセンスで引き継いでくださる方を公募し、ログデータごとお譲りします。pukiwikiを設置する知識とサーバーがあれば簡単に移行*4できます。こういうサイトは運営者がちゃんと続けるのか?が懸念材料なわけですが、継続できなくなれば引き継ぎの人を探す努力はします。引き継ぎ後は著作権者が変わる可能性があります。また、このライセンスの引き継ぎの可能性に関しても同意いただいたものとします。長く無償で利用できるアーカイブとして続けるための方法です。ご了承ください。

👉 バックアップは時々とりますが、このpukiwiki自体がやや古いスクリプトで実質的に開発も終了しており、セキュリティ関係もいまひとつなので、データの保証は難しいです。努力はしますが。

広告

アマゾンのアソシエイトプログラムを利用しています。アソシエイトプログラムは、アマゾンの審査を経て参加し、このプログラムを経由してリンクを作り、そのURLを商品のリンクとして使うことによって、商品が購入されれば3~%程度の紹介料が入るというシステムです。書籍はほぼ3~4%、本来なら書店に入る分なのでこのプログラムの紹介料が本の価格に上乗せされているわけではありません(もちろん書店の利益は本の価格にあらかじめ盛り込まれているというような意味ではされてますが)。特定の書籍の紹介料が高いということもないので、このプログラムによって紹介する書籍がコントロールされるわけでもありません。レンタルサーバーの経費くらいにはなればいいなと考えています*5。この2つの他は、広告やどこかに誘導する的なものはありません。

👉 アマゾンの紹介料率は本は安く(3%)、食品やビールなんかは高い(8%)ので、サイトの維持に協力してやろうという方はこのリンクからビールなんかを定期的に買って下さい。サイト作りというのは、まったく割に合わないのです。

書籍の紹介で使用している書影はアマゾンのアソシエイトで提供されているものです。以下のようなツイートはあるものの、各社の書影の著作権ははっきりしないのですが、書籍の紹介目的のコンテンツであれば利用してもよいと判断していますが、問題があれば、お知らせください。

編集方針

この種のものは、読むだけの人のほうが大多数で、多くの投稿や批判、議論によって、バランスのとれたものとなる、というところまではいかないと思います。特に日本語教育業界ではネット上で批判したり議論することを避ける傾向があり、ネットによるフィルタリングがあまり機能しません。残念なことですが。

つまり、最初の記述によって性格がきまりがちです。そして、当然、寄せられた情報の取捨選択も必要になるので編集方針が必要です。どういう編集方針なのかは、個々の記述をみていただくのが一番早いと思います。確実でない情報は避け、検証がされていないものは軽々しくは扱わず、セキュリティ上安心感がないサービスは積極的には紹介しない、というような傾向はあると思います。

特にネットのサービスの紹介に関しては慎重です。教育の世界では、場合によっては学習者の学習データなどがサービス提供者に使われることがありますし、学習者にアカウントを作らせることになると、かなりの個人情報を預ける可能性もあるからです。また、サービスそのものには問題がなくてもユーザーコミュニティがアウト、みたいな微妙なケースもあります。この種のことは、ある程度ネットに関する知識や経験がある人とそうでない人が見える風景がかなり違います。

基本的に、ここは最新情報を紹介するところではありません。そのサービスがそこそこシェアもとり、ユーザーの評価も出て、試してみてもいいかもとなって、はじめてページを作る、くらいです。やや保守的に映るかもしれませんが、安易にセキュリティに問題があるサービスを拡散するよりいいかなと考えてます。

分類・用語について

日本語教師Wikiが扱わないもの

なるべく長く続けるために管理が大変なものは扱わないことにしました。また、安易にシェアできないもの、Wikiとして蓄積していく方法があまり向かないジャンルというものがあるように思います。以下は扱いが難しいと考えるものです。

日本語教育の世界は、議論において言葉の定義が厳密にされない傾向が強いと思います。特に新しい教授法や「あり方」の議論で顕著です。混乱を避けるため、そういうものは、ここでは扱わないか、情報へのリンクだけにとどめるということにします。

日本語の教え方周辺は、すでに書籍も多数出ており、職場などでもノウハウが蓄積されているはずです。手法や考え方にも幅がありますし、場合によっては管理が大変になる可能性もあり、あえて項目を設けることはしませんでした。

また、日本語教育関連の政策、法律、規制も、おそらく今後、コロコロと変わっていく可能性があり、常に最新の情報を掲載するのは無理です。ICTの最前線みたいなことも同様です。

この日本語教師Wikiの目的は日常の授業などで試行錯誤している教師のネット検索のスタート地点になることです。議論の場にはせずに、大きなテーマは基本的な記述とリンクなどを中心に作っていきます。

以下、扱わないテーマとその理由です。

教授法

日本語教師の間において、教授法に関しては解釈も幅があり、定義も人によって違います。議論のための検証データなども不足しています。現状では、項目を設けてもよいものになる可能性は低いと判断しました。

日本語のあれこれ

文法や具体的な教え方なども扱いません。ベータ版では文型や語彙、目的別など500ページくらいの項目を作ってみましたが、それらはすでに学校や書籍などにいろいろと蓄積があり、ネット上にアクセスできる情報も多いので、管理的な負担も考え、やらないことにしました。

授業のアイデア、活性化的なこと

授業の工夫やアイデアは、教室で現役でバリバリ授業をやってる人が、できればチームで、ネット上に集約する場所を作るのがいいと思います。ひとつ決定版があれば十分ですが、まだありません。ライセンスの定義や徹底などちゃんとやるのはかなり大変です。スポンサー広告もあまり期待できないので、まずはお金のことは横において「必要だからやる」「やるからには責任をもって長く続ける」という人が現れないと難しいかもしれません。

細かなアイデアなどはSNSなどでも話題になりますので、そちらで追ってみてください。Togetterとか、NAVERなどでまとめてみるのもいいと思います。

業務の効率化的なこと

基本的な環境整備などは扱いますが、その先の細かいところまでは。変化が激しいところなので、個々の現場で専門家に相談しながら考えるのが一番だと思います。業務の効率化はまず一人一人のデジタル関係の知識の底上げをすることが重要なので、このWikiはそこでお役にたてればと考えています。

日本語教育のあり方的なこと

これも、政策の歴史や現状も含め、まずは一般の日本語教育関係者が、基本的な知識をふまえてからでないと、なかなか知識のシェアの場としてのWikiの充実は期待できないジャンルであるかなと、現時点では、考えています。議論のベースになるような中立的で基本的な知識を得るための場所になればと考えています。

日本事情的なこと

学習者の言語や国の教育制度などの重要な項目は扱いますが、いわゆる日本事情的なもの、能、歌舞伎からマンガ、アニメまで、日本語教師が知っておいたほうがいいと言われることは昔から多いわけですが、今は、ネット上にいくらでもよいサイトがありますので検索してみてください。

個人のサイトの紹介など

個人のサイトやアカウントを紹介するしないは、その個人の「ブランディング」に対してあれこれと関与することになり、いろいろと面倒なのです。公的なサイト、大学の研究者個人によるサイトなどは紹介する可能性があります。

👉 個人のSNSアカウントやブログを紹介するのは、その人がどういう考えで、どういう意図で紹介しているのか、をきちんと調べる必要があり、一部誤った記述があった場合どうするかなど、安易に紹介するのはいろいろとリスキーなのです。]]

「これが新しい!」的なもの

扱わないわけではありませんが、やや慎重です。

「これが便利!」というようなものは毎月のように発表され、沸き立つわけですが、ネット上のサービスの栄枯盛衰*6は激しく、ノート系、クラウドサービス、動画通信など、話題になって飛びつくと、数年で競争に敗れて消え、登録したデータも消え、解約は英語のみ対応で複雑なシステムだったりして、解約できないまま、自分の個人情報とともにどこかのベンチャーに売られたりします。プライバシーポリシーをよく読むと個人情報の扱いがかなり乱暴だったりということも結構あります。ユーザーの囲い込み優先でデータのエクスポートなどもできなかったりして、結果、サービス停止でデータが消失することもあります。

個人で使うのであればいいのですが、教育関連の場合、サービスによっては、学習者にアカウントを取得させないといけないものや、学校単位でアカウントを作るということに発展する可能性もありますし、やや慎重にならざるを得ません。学校で本格的に法人アカウントや学習者にアカウントを取ってもらい導入し、使おうとする場合、3年くらいで終了するかもしれないサービスだと躊躇します。どこかが吸収するとか買収されるみたいなことなら、少なくともアカウントの継続やデータの保護などもある可能性があるので、なんとかなるのですが、最近は、ユーザーが少なければ即死で終わり、個人情報は宙に浮いたまま、ということも増えました。

新しいサービスは、何かひとつかふたつは従来のものより便利だったりするものですが、GoogleやSkype、Microsoft、Appleがやってるサービスでもそこそこ代替できたり、ちょっと待てば、その機能を取り込んだり、ホントに先進的なら買収するかも、ということで様子見になることが多いです。それなりに安心感があるところの、ひとつのアカウントでやれたほうが、教師も学習者も楽で、いろいろ連携もでき、リスクも少ないです。ICTの活用が進んでる国の教育関係者(特に欧州)の多くは、だいたいこんなスタンスだと思います。

長く続きそうなサービスかどうかを見分けるポイントは、やはり長く続いてきたものであること、と、MSやGoogleなど大きなところがやってるか親会社のところです。まずは、そこそこ個人情報管理なども信頼できるGoogleやApple、Microsoftなどが提供するサービスをしっかり使いこなすことをまずは覚えるほうがいいのではと思います。

👉 もちろん、GoogleやAmazonが永遠に続くと信じているわけではなく、あれだけのユーザーがいれば、ユーザーから監視されているし、潰れてもどこかが受け皿になるだろう、というようなことが念頭にあるわけです。

このWikiにないことは…

扱わないことはたくさんありますので、ググってみてください。教材の共有の試みは少し増えてきましたし、現役の教師によるコミュニティはたくさんあります。国内だけでなく海外の大学のサイトにも注目してみてください。学習者自身が作ったサイトも充実しています。日本語だけでなくやはり英語でもググることは重要です。Redditで、japanese languageで検索するといろんな書き込みや学習方法の情報交換が行われています。

日本語教育のあり方的なことは、論点の整理のために書いたものがここに少しありますのでご参考になさってください。

免責など

このWikiの文責はwebjapanese編集部にあります。ただし、2019年7月1日に公開した後は、ここに掲載しているすべての記事は不特定多数による投稿により修正されます。内容と情報源の確実性を保証するものではありません。記述を元に何かをする場合は、すべて自己責任で行ってください。削除依頼に関しては申し出を受け、それが妥当なものと判断すれば速やかに対処いたしますが、一時的であっても、Wiki上に書かれたことで被ったトラブル、被害については、運営者であるwebjapaneseは一切の責任を負いません。 また、 CC BY SAであるのは、元々の記述と投稿者によって寄せられた情報のみで、外部から引用されたり埋め込まれたものはその対象ではありません。

謝辞など

一部地図などは以下のサイトの地図を使わせていただいています。
CraftMAP
http://www.craftmap.box-i.net/
白地図専門店(フリーの地図素材)
http://www.freemap.jp/

👉 Wikiの性格上、英語でひとつの語の中で大文字が複数あるとちょっと困ったことになりますので、Youtubeというような表記(本当はtは大文字)になってます。

 

一般的なお問い合わせは掲示板を通じて、より詳しいお問い合わせは、母体のサイトのフォームから送ってください。このWikiは、日本語教師読本の著者の方々にもご協力いただいていますが、「このジャンルは自分がもっときちんと書ける」という方がいたらご連絡ください。報酬はありませんが、責任編集者としてお名前をクレジットします。

 

φ(.. )

👉 Wikiにお寄せいただいた情報を転載します。

 

https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja
 
掲示板日本語教師読本 Wikiについて

日本語教師 Wikiクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンス、運営者はwebjapanese.comです。


*1 もちろんGoogleだって全面的に信頼しているわけではなく、ウォッチの対象です
*2 SNS上でデジタルに否定的な人達を煽ったり切り捨てたりするのは、相手に届かない場所であざ笑う行為に過ぎず対立を煽るだけで不毛ですが、ネットでは人気があるコンテンツです。
*3 ただし、このWikiにある情報は、オリジナルの記述に限り、CC BY SAなので、すべての人が商用利用も含め、このWikiのデータを利用することができます。
*4 Pukiwikiはデータベースを使いませんので、ファイルとログデータを移動して、パーミッションを設定するだけです。リンク外れ対策でログのURLは一部修正する必要があります。できれば大学のような継続的に運営できるところにお譲りしたいと考えています。スタート時で70MBくらいです
*5 がおそらく無理でしょう。このサイトは1997年から運営していますが、黒字になったことはありません。
*6 MIXI、Myspaceの時代は5年くらいでした。Facebook、Twitterの時代は10年になろうとしていますが、世界中でここまでシェアをとらないと10年もたないよ、ということかもしれません。ツイッターやFacebookで話題になったVine,VALU、WindowsRT,Mastodon,Google+,Google Reader,storify,は今どうなっているでしょうか?

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